住宅ローン

auじぶん銀行の住宅ローンの落とし穴と審査基準

この記事では、auじぶん銀行の住宅ローンの審査基準と商品性に関する落とし穴(デメリット)などについて解説しています。

auじぶん銀行の住宅ローンは5兆円を超える貸し出し実績があります。たくさんの人が利用しているだけでなく、利用している人たちのユーザ満足度も高く、第三者の調査機関や評価機関による調査でも頻繁に上位にランクインしています。

このように人気と顧客満足度を兼ね備えている住宅ローンがauじぶん銀行の住宅ローンです。

※審査の結果によっては保証付金利プランとなる場合があり、この場合、上記の金利とは異なる金利となります。 金利プランが保証付金利プランとなる場合は、固定金利特約が3年、5 年、10年に限定されます。


価格.comの住宅ローン人気ランキングやオリコン顧客満足度®︎調査住宅ローンでは、各種部門で上位にランクインしています。

ただし、どんなに優れた住宅ローンでもご自身が利用できなければ意味がありませし、住宅ローンを利用するには総合的な融資審査を通過する必要があります。審査に通過できないとその住宅ローンは利用できないため、誰でも希望する住宅ローンを利用できるわけではありません。

特に、金利などの借り入れ条件が良いauじぶん銀行の住宅ローンは、厳しい審査が行われているとも言われます。

この記事では、auじぶん銀行の住宅ローンについて審査基準・落とし穴(デメリット)などについて解説していきます。また、住宅ローンは、申し込み時だけでなく契約後の落とし穴やデメリットにも注意する必要もあります。

auじぶん銀行の住宅ローンの興味を持ち始めた人、審査に通るか不安に感じている人に参考にしていただければと思います。

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auじぶん銀行の住宅ローンをデメリットまで徹底解説!

この記事を書いた専門家(フィナンシャルプランナー)
遠藤功二(フィナンシャルプランナー)


遠藤功二(えんどう こうじ)

1級FP(1級ファイナンシャルプランニング技能士)

CERTIFIED FINANCIAL PLANNER、経営管理専攻修了(MBA)

三菱UFJモルガンスタンレー証券、オーストラリア・ニュージーランド銀行にて延べ1,000人以上の顧客の資産運用アドバイスを担当。 現在は独立系FPとして、投資に限らずライフプランニング、保険、住宅などの幅広い分野で相談、講演、執筆業務に携わる。

インターネットとスマートフォンが普及し、パソコンやスマートフォンで銀行取引を行うのが当たり前の時代になりました。すでに住宅ローンはスマホで申し込むのが当たり前の時代と言えます。
さらに時代は進み、すでにAIを利用した住宅ローン審査も定着しています。そうした時代の流れもあって、今、ネット銀行で住宅ローンを借りる人が急激に増えました。

例えば、auじぶん銀行はメガバンクに匹敵する金額の住宅ローンの新規貸し出しを行っています。

一般的に、店舗を持たないネット銀行は銀行サービスを提供するための店舗費や人件費と言った経費がかかりにくいので、その分、預金やローンの金利を良い条件で提示できるとされています。実際、住宅ローンも、ネット銀行は手数料や金利などの諸条件が対面型の銀行よりも有利な傾向があります。

たしかに、ネット銀行の住宅ローンは、金利やサービスなどの融資条件が有利ですが、ネット銀行の住宅ローンはけっして万能な住宅ローンというわけでありません。どんな住宅ローンにもメリットやデメリットが存在するように、ネット銀行の住宅ローンにもデメリットがあります。

もちろん、ネット銀行の住宅ローンの中でも人気が高いauじぶん銀行の住宅ローンは、様々な住宅ローンの人気ランキングでも上位で、デメリットよりもメリットが上回っていると言えます。実際、住宅ローンの残高も順調に増えていて実際に利用している方が非常に多い住宅ローンです。

それでもデメリットや注意点は必ず存在しています。

この記事では、ネット銀行の中でも比較的人気の高いauじぶん銀行について、デメリットや落とし穴になりそうなポイントを中心に解説したいと思います。こちらのサイトでもより詳しくデメリットを解説しているので合わせて参考にしてください。

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ソニー銀行の住宅ローンの落とし穴・デメリット、メリットとは?

ソニー銀行の住宅ローン

ソニー銀行は、2001年にソニーと三井住友銀行(旧さくら銀行)などが出資して誕生した、長い歴史があるインターネット銀行です。

インターネットとして日本で初めて住宅ローンの取り扱いを開始した銀行です。今は住宅ローンをインターネットで申し込むのが当たり前の時代になっていますが、最初にその道を切り開いたのはソニー銀行と言っても過言ではありません。

また、ソニー銀行の住宅ローンは、オリコンの顧客満足度調査で2024年に1位を獲得しています。歴史も長く・利用者も多いだけでなく、実際に利用しているユーザーからも高く評価されているのが、ソニー銀行の住宅ローンの大きな特徴です。

このページではソニー銀行の住宅ローンの落とし穴やデメリットを中心に解説しています。

落とし穴と言いうと、まるでソニー銀行の住宅ローンの悪い点を紹介している記事のように感じるかもしれませんが、ソニー銀行の住宅ローンに魅力がないことを伝えたいわけではなくて、どんなに優れた住宅ローンでも商品内容をちゃんと理解しておかなければ思わぬ落とし穴に落ちてしまうことがある、という点を伝えたいと思っています。

※この記事ではソニー銀行の住宅ローン最新キャンペーンの情報などにはあまり触れていませんので、事前にこちらから確認しておくようにしてください。

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auじぶん銀行の住宅ローンは派遣社員や契約社員でも借り入れできる?

この記事を書いた専門家(フィナンシャルプランナー)
遠藤功二(フィナンシャルプランナー)


遠藤功二(えんどう こうじ)

1級FP(1級ファイナンシャルプランニング技能士)

CERTIFIED FINANCIAL PLANNER、経営管理専攻修了(MBA)

三菱UFJモルガンスタンレー証券、オーストラリア・ニュージーランド銀行にて延べ1,000人以上の顧客の資産運用アドバイスを担当。 現在は独立系FPとして、投資に限らずライフプランニング、保険、住宅などの幅広い分野で相談、講演、執筆業務に携わる。

住宅ローンの利用を考えている人は千差万別です。それらの人の働き方も様々で、「自分は派遣社員(または契約社員)だが住宅ローンは借りられるのだろうか」と考えている人もたくさんいます。

結論としては、派遣社員、契約社員はもちろん、パートで働いている人も住宅ローンは利用できます。ただし、公務員や正社員と違って、利用できる住宅ローンは限られていて一部の銀行で可能となっています。

一般的に、派遣社員や契約社員は、正社員よりも雇用の安定性が不安視されがちです。会社の業績が悪化した際には、解雇になる可能性が高いと考えられていることなどがその理由です。

このようなネガティブなイメージが先行しているせいか、多くの銀行では派遣社員や契約社員を住宅ローンの対象者から除外しています。

そんな中、この記事で取り上げるauじぶん銀行の住宅ローンは、派遣社員や契約社員やパートで働く人も、条件を満たして審査が通れば利用可能ですが注意点もあります。

auじぶん銀行の住宅ローン利用時の注意点などはこちら

この記事では、ネット銀行の中でも人気が高い、auじぶん銀行を例に、派遣社員や契約社員の方が住宅ローンを申し込む際の手順と注意点を解説します。

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SBI新生銀行の住宅ローンの審査基準について

SBI新生銀行は全国の主要都市に支店を展開している比較的新しい銀行で住宅ローンにも力を入れています。SBI新生銀行が登場した当初は「日本のCiti bank」と言われたこともあり、富裕層向けの高級感のある銀行サービスが目立っていました。

自営業者や契約社員も利用できるSBI新生銀行の住宅ローン

転職直後でも複数の会社で継続的に2年以上の収入あり、自営業・個人事業主でも2年以上の事業経験で利用できるSBI新生銀行の住宅ローンに注目

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連帯債務とペアローンの住宅ローン審査について 

夫婦で住宅ローンの相談をしているイメージ画像です

日本の住宅ローンは低金利が続いていましたが、いよいよ金利上昇の気配が強まってきました。逆に、これまで値上がりが続いていた住宅課価格もひと段落しつつあり、1つの節目を迎えつつあります。

それでも、今の住宅価格は10年前・20年前と比べるとかなり高騰しています。ここまでマイホームの販売価格が高いと、1人の収入だけでは、立地や広さの観点で希望する物件を購入できないほどです。

そんな時に活用できるのが連帯債務・収入合算の仕組みやペアローンです。いずれも2人の収入を使って住宅ローンを契約する方法で、1人で借りるよりも借り入れできる金額が増えます。

例えば、夫婦で共働きの公務員や正社員の家庭でも利用できますし、かりに正社員ではなくても、一定の収入があればそれらの収入を足し合わせて借入可能金額を増やすことができます。

今回はこの連帯債務とペアローンについて解説していきたいと思います。

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住宅ローンの申込み、審査、借入れまでの流れについて

カードローン・自動車ローン・教育ローンなど、様々なローン商品がありますが、住宅ローンはそれらのローンの審査の中でも厳しい審査を通過する必要がある金融商品です。


その理由は融資金額が数千万円単位で非常に高額であること、また、その金額を30年以上もの長い期間をかけて返済することになるためです。年収はもちろん、健康状態や勤務先・雇用形態・転勤履歴など様々な観点から慎重に審査されます。

このように説明してしまうと、住宅ローンの審査に通るのかを不安に感じると思いますが、マイホームを購入する人の大半は住宅ローンを利用しています。つまり、過去に何百万人・何千万人もの人が住宅ローンの審査に通り、住宅ローンを借りて返済してきています。

住宅ローンを審査してもらうためにお金がかかるわけでもありませんので、それほど身構えずに、軽い気持ちで申し込んでみるのも1つの方法です。

それでは、住宅ローンを申し込んでから実際に借りてマイホームで生活を開始するまでの流れを把握していきましょう。

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住宅ローンの分割借入(つなぎ融資)とは?おすすめの銀行は?

住宅ローンは、完成している住宅の引き渡しと同時に融資してもらうローン商品です。

住宅ローンを利用するには担保となる物件(新築の建売住宅やマンション、中古住宅)が完成し、存在している必要があります。

しかし、住んでいる建物を建て替えたり、新たに土地を購入して住宅を立てる注文住宅の場合、土地購入費用、建築代金の着手金や中間金の支払いといった、建築請負工事契約に沿って複数回に分けて工務店に建築代金を支払う必要があります。

このように、住宅ローンは、完成している住宅の引き渡しと同時に融資が行われるローン商品です。

そのため、住宅ローンを利用するには、担保となる物件(新築の建売住宅やマンション、中古住宅)が完成している必要があります。しかし、建て替えや注文住宅の建築においては、一般的な住宅ローンだけでは資金の調達が難しい場合があります。

そんな時に活躍するのが、住宅ローンの分割融資やつなぎ融資です。この記事ではつなぎ融資について解説したいと思います。

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自由業の住宅ローン審査

自由業のアイキャッチ画像

自由業の定義は1つではありません。

基本的にはサラリーマンのように時間に縛られることなく、自分の持っている技術や専門知識を生かして、ビジネス・商売として独立した働き方をしている人を言います。

自営業や個人事業主に似ていますが、より「それらよりも自由な働き方をしている人」と言ったところです。いずれにせよ、会社組織に雇用されることなく、「契約」という形でご自身の力で仕事をしている人です。

この記事では、自由業と言う働き方をしている人に対して、住宅ローンを提供している金融機関がどのような審査を行い、特にどのような観点に注目して審査を行うのかについて解説しています。また、審査対策や自由業の方にオススメの住宅ローンも解説していきます。

なお、年齢、健康状態、信用情報、住宅の価値・評価など審査項目は職業ごとに違いはないため本ページでは割愛します。
会社オーナーや代表取締役、取締役(役員)の審査についての解説はコチラをご覧ください。

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住宅ローン借り換えとは?メリット・デメリットとは?

住宅ローン借り換えの重要性と現状

日本では長年にわたり、住宅ローンの低金利が続いてきました。この低金利の時代に、多くの人々が住宅ローンの返済額を減らすために借り換えを行うことが一般的でした。

2024年、金利上昇の兆し

2024年に入り、住宅ローンの金利が上昇する前に借り換えを検討する時期が到来していると言ってもいいかもしれません。金利が上昇する前に借り換えを行うことで、将来的な返済負担を軽減しようという考えが広がりつつあります。

低金利の現状

もちろん、今も、住宅ローンの金利は非常に低い水準にあります。変動金利では0.5%を下回る金融機関があり、10年固定金利でも1.0%を下回る場合が多くあります。このような低金利環境は、借り換えを検討する人々にとって大きな魅力となっています。

借り換えの手続きの煩雑さ

住宅ローンの借り換え手続きは、確かに面倒な部分もあります。書類の準備や審査、手数料などの手間がかかりますが、それでも多くの人々が借り換えを選択する理由は明確です。借り換えによって得られるメリットが、その手間を上回るからです。

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