住宅ローンの団信とは?
この記事ではauじぶん銀行の住宅ローンの団体信用生命保険(団信)について解説しています。
団信とは、住宅ローンの債務者(住宅ローンを借りている人)が亡くなった場合などに、住宅ローンの残債が保険金で返済される生命保険のことです。「その銀行の住宅ローンを利用する人」を1つの団体として加入することから、団体信用生命保険、と呼ばれています。
一般的に、住宅ローンを利用する人は団体信用生命保険(団信)への加入が必要です。
今の時代の住宅ローンの場合、団信の保険料は銀行が負担するので私たちが保険会社に直接保険料を支払うケースはほとんどありません。
※住宅ローンの利息の一部が団信保険料に充てられるだけなので、実質的には私たちが負担していることに違いはありませんが。
団信は私たち住宅ローンの利用者が保険会社と契約して加入するものですが、私たちが団信に加入することは、銀行にも住宅ローンの返済が滞納するリスクを回避できるメリットがあります。住宅ローンを借りる側にとっても、家族や遺族にマイホームを残しながら、住宅ローンを残さずに済むというメリットがあります。
疾病保障を利用する目的は?
住宅ローンの団信に疾病保障をセットする目的は、返済期間中に大きな病気や思いがけない事故に見舞われた場合でも、住宅ローンの返済が滞らないように備えることにあります。
近年は死亡・高度障害のみを保障する従来型団信に加え、がんや3大疾病、さらには全疾病を対象とする保障まで広がっています。金利上昇局面にある2026年現在、家計の固定費である住宅ローンのリスク管理はより重要性を増しており、疾病保障の有無が住宅ローン選びの大きな比較ポイントになっています。
一般の保険にたとえるなら、生命保険に加えて就業不能保険や医療保険を組み合わせるイメージです。万が一、命に直結しない病気やケガであっても、所定の条件を満たせば保険金が支払われ、その資金が住宅ローン残高の返済に充てられます。
たとえば、がんと診断された時点で残高が半分になる「がん50%保障」や、一定期間の就業不能状態が続いた場合に残高がゼロになる「全疾病保障」など、金融機関ごとに仕組みは異なります。最近では、auじぶん銀行や住信SBIネット銀行のように、一定の疾病保障を金利上乗せなしで標準付帯するケースもあり、保障内容と金利条件を総合的に比較する視点が欠かせません。
生命に危険が及ばなくても、長期療養や休職によって収入が減少すれば、住宅ローンの返済は大きな負担になります。疾病保障によって残高をゼロ、あるいは半分にできれば、家計へのインパクトは劇的に変わります。精神的な安心感も大きいでしょう。
将来の収入減少リスクに備えながらマイホームを取得するという意味で、団信の疾病保障は単なるオプションではなく、住宅ローン設計の中核を担う存在になりつつあります。金利だけでなく、保障範囲、支払条件、年齢制限、金利上乗せの有無まで丁寧に比較することが、後悔しない住宅ローン選びにつながります。
ただし、疾病保障を充実させようとすると費用負担が大きくなるので、保険料が発生することが多いため、家計の状況やコストとリスクのバランスを考慮検討することが重要です。
auじぶん銀行について
また、auじぶん銀行は大手銀行と大手通信サービス企業が共同で出資して2008年6月に誕生したネット銀行です。
銀行口座数は2010年5月に100万、2015年に200万、2020年に400万、2022年には500万、2024年には600万を突破し、その後も順調に利用者を増やしています。
住宅ローン融資実行額も2020年9月に1兆円、2022年3月に2兆円、2023年5月に3兆円、2023年10月に3兆5,000億円、2024年3月に4兆円、2024年6月に4兆5,000億円、2024年11月に5兆円を突破しています。このペースはネット銀行の歴史の中で最速ペースで、今も急激な勢いで住宅ローンの利用者を増やしています。
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