スポーツ選手の住宅ローン審査|厳しい理由とフラット35という選択肢

スポーツ選手の住宅ローン審査のイメージ

スポーツ選手の住宅ローン審査で見られているのは競技の知名度でも年俸の額でもなく、その収入が何年続くと見込めるかです。プロ選手は多くの場合、住宅ローンの審査で個人事業主に近い扱いを受け、過去3年分の所得証明を求められます。年俸が高い年があっても「来年も同じ水準か」を説明しにくいため、会社員より慎重に審査されるというのが実情です。

そのぶん、職業や雇用形態を申込条件に掲げていない【フラット35】が現実的な受け皿になります。以下では、銀行がどのような前提で審査しているのか、頭金と融資率の関係、フラット35の基準、申込前に打てる手の順に見ていきます。

なお、年齢、健康状態、信用情報、住宅の価値・評価など審査項目は職業ごとに違いはないため本ページでは割愛します。

 

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auじぶん銀行 住宅ローンのオーバーローン|諸費用込み借入の条件

諸費用込みで住宅を購入し新生活を始める家族のイメージ

auじぶん銀行の住宅ローンは、物件価格を超える金額の借り入れに実質的に対応しています。物件価格そのものを水増しして借りられるわけではなく、事務手数料・登記費用・仲介手数料・引っ越し費用といった諸費用を借入金額に含められるため、結果として住宅価格以上の金額を借りる形になる、という仕組みです。

ただし無条件ではありません。諸費用だけを借りることはできず、さらに借入金額が物件価格の80%を超えると適用金利に年0.045%が上乗せされます(2026年9月14日に公式サイトで確認)。諸費用を上乗せするほど、この境界を超えやすくなるという関係です。

(なお、この記事の中では、オーバーローンという言葉の定義を「マイホームの売買価格・建築価格以上の住宅ローンを借りること」として解説しています。)

※auじぶん銀行の住宅ローンの特徴や最新キャンペーンの実施状況はこちらのページを参考にしてください。

例えば、auじぶん銀行の住宅ローンでは、家具や家電の購入資金を住宅ローンに含めることは公式には案内されていません。個別の交渉次第では認められる可能性もゼロではありませんが、公表されていない以上、家具・家電購入費用を住宅ローンで借りるのは難しいでしょう。一方、「引っ越し費用」や「不動産仲介手数料」、「住宅ローンの事務手数料」といった諸費用については、住宅ローンの借入額に含めることができます。

auじぶん銀行の住宅ローンに戸惑いの声!?
auじぶん銀行の住宅ローンへの反応

上の画像は、2025年4月にSNS「X」で話題となったauじぶん銀行の住宅ローン利用者の声を示したものです。auじぶん銀行は以前まで「業界最低水準」の金利で多くの利用者を集めていましたが、最近では周囲の銀行よりも急速に金利を引き上げたため、戸惑いや困惑の声が目立っている様子がわかります。金利引き上げから数か月経過して困惑の声そのものは減ってきていますが、時間の経過と共に利用者が”あきらめた”、”慣れてしまった”と言えそうです。

一方、現在特に注目されているのがSBI新生銀行の住宅ローンです。同銀行は金利の上昇幅を比較的小さく抑えているため、他行と比べて相対的に魅力が増し、関心を集めています。住宅ローンを検討する際は、各銀行の最新動向を常に把握することが大切です。注目度の高い銀行の金利状況や特徴的な商品性は、必ずチェックするようにしましょう。

SBI新生銀行の住宅ローンの金利

SBI新生銀行の住宅ローンの最新情報はこちらから

諸費用込みの借り入れは、いまや銀行が用意する正規のサービス

“住宅ローンをオーバーローンで借りる”

この言葉をそのまま受け取ると”悪いことをしている”ような印象を受けますが、今の日本の住宅ローン業界においては、不動産会社や銀行に支払う手数料や引っ越し資金なども住宅ローンに組み込めるのが一般的になってきています。

つまり、”銀行が定める条件や資金使途であれば、オーバーローンで住宅ローンを借りるのは普通のこと”です。

様々な銀行が、正式なサービスとして諸費用の借り入れを可能としているぐらいなので、多くの人が住宅価格以上の金額を、無意識のうちにオーバーローンの状態で利用しています。

(オーバーローンとは、「住宅の価格(価値)<住宅ローンの借り入れ金額」になることなので、住宅購入や建築費用だけでなく、リフォームや家具・家電の購入費用、登記費用、仲介手数料、消費税等、住宅購入に関連する諸経費を住宅ローンに含んだ時点でオーバーローンです。)

メリットは手元資金の温存、デメリットは返済総額の増加

オーバーローンを活用する最大の魅力は、自己資金をほとんど使わずにマイホームを取得できることにあります。住宅購入時の諸費用や引っ越し費用までまとめて借りられるため、手元資金を別の目的に温存できるのが大きな利点です。

また、住宅ローンは他のローンより金利が低水準であることが多いため、マイカーローンやリフォームローンなど高金利の借り入れをまとめて一本化することで、毎月の返済負担を抑えられるケースもあります。最近は物価高騰や住宅価格の上昇で自己資金を貯めづらい人が増えており、オーバーローンを利用する層も確実に拡大しています。

一方で、オーバーローンは「借りすぎ」のリスクをはらむのも事実です。住宅価格を超える金額を借り入れる以上、当然返済総額は膨らみ、返済期間が長期化する可能性が高くなります。日本銀行は2026年6月15・16日の金融政策決定会合で政策金利を年0.75%程度から年1.0%程度へ引き上げ、7月30・31日の会合ではこれを据え置きました。次回の会合は2026年9月17日・18日に開かれ、結果は18日に公表される予定です日本銀行「金融政策決定会合の運営」で2026年9月14日に確認)。金利環境が動きうる局面である以上、変動金利で借りる場合は将来の金利上昇で負担が増す可能性を織り込んでおく必要があります。

もっとも、政策金利が動いたからといって翌月から返済額が増えるわけではありません。政策金利→短期プライムレート→各行の基準金利→契約中の適用金利→返済額、と段階があり、後述する5年ルールが適用される契約では、適用金利が上がっても返済額そのものはしばらく据え置かれます。auじぶん銀行の変動金利の基準金利も、見直しは年2回(4月1日・10月1日)です。

加えて、融資額が物件の担保評価を超えていると、万一売却する際に売却代金だけでローンを完済できない状態に陥るリスクがあります。こうした背景も踏まえ、資金計画を立てる際は「借りられる額」ではなく「返せる額」に着目することが、オーバーローン活用を成功させるカギと言えるでしょう。

オーバーローンの定義に注意

ここでいう「オーバーローン」は「返済能力以上にローンを借りること」ではありません。あくまでも「マイホームの販売価格以上の住宅ローンを借りる」という意味です。

当サイトでは、仮に住宅販売価格以内だとしても、返済能力をオーバーするような住宅ローンの借り入れはおすすめしていません。また、「住宅販売価格を実際の価格より水増しして銀行に申告して住宅ローンを組む」違法なオーバーローンもおすすめしません。

住宅ローンの金利が高い時代は、「住宅ローンを借りるならできるだけ自己資金を用意すべき」という考え方が常識でした。住宅ローンの金利が高いと利息負担が大きくなるので、少しでも住宅ローンの残高が少ない状態で借りないと、利息も増え、トータルの返済額が大きく増えてしまうことがその理由です。

近年は住宅ローンの金利が上がりつつありますが、多くの人が利用している変動金利タイプの住宅ローンの金利は依然として低水準のため、住宅ローンの利息負担は比較的小さく、住宅ローン控除のような仕組みも充実しているので、自己資金をあまり用意しないで家を買う人も増えています。それどころか、手数料などの諸費用を住宅ローンに含んで、いわゆる”オーバーローン”で住宅ローンを借りる人もいます。

ただし、金利が低いといっても借りる金額が大きくなれば利息額が増えることに違いはないので、少しでも金利が低い住宅ローンを選ぶことは大切ですし、変動金利で借りる場合は将来の金利上昇も視野に入れておく必要がありますし、借入金額をできるだけ少なくするように努力することも大切なことです。

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芸能人の住宅ローン審査|必要書類とフラット35が向く理由

芸能の仕事をする人が住宅取得を検討するイメージ

芸能人だからという理由で住宅ローンを門前払いされるわけではありません。審査で見られているのは職業名ではなく、確定申告書や納税証明書で示せる「継続した所得」で、多くの金融機関が直近3年分の提出を求めます。加えて、勤続年数や雇用形態を申込条件に掲げていない【フラット35】という受け皿があるため、収入の見通しを説明しにくい人でも土俵に上がる余地は残されています。

ひと口に芸能人といっても、俳優・タレント・ミュージシャン・芸人とジャンルは幅広く、事務所から給与を受け取っている人もいれば、出演料や印税を個人で受け取って確定申告している人もいます。審査での扱いが分かれるのはこの違いによるもので、求められる書類も一般的な会社員とは変わってきます。

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JAバンク佐賀の住宅ローン金利|見直しルールと申込条件・団信

農協の住宅ローンで家を建てるイメージ

JAバンク佐賀は住宅ローンの適用金利をホームページで公表しておらず、利率は毎月決定して店頭とJAの窓口で案内する方式です。そのため「今月は何%か」をネットで調べても答えは出てきません。比較の実質的な軸になるのは、どの基準で・いつ見直され・いつ返済額に反映されるのかという金利のルールと、団信の上乗せ・保証料・繰上返済手数料といった総コストのほうです。

JAバンク佐賀は、佐賀県信用農業協同組合連合会(佐賀県佐賀市に本所)と県内のJAが一体となって金融サービスを提供する地域金融機関です。農業に携わる人向けというイメージが強いかもしれませんが、JA住宅ローンは組合員でない人でも、組合に出資することで利用できます(2026年9月1日付の公式案内で確認)。以下では借入条件・金利の見直しルール・団信・諸費用の順に、公式の商品概要説明書(令和8年4月1日現在)にもとづいて整理します。

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年収100万円台の住宅ローン|フラット35の年収基準と審査

年収を抑えながらマイホームを手に入れる人のイメージ

年収100万円台でも住宅ローンを組むことはできます。ただし選択肢は限られ、現実的な候補は年収の下限を設けていない【フラット35】と、前年度年収100万円以上で申し込める民間銀行(イオン銀行など)が中心になります。実際、フラット35最大手のSBIアルヒ(旧ARUHI)で住宅ローンを借りている人のなかにも、年収100万円台の人が一定数存在します。

 

年収100万円でも住宅ローンを借りられる可能性はありますが、住宅ローンを選び放題というわけではありません。また、選択肢が少ないことを見越して高い金利で貸そうとする金融機関もありますので、相談先・申込先はしっかり選ぶことが大切です。

 

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ゆうちょ銀行の住宅ローン|審査するのはどこ?金利と注意点

ゆうちょ銀行の窓口で住宅ローンを相談するイメージ

ゆうちょ銀行の住宅ローンを審査するのは、ゆうちょ銀行ではありません。同行は銀行法にもとづく「銀行代理業者」として、ソニー銀行とSBI新生銀行の住宅ローン契約の締結を媒介しているだけで、申込条件を定めて可否を判断するのは所属銀行であるこの2行です。したがって「ゆうちょ銀行の審査基準」とは、実際には申し込んだ先の銀行の審査基準を指します(2026年9月13日、ゆうちょ銀行 公式「住宅ローン」にて確認)。

店舗数など規模の面ではメガバンクをしのぐ日本最大級の金融機関でありながら、なぜ自行で貸さないのか。郵政民営化で誕生した際に預金業務の認可は得られたものの、ローン商品を取り扱うために必要な融資業務の認可は得られませんでした。その後も認可取得に向けて動いてきましたが、地方銀行などからの反発もあり、現在も自前の融資業務の認可は取得していません。ゆうちょ銀行が自社で住宅ローンを貸しているわけではないのは、このためです。

かつてはスルガ銀行の住宅ローンも銀行代理業者として販売していましたが、2018年の不正融資問題を受けて取り扱いを終了しました(公式サイトにも「スルガ銀行株式会社の個人ローン契約の媒介手続きは終了しました」と明記されています)。なお、他行商品の媒介とは別に、住宅金融支援機構と提携した全期間固定金利の「ゆうちょフラット35」も取り扱っています。

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楽天カードの還元率は1.0%|SPU18.5倍の内訳と獲得上限の注意点

クレジットカードとポイント還元のイメージ

楽天カードの基本還元率は利用額100円につき1ポイント(1.0%)で、年会費は永年無料です。大手カード会社の一般カードが0.5%前後であることを考えると、費用をかけずに維持できる水準としては高い部類に入ります。一方で、広告でよく見る「最大18.5倍」は楽天モバイル関連の3枠(合計8倍)と楽天カード(2倍)だけで倍率の半分以上を占めており、通信サービスを楽天でまとめていない人が到達することはまずありません。倍率の内訳とサービスごとの獲得上限を押さえて、自分が現実に取れる倍率を見積もるのが、この仕組みとの付き合い方です。

還元率とは、カードの利用額に対して何円相当のポイントが戻ってくるかという割合のことです。エポス、JCB、三井住友カード、ニコスなど大手カード会社の一般カードでは0.5%が標準で、1%に届くのは年会費1万円前後のゴールドカードから、というのが一般的な構図です。以下の内容は2026年9月12日に楽天公式サイトで確認したものです。

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千葉銀行の住宅ローン|金利・保証料・つなぎ融資と評判の要点

住宅ローンと家づくりの資金計画をするイメージ

千葉銀行の住宅ローン「選べる住宅ローンベストチョイス21」は、2026年9月に借り入れる場合の適用金利が変動 年1.225%・固定10年 年3.460%(いずれも店頭表示金利からの割引後)です。保証人は不要ですが、その代わりに保証料が別途かかります。事務取扱手数料は銀行44,000円(税込)と保証会社11,000円(税込)の定額型なので、初期費用は「保証料+事務手数料」の合計で見るのが正しい比較のしかたです。金利・保証料・団信、そして注文住宅でつまずきやすい「完成前の資金」の考え方まで、順に押さえていきましょう。

千葉銀行(ちばぎん)は、千葉県千葉市中央区に本店を置く千葉県内最大手の地方銀行です。総資産でみても地方銀行のなかで有数の規模を誇り、千葉県を中心に東京都・大阪府・埼玉県・茨城県に店舗を構え、海外事業も行っています。以下の数値は、断りのない限り2026年9月12日に千葉銀行公式サイトで確認したものです。

住宅街のイメージ
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ネット銀行の住宅ローンとつなぎ融資|ソニー・ドコモ・auじぶんの対応

注文住宅の建築と資金計画を検討する家族のイメージ

ソニー銀行・ドコモの銀行(旧・住信SBIネット銀行)・auじぶん銀行は、いずれも自社ではつなぎ融資を取り扱っていません。ただし、それで注文住宅が建てられないわけではありません。ソニー銀行とauじぶん銀行は提携するノンバンクのつなぎ融資を案内しており、ドコモの銀行は土地の取得分を先に実行する「土地先行プラン」を用意しています。「本融資をどこで組むか」と「建物が完成するまでの資金をどう手当てするか」は、分けて考えるのが基本です。金利の低さだけで住宅ローンを選ぶと、建築途中の資金繰りで行き詰まることがあります。

auじぶん銀行の住宅ローンは、低水準の金利や手厚い団体信用生命保険、さらにau経済圏を活用した金利優遇サービスで多くの利用者に選ばれてきました。

ただし、最大限に優遇された金利で利用するには条件が細かく、携帯電話や電気、インターネット、テレビといった指定サービスの利用が前提になります。金利優遇の幅や適用条件は見直されることがあるため、申込前に条件欄の細目まで目を通しておきましょう。

また、事務手数料は借入金額の2.20%(税込)で、審査の結果によっては保証付き金利プランが提示されることもあります。人気の住宅ローンだからといって審査が甘いわけではなく、年収や勤続年数、他の借入状況、自己資金比率、物件評価などを総合的に判断され、希望額どおりに借りられないこともあります。団信にも免責条件や年齢制限があります。

要するに、誰にとっても「理想の住宅ローン」になるわけではないということです。優遇条件を満たせるか、返済期間の設定が総支払額にどう影響するか、団信オプションの費用対効果、そして自分が審査を通過できるかを冷静に見極めることが欠かせません。数字の良さだけに惹かれず、必ず条件欄の細部や注意書きを確認し、最終的には実際の適用金利と総返済額で判断することが重要です。

auじぶん銀行の住宅ローンはつなぎ融資利用時も借り入れ可能

auじぶん銀行は自社ではつなぎ融資を取り扱っていませんが、提携先である東光商事株式会社のつなぎ融資「とうこうブリッジローン」を紹介しています。つなぎ融資の金額をauじぶん銀行の住宅ローンの借入金額に含めて申し込めるため、他社のつなぎ融資で建築途中の資金を手当てし、家が完成してからauじぶん銀行の住宅ローンで一括返済する、という形で問題なく利用できます。

注文住宅を建てる際の資金計画は、建売住宅やマンションの購入に比べて格段に複雑です。土地の購入から建築の着工、中間金の支払い、そして引き渡しに至るまで、いくつもの段階で支払いが発生するため、事前に全体の資金の流れを明確にしておく必要があります。

一般的な住宅ローンは、完成した建物を担保として引き渡し時に融資が実行される仕組みです。そのため、家が完成する前に必要となる土地代や建築費の一部は、別の方法で資金を準備しなければなりません。

こうした建築途中の支払いに対応するために利用されるのが「つなぎ融資」です。つなぎ融資は、住宅ローンが実行されるまでの間に必要な資金を一時的に借り入れ、建物完成後に本融資(住宅ローン)で一括返済する仕組みです。土地の決済金や着工金、中間金の支払いなど、自己資金だけでは対応が難しい局面で活用されます。

また、工事の進行に合わせて住宅ローンを段階的に実行する「分割融資」という方法もあります。こちらはつなぎ融資を利用せずに済むケースもありますが、金融機関によって対応可否が異なります。

特にネット銀行では、つなぎ融資や分割融資に自社では対応していないことが多く、注文住宅を検討している人にとっては重要な確認ポイントとなります。金利の低さだけで住宅ローンを選んでしまうと、いざ支払い段階になって資金繰りに困ることもあるため注意が必要です。

さらに、つなぎ融資の金利は通常の住宅ローンよりも高めに設定される傾向があり、工期が延びるほど利息負担も増加します。融資回数や利用期間に制限が設けられているケースも多いため、建築スケジュールと資金計画を密接に連動させておくことが欠かせません。つなぎ融資の多くは短期プライムレート(短プラ)に連動しますが、その短プラは2026年8月3日に大手銀行で年2.125%から年2.375%へ引き上げられています(後述)。

注文住宅では、「いつ、どの段階で、いくら支払うのか」を事前に整理し、つなぎ融資や分割融資を含めた全体の資金計画を立てることが、無理のない家づくりにつながります。住宅ローン選びの段階から、金融機関に「つなぎ融資の対応状況」「融資条件」「利息発生のタイミング」などを具体的に確認しておくことが大切です。

それではつなぎ融資の仕組みと具体的な銀行の選び方について解説していきます。

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ソニー銀行の住宅ローンの落とし穴|デメリットと125%ルールの注意点

ソニー銀行の住宅ローンを比較検討するイメージ

ソニー銀行の住宅ローンでとくに事前に知っておきたい「落とし穴」は4つあります。①前年度の年収400万円以上という申込基準の高さ、②「5年ルール」「125%ルール」がなく金利上昇がそのまま毎月の返済額に反映されること、③商品が3種類あり選び方で総コストが変わること、④固定セレクト住宅ローンは当初固定期間が終わると金利の引下げ幅が縮むこと——いずれも商品として欠陥があるという話ではなく、仕組みを知らずに借りると想定と違う結果になるという種類の注意点です。

ソニー銀行は、2001年にソニーと三井住友銀行(旧さくら銀行)などが出資して誕生したインターネット銀行で、ネット銀行として日本で初めて住宅ローンの取り扱いを開始した銀行です。2026年発表のオリコン顧客満足度®調査では、住宅ローン(専門家評価)の「返済サポート」で第1位を獲得しています。長く選ばれてきた商品だからこそ、良い点と注意点の両方を押さえたうえで比べましょう。

※ソニー銀行の住宅ローンの最新キャンペーン情報は扱っていないため、事前にソニー銀行の住宅ローンのキャンペーン情報から確認しておくようにしてください。

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