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auじぶん銀行のボーナス払い|上限50%の仕組みと注意点

住宅ローンのボーナス払いの返済計画を立てるイメージ
この記事を書いた専門家(フィナンシャルプランナー)
遠藤功二(フィナンシャルプランナー)


遠藤功二(えんどう こうじ)

1級FP(1級ファイナンシャルプランニング技能士)

CERTIFIED FINANCIAL PLANNER、経営管理専攻修了(MBA)

三菱UFJモルガンスタンレー証券、オーストラリア・ニュージーランド銀行にて延べ1,000人以上の顧客の資産運用アドバイスを担当。 現在は独立系FPとして、投資に限らずライフプランニング、保険、住宅などの幅広い分野で相談、講演、執筆業務に携わる。

auじぶん銀行の住宅ローンでは、ボーナス払いを選べます。公式の名称は「半年毎増額返済」で、返済方法は「毎月返済」か「毎月返済と半年毎増額返済の併用」から選ぶ形です(2026年9月時点・公式の商品詳細で確認)。

ただし、使い方には二つの枠があります。ボーナス払いに充てられるのは借入金額の50%までで、引き落としは6ヶ月ごとの指定月。上限いっぱいまで使うほど、家計はボーナスの支給額に左右されやすくなります。

ここでは、auじぶん銀行での条件を公式情報で整理したうえで、ボーナス払いそのもののメリット・デメリット、そして金利が上がっている局面で気をつけたい点を順に見ていきます。

auじぶん銀行の住宅ローンについて詳しくはこちら

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auじぶん銀行の住宅ローン「ミックス」とは?仕組みと注意点を解説

変動金利と固定金利を組み合わせるミックスローンのイメージ

変動金利と固定金利は、どちらか一方を選ばなければならないものではありません。1つの住宅ローンを2本の契約に分け、変動と固定を組み合わせて借りる「ミックスローン」という方法があり、auじぶん銀行でも利用できます。返済額も総返済額も、変動だけ・固定だけで借りた場合のちょうど中間に収まるのが特徴で、「変動の低さは捨てがたいが、金利上昇も怖い」という人の折衷案になります。ただし契約が2本になるぶん登記関連費用が増え、審査結果によっては選べないこともあります。

一般的に変動金利は固定金利よりも低金利ですが、金利上昇リスクがあります。一方で、固定金利は変動金利よりも金利が高く返済負担は重くなります。目先の低金利を取るか、安定を取るか——その二者択一に見える問題を、auじぶん銀行の住宅ローンを例に整理していきます。

※本記事で解説するauじぶん銀行の住宅ローンの内容は、2026年9月時点に同行のウェブサイトで確認した情報に基づき記述しています。

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auじぶん銀行 住宅ローンのオーバーローン|諸費用込み借入の条件

諸費用込みで住宅を購入し新生活を始める家族のイメージ

auじぶん銀行の住宅ローンは、物件価格を超える金額の借り入れに実質的に対応しています。物件価格そのものを水増しして借りられるわけではなく、事務手数料・登記費用・仲介手数料・引っ越し費用といった諸費用を借入金額に含められるため、結果として住宅価格以上の金額を借りる形になる、という仕組みです。

ただし無条件ではありません。諸費用だけを借りることはできず、さらに借入金額が物件価格の80%を超えると適用金利に年0.045%が上乗せされます(2026年9月14日に公式サイトで確認)。諸費用を上乗せするほど、この境界を超えやすくなるという関係です。

(なお、この記事の中では、オーバーローンという言葉の定義を「マイホームの売買価格・建築価格以上の住宅ローンを借りること」として解説しています。)

※auじぶん銀行の住宅ローンの特徴や最新キャンペーンの実施状況はこちらのページを参考にしてください。

例えば、auじぶん銀行の住宅ローンでは、家具や家電の購入資金を住宅ローンに含めることは公式には案内されていません。個別の交渉次第では認められる可能性もゼロではありませんが、公表されていない以上、家具・家電購入費用を住宅ローンで借りるのは難しいでしょう。一方、「引っ越し費用」や「不動産仲介手数料」、「住宅ローンの事務手数料」といった諸費用については、住宅ローンの借入額に含めることができます。

auじぶん銀行の住宅ローンに戸惑いの声!?
auじぶん銀行の住宅ローンへの反応

上の画像は、2025年4月にSNS「X」で話題となったauじぶん銀行の住宅ローン利用者の声を示したものです。auじぶん銀行は以前まで「業界最低水準」の金利で多くの利用者を集めていましたが、最近では周囲の銀行よりも急速に金利を引き上げたため、戸惑いや困惑の声が目立っている様子がわかります。金利引き上げから数か月経過して困惑の声そのものは減ってきていますが、時間の経過と共に利用者が”あきらめた”、”慣れてしまった”と言えそうです。

一方、現在特に注目されているのがSBI新生銀行の住宅ローンです。同銀行は金利の上昇幅を比較的小さく抑えているため、他行と比べて相対的に魅力が増し、関心を集めています。住宅ローンを検討する際は、各銀行の最新動向を常に把握することが大切です。注目度の高い銀行の金利状況や特徴的な商品性は、必ずチェックするようにしましょう。

SBI新生銀行の住宅ローンの金利

SBI新生銀行の住宅ローンの最新情報はこちらから

諸費用込みの借り入れは、いまや銀行が用意する正規のサービス

“住宅ローンをオーバーローンで借りる”

この言葉をそのまま受け取ると”悪いことをしている”ような印象を受けますが、今の日本の住宅ローン業界においては、不動産会社や銀行に支払う手数料や引っ越し資金なども住宅ローンに組み込めるのが一般的になってきています。

つまり、”銀行が定める条件や資金使途であれば、オーバーローンで住宅ローンを借りるのは普通のこと”です。

様々な銀行が、正式なサービスとして諸費用の借り入れを可能としているぐらいなので、多くの人が住宅価格以上の金額を、無意識のうちにオーバーローンの状態で利用しています。

(オーバーローンとは、「住宅の価格(価値)<住宅ローンの借り入れ金額」になることなので、住宅購入や建築費用だけでなく、リフォームや家具・家電の購入費用、登記費用、仲介手数料、消費税等、住宅購入に関連する諸経費を住宅ローンに含んだ時点でオーバーローンです。)

メリットは手元資金の温存、デメリットは返済総額の増加

オーバーローンを活用する最大の魅力は、自己資金をほとんど使わずにマイホームを取得できることにあります。住宅購入時の諸費用や引っ越し費用までまとめて借りられるため、手元資金を別の目的に温存できるのが大きな利点です。

また、住宅ローンは他のローンより金利が低水準であることが多いため、マイカーローンやリフォームローンなど高金利の借り入れをまとめて一本化することで、毎月の返済負担を抑えられるケースもあります。最近は物価高騰や住宅価格の上昇で自己資金を貯めづらい人が増えており、オーバーローンを利用する層も確実に拡大しています。

一方で、オーバーローンは「借りすぎ」のリスクをはらむのも事実です。住宅価格を超える金額を借り入れる以上、当然返済総額は膨らみ、返済期間が長期化する可能性が高くなります。日本銀行は2026年6月15・16日の金融政策決定会合で政策金利を年0.75%程度から年1.0%程度へ引き上げ、7月30・31日の会合ではこれを据え置きました。次回の会合は2026年9月17日・18日に開かれ、結果は18日に公表される予定です日本銀行「金融政策決定会合の運営」で2026年9月14日に確認)。金利環境が動きうる局面である以上、変動金利で借りる場合は将来の金利上昇で負担が増す可能性を織り込んでおく必要があります。

もっとも、政策金利が動いたからといって翌月から返済額が増えるわけではありません。政策金利→短期プライムレート→各行の基準金利→契約中の適用金利→返済額、と段階があり、後述する5年ルールが適用される契約では、適用金利が上がっても返済額そのものはしばらく据え置かれます。auじぶん銀行の変動金利の基準金利も、見直しは年2回(4月1日・10月1日)です。

加えて、融資額が物件の担保評価を超えていると、万一売却する際に売却代金だけでローンを完済できない状態に陥るリスクがあります。こうした背景も踏まえ、資金計画を立てる際は「借りられる額」ではなく「返せる額」に着目することが、オーバーローン活用を成功させるカギと言えるでしょう。

オーバーローンの定義に注意

ここでいう「オーバーローン」は「返済能力以上にローンを借りること」ではありません。あくまでも「マイホームの販売価格以上の住宅ローンを借りる」という意味です。

当サイトでは、仮に住宅販売価格以内だとしても、返済能力をオーバーするような住宅ローンの借り入れはおすすめしていません。また、「住宅販売価格を実際の価格より水増しして銀行に申告して住宅ローンを組む」違法なオーバーローンもおすすめしません。

住宅ローンの金利が高い時代は、「住宅ローンを借りるならできるだけ自己資金を用意すべき」という考え方が常識でした。住宅ローンの金利が高いと利息負担が大きくなるので、少しでも住宅ローンの残高が少ない状態で借りないと、利息も増え、トータルの返済額が大きく増えてしまうことがその理由です。

近年は住宅ローンの金利が上がりつつありますが、多くの人が利用している変動金利タイプの住宅ローンの金利は依然として低水準のため、住宅ローンの利息負担は比較的小さく、住宅ローン控除のような仕組みも充実しているので、自己資金をあまり用意しないで家を買う人も増えています。それどころか、手数料などの諸費用を住宅ローンに含んで、いわゆる”オーバーローン”で住宅ローンを借りる人もいます。

ただし、金利が低いといっても借りる金額が大きくなれば利息額が増えることに違いはないので、少しでも金利が低い住宅ローンを選ぶことは大切ですし、変動金利で借りる場合は将来の金利上昇も視野に入れておく必要がありますし、借入金額をできるだけ少なくするように努力することも大切なことです。

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ネット銀行の住宅ローンとつなぎ融資|ソニー・ドコモ・auじぶんの対応

注文住宅の建築と資金計画を検討する家族のイメージ

ソニー銀行・ドコモSMTBネット銀行(旧・住信SBIネット銀行)・auじぶん銀行は、いずれも自社ではつなぎ融資を取り扱っていません。ただし、それで注文住宅が建てられないわけではありません。ソニー銀行とauじぶん銀行は提携するノンバンクのつなぎ融資を案内しており、ドコモSMTBネット銀行は土地の取得分を先に実行する「土地先行プラン」を用意しています。「本融資をどこで組むか」と「建物が完成するまでの資金をどう手当てするか」は、分けて考えるのが基本です。金利の低さだけで住宅ローンを選ぶと、建築途中の資金繰りで行き詰まることがあります。

auじぶん銀行の住宅ローンは、低水準の金利や手厚い団体信用生命保険、さらにau経済圏を活用した金利優遇サービスで多くの利用者に選ばれてきました。

ただし、最大限に優遇された金利で利用するには条件が細かく、携帯電話や電気、インターネット、テレビといった指定サービスの利用が前提になります。金利優遇の幅や適用条件は見直されることがあるため、申込前に条件欄の細目まで目を通しておきましょう。

また、事務手数料は借入金額の2.20%(税込)で、審査の結果によっては保証付き金利プランが提示されることもあります。人気の住宅ローンだからといって審査が甘いわけではなく、年収や勤続年数、他の借入状況、自己資金比率、物件評価などを総合的に判断され、希望額どおりに借りられないこともあります。団信にも免責条件や年齢制限があります。

要するに、誰にとっても「理想の住宅ローン」になるわけではないということです。優遇条件を満たせるか、返済期間の設定が総支払額にどう影響するか、団信オプションの費用対効果、そして自分が審査を通過できるかを冷静に見極めることが欠かせません。数字の良さだけに惹かれず、必ず条件欄の細部や注意書きを確認し、最終的には実際の適用金利と総返済額で判断することが重要です。

auじぶん銀行の住宅ローンはつなぎ融資利用時も借り入れ可能

auじぶん銀行は自社ではつなぎ融資を取り扱っていませんが、提携先である東光商事株式会社のつなぎ融資「とうこうブリッジローン」を紹介しています。つなぎ融資の金額をauじぶん銀行の住宅ローンの借入金額に含めて申し込めるため、他社のつなぎ融資で建築途中の資金を手当てし、家が完成してからauじぶん銀行の住宅ローンで一括返済する、という形で問題なく利用できます。

注文住宅を建てる際の資金計画は、建売住宅やマンションの購入に比べて格段に複雑です。土地の購入から建築の着工、中間金の支払い、そして引き渡しに至るまで、いくつもの段階で支払いが発生するため、事前に全体の資金の流れを明確にしておく必要があります。

一般的な住宅ローンは、完成した建物を担保として引き渡し時に融資が実行される仕組みです。そのため、家が完成する前に必要となる土地代や建築費の一部は、別の方法で資金を準備しなければなりません。

こうした建築途中の支払いに対応するために利用されるのが「つなぎ融資」です。つなぎ融資は、住宅ローンが実行されるまでの間に必要な資金を一時的に借り入れ、建物完成後に本融資(住宅ローン)で一括返済する仕組みです。土地の決済金や着工金、中間金の支払いなど、自己資金だけでは対応が難しい局面で活用されます。

また、工事の進行に合わせて住宅ローンを段階的に実行する「分割融資」という方法もあります。こちらはつなぎ融資を利用せずに済むケースもありますが、金融機関によって対応可否が異なります。

特にネット銀行では、つなぎ融資や分割融資に自社では対応していないことが多く、注文住宅を検討している人にとっては重要な確認ポイントとなります。金利の低さだけで住宅ローンを選んでしまうと、いざ支払い段階になって資金繰りに困ることもあるため注意が必要です。

さらに、つなぎ融資の金利は通常の住宅ローンよりも高めに設定される傾向があり、工期が延びるほど利息負担も増加します。融資回数や利用期間に制限が設けられているケースも多いため、建築スケジュールと資金計画を密接に連動させておくことが欠かせません。つなぎ融資の多くは短期プライムレート(短プラ)に連動しますが、その短プラは2026年8月3日に大手銀行で年2.125%から年2.375%へ引き上げられています(後述)。

注文住宅では、「いつ、どの段階で、いくら支払うのか」を事前に整理し、つなぎ融資や分割融資を含めた全体の資金計画を立てることが、無理のない家づくりにつながります。住宅ローン選びの段階から、金融機関に「つなぎ融資の対応状況」「融資条件」「利息発生のタイミング」などを具体的に確認しておくことが大切です。

それではつなぎ融資の仕組みと具体的な銀行の選び方について解説していきます。

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auじぶん銀行の団信|がん・4疾病50%保障が上乗せ0円の条件と注意点

住宅ローンの団信で家計と住まいを守るイメージ

auじぶん銀行の団信は、上乗せ金利0円の「がん50%保障団信」だけで、がん診断50%・急性心筋梗塞・脳卒中・肝疾患・腎疾患の4疾病50%・全疾病長期入院保障・月次返済保障までカバーします(単独加入の場合。2026年9月10日・公式サイトにて確認)。保障を厚くしたい場合は年0.050%でがん100%保障団信、年0.150%で給付金まで手厚い「がん100%保障団信プレミアム」を選べます。

ただしがん保障が付く団信は借入時(融資実行時)に満50歳以下の方が対象で、51歳以上は一般団信(無料)かワイド団信(年0.300%上乗せ)に限られます。本審査が完了するとプランは変更できないため、保障の中身と上乗せ金利は申込前に決めきる必要があります。以下、保障の内容・年齢条件・上乗せ金利のコストを順に整理していきます。

住宅ローンの団信とは?

団信とは、住宅ローンの債務者(住宅ローンを借りている人)が亡くなった場合などに、住宅ローンの残債が保険金で返済される生命保険のことです。「その銀行の住宅ローンを利用する人」を1つの団体として加入することから、団体信用生命保険、と呼ばれています。

一般的に、住宅ローンを利用する人は団体信用生命保険(団信)への加入が必要です。auじぶん銀行でも、住宅ローンを借りる際は団信への加入が必須とされています。

今の時代の住宅ローンの場合、団信の保険料は銀行が負担するので私たちが保険会社に直接保険料を支払うケースはほとんどありません。

※住宅ローンの利息の一部が団信保険料に充てられるだけなので、実質的には私たちが負担していることに違いはありませんが。

団信は私たち住宅ローンの利用者が保険会社と契約して加入するものですが、私たちが団信に加入することは、銀行にも住宅ローンの返済が滞納するリスクを回避できるメリットがあります。住宅ローンを借りる側にとっても、家族や遺族にマイホームを残しながら、住宅ローンを残さずに済むというメリットがあります。

疾病保障を利用する目的は?

住宅ローンの団信に疾病保障をセットする目的は、返済期間中に大きな病気や思いがけない事故に見舞われた場合でも、住宅ローンの返済が滞らないように備えることにあります。

近年は死亡・高度障害のみを保障する従来型団信に加え、がんや3大疾病、さらには全疾病を対象とする保障まで広がっています。金利が上昇局面にある2026年は、家計の固定費である住宅ローンのリスク管理がいっそう重要になっており、疾病保障の有無・上乗せ金利の水準が住宅ローン選びの大きな比較ポイントになっています。

一般の保険にたとえるなら、生命保険に加えて就業不能保険や医療保険を組み合わせるイメージです。万が一、命に直結しない病気やケガであっても、所定の条件を満たせば保険金が支払われ、その資金が住宅ローン残高の返済に充てられます。

たとえば、がんと診断された時点で残高が半分になる「がん50%保障」や、一定期間の入院が続いた場合に残高がゼロになる「全疾病保障」など、金融機関ごとに仕組みは異なります。auじぶん銀行やドコモSMTBネット銀行(旧・住信SBIネット銀行)のように、一定の疾病保障を金利上乗せなしで標準付帯するケースもあり、保障内容と金利条件をセットで比較する視点が欠かせません。

生命に危険が及ばなくても、長期療養や休職によって収入が減少すれば、住宅ローンの返済は大きな負担になります。疾病保障によって残高をゼロ、あるいは半分にできれば、家計へのインパクトは大きく変わります。精神的な安心感も小さくありません。

将来の収入減少リスクに備えながらマイホームを取得するという意味で、団信の疾病保障は単なるオプションではなく、住宅ローン設計の中核を担う存在になりつつあります。金利だけでなく、保障範囲、支払条件、年齢制限、金利上乗せの有無まで丁寧に比較することが、後悔しない住宅ローン選びにつながります。

ただし、疾病保障を充実させるほど上乗せ金利という形でコストが発生することが多いため、家計の状況とリスクのバランスを踏まえて検討することが重要です。

auじぶん銀行について

また、auじぶん銀行は大手銀行と大手通信サービス企業が共同で出資して2008年6月に誕生したネット銀行です(現在はKDDIグループ)。

銀行口座数は2010年5月に100万、2015年に200万、2020年に400万、2022年には500万、2024年には600万を突破し、その後も利用者を増やしています。

住宅ローン融資実行額も2020年9月に1兆円、2022年3月に2兆円、2023年5月に3兆円、2023年10月に3兆5,000億円、2024年3月に4兆円、2024年6月に4兆5,000億円、2024年11月に5兆円を突破しています。このペースはネット銀行の歴史の中でも速く、住宅ローンの利用者を大きく伸ばしてきました。

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auじぶん銀行の住宅ローンは派遣社員・契約社員でも借りられる?条件と注意点

住宅ローンの返済計画を立てる会社員のイメージ
この記事を書いた専門家(フィナンシャルプランナー)
遠藤功二(フィナンシャルプランナー)


遠藤功二(えんどう こうじ)

1級FP(1級ファイナンシャルプランニング技能士)

CERTIFIED FINANCIAL PLANNER、経営管理専攻修了(MBA)

三菱UFJモルガンスタンレー証券、オーストラリア・ニュージーランド銀行にて延べ1,000人以上の顧客の資産運用アドバイスを担当。 現在は独立系FPとして、投資に限らずライフプランニング、保険、住宅などの幅広い分野で相談、講演、執筆業務に携わる。

結論から言うと、auじぶん銀行の住宅ローンは派遣社員・契約社員でも申し込めます。公式のよくあるご質問で「派遣社員・契約社員の方も、安定的かつ継続的な収入の見込みがあれば、お申込みいただけます」と明示されており、条件は前年度の年収(自営業は申告所得)が200万円以上、申込時の年齢が満18歳以上満65歳未満で最終返済時が満80歳の誕生日まで、などです(2026年9月8日時点・公式サイトで確認)。判断の軸は雇用形態そのものではなく「将来にわたる収入の継続性を書類で示せるか」にあります。

  • auじぶん銀行が公式に示している申込条件と、年収200万円という下限の意味
  • 勤続年数が短い人・派遣先が変わったばかりの人が用意する書類
  • 【フラット35】など、非正規雇用でも検討しやすい他の選択肢と返済計画の立て方

住宅ローンを検討する人の働き方は多様です。「自分は派遣社員(または契約社員)だが、住宅ローンは借りられるのだろうか」と不安を感じている人は少なくありません。正社員や公務員と比べると申し込めるローンの種類は限られますが、雇用形態を問わずに検討しやすい選択肢は確かに存在します。

派遣社員や契約社員が不利に見られやすい理由は、雇用の安定性です。業績が悪化したときに雇用契約が終了する可能性が正社員より高い、と評価されやすいため、多くの銀行が非正規雇用を住宅ローンの対象者から外しています。そうしたなかで、auじぶん銀行は公式に「派遣社員・契約社員も申し込める」と明示している数少ないネット銀行です。

auじぶん銀行の住宅ローン利用時の注意点などはこちら

この記事では、auじぶん銀行を例に、派遣社員・契約社員が住宅ローンを申し込むときの条件・必要書類・返済計画の立て方を、順を追って整理します。

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auじぶん銀行 住宅ローンのデメリット|団信・審査・金利の注意点

スマホで住宅ローンを管理するネット銀行利用者のイメージ
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遠藤功二(フィナンシャルプランナー)


遠藤功二(えんどう こうじ)

1級FP(1級ファイナンシャルプランニング技能士)

CERTIFIED FINANCIAL PLANNER、経営管理専攻修了(MBA)

三菱UFJモルガンスタンレー証券、オーストラリア・ニュージーランド銀行にて延べ1,000人以上の顧客の資産運用アドバイスを担当。 現在は独立系FPとして、投資に限らずライフプランニング、保険、住宅などの幅広い分野で相談、講演、執筆業務に携わる。

インターネットとスマートフォンが普及し、パソコンやスマートフォンで銀行取引を行うのが当たり前の時代になりました。すでに住宅ローンはスマホで申し込むのが当たり前の時代と言えます。
さらに時代は進み、AIを利用した住宅ローン審査も定着しています。そうした時代の流れもあって、今、ネット銀行で住宅ローンを借りる人が大きく増えました。

例えばauじぶん銀行は、ネット銀行の中でも住宅ローンの残高を大きく積み上げてきた1行です。

一般的に、店舗を持たないネット銀行は銀行サービスを提供するための店舗費や人件費といった経費がかかりにくいので、その分、預金やローンの金利を良い条件で提示できるとされています。実際、住宅ローンも、ネット銀行は手数料や金利などの諸条件が対面型の銀行よりも有利な傾向があります。

たしかに、ネット銀行の住宅ローンは、金利やサービスなどの融資条件が有利ですが、ネット銀行の住宅ローンはけっして万能というわけではありません。どんな住宅ローンにもメリットやデメリットが存在するように、ネット銀行の住宅ローンにもデメリットがあります。

もちろん、ネット銀行の住宅ローンの中でも人気が高いauじぶん銀行の住宅ローンは、様々な住宅ローンの人気ランキングでも上位で、デメリットよりもメリットが上回っていると言えます。実際、住宅ローンの残高も順調に増えていて、利用している方が非常に多い住宅ローンです。

それでもデメリットや注意点は必ず存在しています。

この記事では、ネット銀行の中でも比較的人気の高いauじぶん銀行について、デメリットや落とし穴になりそうなポイントを中心に解説したいと思います。こちらのサイトでもより詳しくデメリットを解説しているので合わせて参考にしてください。

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auじぶん銀行 住宅ローンの落とし穴と審査基準|上乗せ金利と優遇割の条件

スマホで住宅ローンの審査条件を確認する夫婦のイメージ

auじぶん銀行の住宅ローンを検討する際、人気ランキングや口コミ評価だけで結論を出すのは早計です。ネット上では「低金利」「団信が充実」といったポジティブな評価が目立ちますが、実際に重要なのは審査の中身と商品設計の細部です。条件を正しく理解していなければ、想定していたメリットが十分に得られない可能性があります。

auじぶん銀行はサービス開始以来、住宅ローンの実行額が5兆円を突破したと公表しており、ネット銀行の中でも確固たる存在感を築いています。特に変動金利の水準と、がん保障や全疾病保障を組み込んだ団信のラインアップは強みです。au経済圏との連動による金利優遇も含め、スペック面では非常に競争力があります。

ただし、その「低金利」は無条件ではありません。住宅ローン金利優遇割を最大限活用するには、携帯電話(auモバイル優遇割)・電気(じぶんでんき優遇割)・インターネット(J:COM NET優遇割/コミュファ光優遇割)・TV(J:COM TV優遇割)といった所定の関連サービスの利用が前提です。組み合わせて利用した場合の引き下げ幅は最大年0.15%となります(2026年9月5日時点・公式サイトにて確認)。対象サービスや引き下げ幅は見直されることがあり、たとえばpovo2.0とUQ mobileはauモバイル優遇割の適用条件である「家族割プラス」のカウント対象外です。申し込み前に必ず最新の適用条件を公式サイトで確認することが不可欠です。

さらに見落とされがちなのが、優遇の適用開始時期です。申し込みと同時に即時反映されるとは限らず、条件充足後に一定期間を経て適用されるケースがあります。公式サイトではJ:COM NET優遇割・コミュファ光優遇割は適用条件を満たしてから3ヶ月後に適用開始と案内されています(2026年9月5日時点)。また、途中で対象サービスを解約した場合は優遇が終了する取り扱いとなります。つまり、契約時点の金利だけでなく、完済まで条件を維持できるかどうかが実質金利を左右します。

審査面でも注意が必要です。auじぶん銀行はネット完結型で手続きがスムーズな反面、収入の安定性や勤続年数、既存借入状況のチェックは相応に行われます。特に他の無担保ローンやカードローンの利用状況は審査に影響しやすく、事前に整理しておくことが望ましいでしょう。また、団信付きローンである以上、健康状態の告知内容も重要です。疾病保障付き団信を希望する場合は、一般団信より告知項目が増えるため、事前に条件を把握しておくべきです。

商品仕様の面では、事務手数料が借入額の2.20%(税込)である点も見逃せません。加えて、物件価格の80%超で借りる場合は年0.045%、借入期間を35年1ヶ月以上(長期返済)とする場合は年0.100%の上乗せ金利が発生します(2026年9月5日時点・公式サイトにて確認)。表示金利だけを比較すると魅力的に見えても、総返済額ベースで他行と並べて試算しなければ、本当の有利不利は判断できません。

まとめると、auじぶん銀行の住宅ローンは、au経済圏を継続的に利用する人にとっては非常に合理的な設計です。一方で、通信や電力を柔軟に乗り換えたい人や、優遇条件を長期維持できるか不透明な人にとっては、想定よりメリットが薄れる可能性があります。

住宅ローンは「いま一番安い銀行」を選ぶ商品ではありません。金利、団信、優遇条件、事務手数料、審査の通りやすさまで含めて、自分の家計とライフプランに合致するかを冷静に見極めることが、後悔しない選択につながります。

※審査の結果によっては保証付金利プランとなる場合があり、この場合、上記の金利とは異なる金利となります。 金利プランが保証付金利プランとなる場合は、固定金利特約が3年、5 年、10年に限定されます。


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ただし、どんなに優れた住宅ローンでもご自身が利用できなければ意味がありませんし、住宅ローンを利用するには総合的な融資審査を通過する必要があります。審査に通過できないとその住宅ローンは利用できないため、誰でも希望する住宅ローンを利用できるわけではありません。

この記事では、auじぶん銀行の住宅ローンについて審査基準と、契約後まで含めた落とし穴(デメリット)を、公式の商品概要をもとに順に整理していきます。auじぶん銀行に興味を持ち始めた人、審査に通るか不安に感じている人の参考になれば幸いです。

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auじぶん銀行のペアローン・収入合算|団信と住宅ローン控除の違い

スマホでネット銀行の住宅ローンを申し込む夫婦のイメージ

夫婦や親子など、親族2人の収入を活かして住宅ローンを組む方法には「ペアローン」と「収入合算」の2つがあります。どちらも借入可能額を増やし、希望に近いマイホームを購入しやすくするための仕組みで、審査では2人分の収入をもとに返済能力が判断されます。

ただし、収入を合算できるからといって、家計の負担を超える借入は避けるべきです。日本銀行は2026年6月に政策金利(無担保コールレート翌日物)を年1.0%程度へ引き上げ、7月30・31日の金融政策決定会合では据え置きました。次回の会合は2026年9月17日・18日で、市場では追加利上げを見込む声が強まっていますが、日銀はまだ何も決定していません。一方で全期間固定の代表であるフラット35は、2026年9月資金受取分が年3.460%(融資率9割以下・返済期間21年以上35年以下の最も多い金利)と、算出方法が変わった2017年10月以降で最も高い水準になっています。住宅ローンで重要なのは「いくら借りられるか」ではなく「どのくらい無理なく返せるか」です。

なお、変動金利の基準は短期プライムレート(政策金利の動きが波及する指標)、固定金利やフラット35の基準は長期金利で、動く要因が異なります。「固定が上がった=変動も同じだけ上がる」わけではない点は、2人で借りるかどうかを考えるうえでも押さえておきたいところです。

この記事では、ネット銀行のなかでも共働き世帯の利用が多いauじぶん銀行を例に、ペアローンと収入合算の違い、団体信用生命保険(団信)の扱い、住宅ローン控除や遺族年金との関係までを順に整理します。仕組みを理解しておけば、他行と比較するときの基準にもなります。

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au金利優遇割を徹底解説|UQモバイル・povoは対象?【2026年9月】

スマホと住宅ローンの金利優遇割のイメージ
この記事を書いた専門家(フィナンシャルプランナー)
遠藤功二(フィナンシャルプランナー)


遠藤功二(えんどう こうじ)

1級FP(1級ファイナンシャルプランニング技能士)

CERTIFIED FINANCIAL PLANNER、経営管理専攻修了(MBA)

三菱UFJモルガンスタンレー証券、オーストラリア・ニュージーランド銀行にて延べ1,000人以上の顧客の資産運用アドバイスを担当。 現在は独立系FPとして、投資に限らずライフプランニング、保険、住宅などの幅広い分野で相談、講演、執筆業務に携わる。

この記事ではauじぶん銀行の住宅ローンをおトクな金利で借りることができるau金利優遇割について解説しています。記載内容は2026年9月1日にauじぶん銀行の公式サイトで確認した内容にもとづきます。

auじぶん銀行の住宅ローンに戸惑いの声!?
auじぶん銀行の住宅ローンへの反応

上の画像は、2025年4月にSNS「X」で話題となったauじぶん銀行の住宅ローン利用者の声を示したものです。auじぶん銀行は以前まで「業界最低水準」の金利で多くの利用者を集めていましたが、最近では周囲の銀行よりも急速に金利を引き上げたため、戸惑いや困惑の声が目立っている様子がわかります。金利引き上げから数か月経過して困惑の声そのものは減ってきていますが、時間の経過と共に利用者が”あきらめた”、”慣れてしまった”と言えそうです。

一方、現在特に注目されているのがSBI新生銀行の住宅ローンです。同銀行は金利の上昇幅を比較的小さく抑えているため、他行と比べて相対的に魅力が増し、関心を集めています。住宅ローンを検討する際は、各銀行の最新動向を常に把握することが大切です。注目度の高い銀行の金利状況や特徴的な商品性は、必ずチェックするようにしましょう。

SBI新生銀行の住宅ローンの金利

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はじめに

「au金利優遇割」は、auの通信サービスやでんきサービスを利用している人がauじぶん銀行の住宅ローンを使うときに、金利の引き下げを受けられる仕組みです。auじぶん銀行が提供する「住宅ローン金利優遇割」という、より広い優遇サービス群の中のひとつに位置付けられています。

具体的には、auじぶん銀行の住宅ローンとau回線、さらにじぶんでんきをセットで利用すると、住宅ローンの金利が合計で最大年0.100%引き下げられます。長期にわたる返済を考えると、この0.1%の差が総返済額に与える影響は軽視できません。

さらに、J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割、コミュファ光優遇割といった割引も用意されており、対象のインターネットやテレビサービスを追加契約することで優遇幅を広げられます。これらをすべて組み合わせた「住宅ローン金利優遇割」の上限は年0.150%です(2026年9月1日時点の公式サイト表示)。J:COM関連とコミュファ光の優遇割は適用条件を満たしてから3ヶ月後に適用が始まり、J:COM NET優遇割・J:COM TV優遇割は戸建住宅にお住まいの方が対象です。

auモバイル優遇割0.07%、じぶんでんき優遇割0.03%、au金利優遇割の合計0.10%、住宅ローン金利優遇割の上限0.15%を比較した棒グラフ
au金利優遇割は最大年0.100%。J:COM NET・J:COM TV・コミュファ光まで含めた住宅ローン金利優遇割の上限は年0.150%。

注意点として、じぶんでんきは提供エリアが全国(沖縄県および一部離島を除く)とされている一方で、オール電化住宅は新規受付を停止中のため加入できません。マンションの高圧一括受電や、季節別・時間帯別料金プランを契約している場合なども対象外です。また、各サービスの申し込みや解約のタイミングによって、優遇が途中から適用されたり、逆に対象外になることがあります。なお、必ずしも住宅ローンと同時に申し込む必要はありません。

住宅ローンは借入額が大きく、返済期間も数十年に及びます。わずか年0.1%の違いでも、総支払額には数十万円単位の差が出ることがあります。au金利優遇割を活用する際には、自分が条件を満たせるかどうかを確認し、特にUQモバイルやpovo2.0を利用している方は適用条件を事前にしっかり確認しておくことが大切です。

 

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