遠藤功二(えんどう こうじ)
1級FP(1級ファイナンシャルプランニング技能士)
CERTIFIED FINANCIAL PLANNER、経営管理専攻修了(MBA)
三菱UFJモルガンスタンレー証券、オーストラリア・ニュージーランド銀行にて延べ1,000人以上の顧客の資産運用アドバイスを担当。 現在は独立系FPとして、投資に限らずライフプランニング、保険、住宅などの幅広い分野で相談、講演、執筆業務に携わる。
au金利優遇割は、au回線(auモバイル優遇割・年0.070%)とじぶんでんき(じぶんでんき優遇割・年0.030%)をauじぶん銀行の住宅ローンとセットで使うと、金利が合計で最大年0.100%下がる仕組みです。UQ mobileとpovo2.0は対象外ですが、借入後にau回線へ切り替えれば優遇を後から受けられます(2026年10月1日にauじぶん銀行の公式サイトで確認)。

上の画像は、2025年4月にSNS「X」で話題となったauじぶん銀行の住宅ローン利用者の声を示したものです。auじぶん銀行は以前まで「業界最低水準」の金利で多くの利用者を集めていましたが、最近では周囲の銀行よりも急速に金利を引き上げたため、戸惑いや困惑の声が目立っている様子がわかります。金利引き上げから数か月経過して困惑の声そのものは減ってきていますが、時間の経過と共に利用者が”あきらめた”、”慣れてしまった”と言えそうです。
一方、現在特に注目されているのがSBI新生銀行の住宅ローンです。同銀行は金利の上昇幅を比較的小さく抑えているため、他行と比べて相対的に魅力が増し、関心を集めています。住宅ローンを検討する際は、各銀行の最新動向を常に把握することが大切です。注目度の高い銀行の金利状況や特徴的な商品性は、必ずチェックするようにしましょう。

SBI新生銀行の住宅ローンは、銀行代理業者のSBIマネープラザの店舗でも相談・申し込みができます。SBIマネープラザではドコモSMTBネット銀行の住宅ローンも取り扱っているので、ネット銀行の住宅ローンを専門スタッフに相談しながら比べられます。
はじめに
「au金利優遇割」は、auの通信サービスやでんきサービスを利用している人がauじぶん銀行の住宅ローンを使うときに、金利の引き下げを受けられる仕組みです。auじぶん銀行が提供する「住宅ローン金利優遇割」という、より広い優遇サービス群の中のひとつに位置付けられています。
具体的には、auじぶん銀行の住宅ローンとau回線、さらにじぶんでんきをセットで利用すると、住宅ローンの金利が合計で最大年0.100%引き下げられます。長期にわたる返済を考えると、この0.1%の差が総返済額に与える影響は軽視できません。
さらに、J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割、コミュファ光優遇割といった割引も用意されており、対象のインターネットやテレビサービスを追加契約することで優遇幅を広げられます。これらをすべて組み合わせた「住宅ローン金利優遇割」の上限は年0.150%です(2026年10月1日時点の公式サイト表示)。
J:COM関連とコミュファ光の優遇割は適用条件を満たしてから3ヶ月後に適用が始まり、J:COM NET優遇割・J:COM TV優遇割は戸建住宅にお住まいの方が対象です。

注意点として、じぶんでんきは提供エリアが全国(沖縄県および一部離島を除く)とされている一方で、オール電化住宅は新規受付を停止中のため加入できません。マンションの高圧一括受電や、季節別・時間帯別料金プランを契約している場合なども対象外です。
また、各サービスの申し込みや解約のタイミングによって、優遇が途中から適用されたり、逆に対象外になることがあります。なお、必ずしも住宅ローンと同時に申し込む必要はありません。
住宅ローンは借入額が大きく、返済期間も数十年に及びます。わずか年0.1%の違いでも、総支払額には数十万円単位の差が出ることがあります。au金利優遇割を活用する際には、自分が条件を満たせるかどうかを確認し、特にUQモバイルやpovo2.0を利用している方は適用条件を事前にしっかり確認しておくことが大切です。
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