年収500万円の住宅ローン|いくら借りられる?限度額と金利の影響

年収500万円で住宅ローンの返済計画を考える夫婦のイメージ

年収500万円なら、返済負担率35%の上限から逆算した借入可能額の目安は30年返済でおよそ3,264万円、35年返済でおよそ3,548万円です(金利年3.460%・元利均等・ボーナス返済なしで試算)。ただしこれは金利しだいで動く数字で、金利が年1.0%なら30年返済でも約4,534万円と、1,200万円以上の開きが出ます。

年収500万円台はほとんどの銀行の年収条件をクリアできる水準です。だからこそ「いくら借りられるか」と「いくらなら無理なく返せるか」を分けて考える必要があります。審査で何が見られるのか、金利で限度額がどれだけ動くのかを順に整理していきましょう。

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年収400万円台の住宅ローン審査基準|借入可能額の目安と注意点

住宅ローンの返済計画を確認する夫婦のイメージ

年収400万円台でも住宅ローンは十分に組めます。問題は「通るかどうか」よりいくらまで借りられるかで、その答えは金利水準しだいで数百万円単位で動きます。返済負担率35%の上限いっぱいまで使った場合、年収400万円の借入上限は金利年1.0%なら約4,133万円ですが、【フラット35】の最頻金利である年3.460%(2026年9月資金受取分)では約2,839万円にまで下がります。

住宅金融支援機構が示す返済負担率の考え方をもとに、年収400万円台の審査基準と借入可能額の目安、そして「借りられる額」と「無理なく返せる額」の差を順に整理していきます。

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住宅ローン審査の物件評価とは?担保評価の仕組みと注意点を解説

住宅ローン審査で物件の担保評価を確認するイメージ

住宅ローンの審査で見られるのは申込者の返済力だけではありません。担保になるマイホームそのものにいくらの価値があるかを金融機関が見積もる「物件評価(担保評価)」が並行して行われ、その評価額が借入額の上限を左右します。返済が滞ったときに、土地と建物に設定した抵当権をもとに物件を処分して貸したお金を回収する必要があるためです。

つまり収入や勤続年数に問題がなくても、物件の担保価値が足りなければ希望額まで届かないことがあります。ここでは物件評価の考え方を、新築・建築・中古の3パターンと、フラット35のような公的な制度の要件に分けて整理していきます。

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公務員の住宅ローン審査|有利な理由と落ちる原因・対策

公務員の住宅ローン審査のイメージ

公務員として働く人のための住宅ローン審査特集

国家公務員・地方公務員、そして法律・経済・公安・教育などの分野で働く公務員の方は、住宅ローンの審査で有利に働きやすい立場です。収入の安定性・賞与・退職金・長期勤続という4点が、返済が最後まで続くかを見る審査でそのまま評価されるためです。個人信用情報に問題があったり、無理のある借入条件でない限り、審査に落ちにくいとされています。

ただし、有利なのは「職業」という一要素にすぎません。個人信用情報・健康状態(団信)・返済負担率は、職業に関係なく平等に審査されます。ここが公務員でも落ちる主な原因です。

以下では、公務員が評価されやすい理由と、それでも落ちてしまう原因・対策を順に整理します。

なお、住宅ローンは申込ご本人やそのご親族が住むための住宅が対象で、第三者に賃貸する投資用物件には利用できません。【フラット35】でも、投資用住宅としての利用が判明した場合は借入れの全額を一括返済することになると公式に明記されています。

審査に通りやすい立場だからといって、目的外の利用は避けましょう。

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三井住友銀行 住宅ローンの審査基準|申込条件・流れ・費用

三井住友銀行の住宅ローン審査をスマホ・パソコンで申し込む夫婦のイメージ

三井住友銀行の住宅ローンの申込条件は、借入時に満18歳以上満70歳の誕生日まで/完済時に満80歳の誕生日まで、融資金額は100万円以上3億円以内、融資期間は1年以上39年11ヵ月以内です。指定の団体信用生命保険に加入でき、指定の保証会社の保証を受けられることも条件になります(WEB申込専用住宅ローンの商品説明書・2025年11月20日現在)。

ここで見落としやすいのが、商品説明書に「当行および当行の指定する保証会社の審査があり、その結果によってご融資利率が異なる場合があります」と明記されている点です。審査は通るか落ちるかだけでなく、適用される金利も決めます。

三井住友銀行は三菱UFJ銀行、みずほ銀行と並ぶメガバンクの1つですが、現在はWEB申込専用住宅ローンが主軸です。自然災害で被災した際に返済が一部免除される「自然災害時返済一部免除特約」や、夫婦のどちらかに万一のことがあったときに残高が0円になる連生団信「クロスサポート」など、他行では扱いの少ない保障も用意しています。

以下では、申込条件・審査の流れ・審査で見られるポイントを、公式の商品説明書をもとに順に整理します。

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auじぶん銀行のボーナス払い|上限50%の仕組みと注意点

住宅ローンのボーナス払いの返済計画を立てるイメージ
この記事を書いた専門家(フィナンシャルプランナー)
遠藤功二(フィナンシャルプランナー)


遠藤功二(えんどう こうじ)

1級FP(1級ファイナンシャルプランニング技能士)

CERTIFIED FINANCIAL PLANNER、経営管理専攻修了(MBA)

三菱UFJモルガンスタンレー証券、オーストラリア・ニュージーランド銀行にて延べ1,000人以上の顧客の資産運用アドバイスを担当。 現在は独立系FPとして、投資に限らずライフプランニング、保険、住宅などの幅広い分野で相談、講演、執筆業務に携わる。

auじぶん銀行の住宅ローンでは、ボーナス払いを選べます。公式の名称は「半年毎増額返済」で、返済方法は「毎月返済」か「毎月返済と半年毎増額返済の併用」から選ぶ形です(2026年9月時点・公式の商品詳細で確認)。

ただし、使い方には二つの枠があります。ボーナス払いに充てられるのは借入金額の50%までで、引き落としは6ヶ月ごとの指定月。上限いっぱいまで使うほど、家計はボーナスの支給額に左右されやすくなります。

ここでは、auじぶん銀行での条件を公式情報で整理したうえで、ボーナス払いそのもののメリット・デメリット、そして金利が上がっている局面で気をつけたい点を順に見ていきます。

auじぶん銀行の住宅ローンについて詳しくはこちら

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社長・経営者の住宅ローン審査|通すための条件と選び方

決算書と住宅の図面を確認する経営者のイメージ

社長・経営者の住宅ローンは、個人の年収だけでなく、収入の源泉である法人の決算までセットで審査されます。民間銀行では「設立後3期分の決算・納税」が目安とされることが多く、ここを満たせないと年収が高くても通りにくいのが実情です。

一方で、フラット35には勤続年数・営業年数の定めがありません。期数が浅いうちは全期間固定を軸に、決算が3期分そろってから民間銀行を検討する——これが経営者の基本戦略になります。

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ドコモSMTBネット銀行(旧・住信SBIネット銀行)フラット35の審査基準と金利

フラット35と全疾病保障のイメージ

ドコモSMTBネット銀行(旧・住信SBIネット銀行)のフラット35は、審査そのものが住宅金融支援機構の基準で行われるため、勤続年数や年収の下限といった民間ローン特有のハードルがありません。どの取扱金融機関で申し込んでも、審査の考え方は同じです。

銀行ごとに違うのは、金利・事務取扱手数料・付帯できる保障・手続き方法といった「条件面」です。ここを分けて理解すると、同行を選ぶ意味がはっきりします。

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ソニー銀行の住宅ローン審査は厳しい?年収条件・団信・諸費用

ソニー銀行の住宅ローン審査をイメージしたイラスト

ソニー銀行の住宅ローンには「前年度の年収(自営業のかたは申告所得)が400万円以上」という申込条件があり、年収要件を明示しない銀行に比べると入口は絞られます。

逆にいえば、審査で見られる入口は年収・年齢・団信・物件の4つに整理できます。ここを順番に確認していけば、自分が申し込めるのか、どこでつまずきやすいのかがはっきりします。

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育休中・産休中の住宅ローン審査|申し込める銀行と必要書類

赤ちゃんのいる夫婦とマイホームのイメージ

産休・育休中でも住宅ローンは申し込めます。2026年9月時点で、SBIアルヒ(フラット35)・ソニー銀行・auじぶん銀行・ドコモSMTBネット銀行・SBI新生銀行・イオン銀行・りそな銀行などが、条件付きを含めて産休・育休中の申し込みを受け付けていることを公式サイトで公表しています。

ただし「受け付けている」ことと「無条件で借りられる」ことは別です。審査で見られるのは休業中の入金額ではなく休業前の収入と、復職後に見込まれる収入で、休業期間を証明する書類や復職の見込みを示す書類が追加で必要になります。

妊娠が分かったのが申し込みの途中だった場合の対応も含め、収入の変化・申し込みのタイミング・銀行ごとの取扱いの順に整理します。

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