バセドウ病があっても、住宅ローンを組める可能性は十分にあります。ハードルになるのは銀行の融資審査ではなく、保険会社が行う「団体信用生命保険(団信)」の加入審査です。
進め方は、①一般団信で告知して審査を受ける→②引受基準を緩和したワイド団信(主なネット銀行の上乗せ金利は年0.200~0.300%)→③団信加入が任意のフラット35、の順が遠回りになりません。ワイド団信の加入実績がある病名の一覧には、バセドウ病(甲状腺機能亢進症)も挙げられています。
住宅ローンを借りるには、多くの場合、金融機関が指定する生命保険会社の団体信用生命保険(団信)への加入が必要です。フラット35は団信への加入が任意ですが、民間銀行の住宅ローンでは団信への加入がほぼ必須条件となっています。
フラット35の実行件数で長年シェア1位のSBIアルヒ(旧ARUHI)は全国に店舗があり、団信に加入しない場合の借り方も対面で相談できます。気になる人は近くの店舗で相談してみるとよいでしょう。
※2010年度-2025年度統計、取り扱い全金融機関のうち借り換えを含む【フラット35】実行件数(2026年3月末現在、SBIアルヒ調べ)
団信とバセドウ病など健康状態の関係について
この記事では、”バセドウ病”という病気に注目していきます。バセドウ病は甲状腺の病気の中でも比較的よく知られた病気で、芸能人・有名人の中にも公表している人が何人もいます。
「バセドウ病でも住宅ローンを組めるか」は、「バセドウ病でも団信に加入できるか」と言い換えることができます。まずは団信の仕組みや目的から確認していきましょう。
団信とは、住宅ローンの返済中に契約者が死亡したり高度障害状態になったりした時に、保険金で残りの住宅ローンが弁済される生命保険です。銀行には貸し倒れリスクに備えられるメリットがあり、契約者側にも、万が一の時に家族が返済で困らないように備えられるというメリットがあります。
なお、団信は生命保険なので、加入には健康状態や治療状況の告知(申告)が必要です。生命保険会社は、その健康告知をもとに加入の可否を判断します。
誰でも加入させると保険金の支払いが膨大になり、保険の仕組みが成り立たなくなるため、団信加入時には保険会社による加入審査が行われます。
団信の健康告知は通常の生命保険より告知項目が少なく、比較的加入しやすいのですが、病気の種類や症状、経過によっては団信に加入できない場合があります。
それでは、メインテーマである”バセドウ病の人は住宅ローンを利用できるのか?”について解説していきます。
























