住宅ローン

auじぶん銀行の住宅ローンは派遣社員・契約社員でも借りられる?条件と注意点

住宅ローンの返済計画を立てる会社員のイメージ
この記事を書いた専門家(フィナンシャルプランナー)
遠藤功二(フィナンシャルプランナー)


遠藤功二(えんどう こうじ)

1級FP(1級ファイナンシャルプランニング技能士)

CERTIFIED FINANCIAL PLANNER、経営管理専攻修了(MBA)

三菱UFJモルガンスタンレー証券、オーストラリア・ニュージーランド銀行にて延べ1,000人以上の顧客の資産運用アドバイスを担当。 現在は独立系FPとして、投資に限らずライフプランニング、保険、住宅などの幅広い分野で相談、講演、執筆業務に携わる。

住宅ローンを検討する人の働き方は多様です。「自分は派遣社員(または契約社員)だが、住宅ローンは借りられるのだろうか」と不安を感じている人は少なくありません。

結論から整理すると、派遣社員・契約社員でも住宅ローンは利用できます。ただし、正社員や公務員と比べると申し込めるローンの種類は限られます。雇用形態を問わずに検討しやすいのは、勤続年数や雇用形態の要件を条件に掲げていない【フラット35】と、非正規雇用を申込対象から除外していない一部の銀行です。

派遣社員や契約社員が不利に見られやすい理由は、雇用の安定性です。業績が悪化したときに雇用契約が終了する可能性が正社員より高い、と評価されやすいため、多くの銀行が非正規雇用を住宅ローンの対象者から外しています。

そうしたなかで、この記事で取り上げるauじぶん銀行は、公式のよくあるご質問で「派遣社員・契約社員の方も申し込める」と明示している数少ないネット銀行です。ただし年収の下限など満たすべき条件があり、注意点もあります。

auじぶん銀行の住宅ローン利用時の注意点などはこちら

この記事では、auじぶん銀行を例に、派遣社員・契約社員が住宅ローンを申し込むときの条件・必要書類・返済計画の立て方を、順を追って整理します。

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フラット35の審査基準を解説|通らない・落ちた理由とその対策

フラット35の審査について相談する夫婦のイメージ

フラット35は、国土交通省が所管する独立行政法人・住宅金融支援機構が提供する、全期間固定金利タイプの住宅ローンです。借入時から完済まで金利が変わらないため、返済計画を立てやすいのが特徴です。

フラット35は、商品開発元である住宅金融支援機構に直接申し込むのではなく、住宅金融支援機構と提携する金融機関を経由して申し込む仕組みになっています。提携する金融機関は、メガバンクや地方銀行・信用金庫・ネット銀行のほか、住宅ローン専門のモーゲージバンクなど全国300以上あります(取扱金融機関により適用金利が異なります)。

フラット35を申し込むことができる金融機関は300以上ですが、それらの金融機関と提携している工務店や不動産会社経由で案内されるケースが多くあります。幅広い金融機関で全国的に利用可能なフラット35は、これまで多くのご家庭で利用されてきた実績があります。

この記事では、フラット35の審査基準と、審査に通らない・落ちた理由とその対策について解説します。

フラット35とは?通常の住宅ローンと何が違う?

フラット35と民間銀行が提供する住宅ローンの根本的な違いは、商品を提供している法人の目的がまったく異なるという点です。

フラット35を提供する住宅金融支援機構は、国土交通省などが所管する独立行政法人です。幅広い国民の住環境の改善を支援することを目的としており、そのために提供されているのがフラット35です。一方、住宅ローンを提供している民間金融機関(銀行・信金・JAなど)は、あくまでも営利目的の法人です。

この違いが、フラット35が「公的な役割をになっている住宅ローン」と言われる理由です。フラット35は、「幅広い国民がマイホームを持てるようにすること」「優良・高性能な住宅を日本に普及させること」といった国の方向性に沿って提供されている点を理解しておきましょう。

そのため、パート・アルバイトで働いている人でも利用できる可能性がありますし、団体信用生命保険への加入は任意で、健康上の理由で団信に加入できない人でも利用できます。住宅ローンの審査基準は民間金融機関の住宅ローンとかなり異なっており、フラット35は雇用形態などの面で一般的な住宅ローンより申し込みのハードルが低い面があります。

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スーパーフラットのデメリット・メリット|頭金・金利・事務手数料を解説

頭金を準備して住宅ローンを検討する家族のイメージ

SBIアルヒ(旧ARUHI)は、【フラット35】の実行件数で16年連続シェアNo.1(※2010年度-2025年度統計、取り扱い全金融機関のうち借り換えを含む【フラット35】実行件数(2026年3月末現在、SBIアルヒ調べ))を誇る、住宅ローン専門の金融機関です。

そのSBIアルヒで主力商品として人気を集めているのが「スーパーフラット」です。

スーパーフラットは、一定の頭金(自己資金)を用意することで、通常のフラット35よりも低い金利で借り入れできるのが最大の特徴です。さらに、ワイド団信やがん団信など団信の選択肢が広い点もメリットです。一方で、頭金が必要になるなど注意すべきデメリットもあります。この記事では、その仕組み・メリット・デメリットを順番に整理します。

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建築確認と住宅ローン審査の関係|確認済証・検査済証と2025年法改正

建築確認の手続きと住宅の建築をイメージしたイラスト

マイホームは土地を持っていても、その土地に勝手に家(建物)を好きなように建てられるわけではありません。


建築基準法という法律の定めに沿って適切な手続きを行ったうえで建築する必要があります。

建築基準法以外にも、都市計画法や消防法など住宅建築に影響するさまざまな法律があります。建築基準法では、それらの法律と連携しつつ、家を建てるときに遵守しなければならないルールが明記されています。

基本的には、不動産会社や建築事務所・工務店が、家を建てるだけでなく法に従って必要な手続きを進めてくれますので、詳細まで理解する必要はありませんが、私たち自身もある程度の知識を持っておくことが大切です。

また、家を建てるときには多くの人が住宅ローンを利用しますが、住宅ローンの審査の中で、これらの手続きが適切に行われているかも確認されます。ルールを守っていないと、住宅ローンを借りられないこともあります。

この記事では、建築確認と住宅ローンの審査の関係について、用語の整理から提出のタイミング、2025年4月に施行された法改正の影響、そして【フラット35】特有の書類まで体系的に解説していきます。

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フラット35の団信と収入保障保険の違い|任意加入と金利上乗せの仕組み

住宅ローンと団信で家族の暮らしを守るイメージ

かつての【フラット35】は、団信(団体信用生命保険)に加入するための特約料を、住宅ローンの返済とは別に毎年支払う必要がありました。2017年10月に制度が改正され、団信の保険料が住宅ローンの金利に組み込まれる形になったことで、特約料を別途支払う必要はなくなっています。

現在の【フラット35】では、団信への加入は任意(原則加入)です。団信に加入する場合は借入金利にその分が反映され、加入しない(できない)場合は新機構団信付きの借入金利より年0.200%低い金利で借り入れできます。健康上の理由などで団信に入れない方でも利用できるのが、民間ローンとの大きな違いです。

この記事では、【フラット35】の団信の仕組みと、団信の代わりに収入保障保険を選ぶ場合との違いを、基礎から順に整理して解説します。

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アシューマブルローン(金利引継特約付きフラット35)とは?仕組みと注意点

住宅ローンを次の購入者へ引き継ぐイメージ図

住宅ローンの金利は上昇局面が続いています。全期間固定のフラット35は、2026年8月の借入金利(21年以上35年以下・融資率9割以下・新機構団信付き)が年3.290%と、現行制度になった2017年10月以降でもっとも高い水準になりました。このような局面であらためて価値が高まるのが「フラット35のアシューマブルローン」です。

アシューマブルローン(金利引継特約付き【フラット35】)という仕組みは2017年10月に始まりました。あまり聞き慣れない用語かもしれません。

この記事では、アシューマブルローンの仕組み・メリット・デメリットを、住宅金融支援機構の公式情報にもとづいてわかりやすく解説します。将来、マイホームの売却を考えている人は必見の仕組みです。

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SBIアルヒのフラット35の審査基準|2026年8月の金利と手数料

フラット35で長期固定の住宅ローンを組んで家を購入するイメージ

SBIアルヒ(旧ARUHI・アルヒ)は、2025年度まで16年連続でフラット35の実行件数シェア1位を獲得し続けている、フラット35最大手の住宅ローン専門金融機関です。2025年度のシェアは27.7%で、フラット35を借りた人の約4人に1人がSBIアルヒ経由という計算になります。

※2010年度-2025年度統計、取り扱い全金融機関のうち借り換えを含む【フラット35】実行件数(2026年3月末現在、SBIアルヒ調べ)

この特集ページでは、フラット35業界で圧倒的なシェアを維持し続けているSBIアルヒのフラット35の審査基準について、基礎から順番に解説しています。あわせて、2026年8月時点の金利水準・事務手数料・団信の選び方、そして2026年7月に変わった申込方法まで整理しました。

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auじぶん銀行 住宅ローンのデメリット|団信・審査・注意点を解説

スマホで住宅ローンを管理するネット銀行利用者のイメージ
この記事を書いた専門家(フィナンシャルプランナー)
遠藤功二(フィナンシャルプランナー)


遠藤功二(えんどう こうじ)

1級FP(1級ファイナンシャルプランニング技能士)

CERTIFIED FINANCIAL PLANNER、経営管理専攻修了(MBA)

三菱UFJモルガンスタンレー証券、オーストラリア・ニュージーランド銀行にて延べ1,000人以上の顧客の資産運用アドバイスを担当。 現在は独立系FPとして、投資に限らずライフプランニング、保険、住宅などの幅広い分野で相談、講演、執筆業務に携わる。

インターネットとスマートフォンが普及し、パソコンやスマートフォンで銀行取引を行うのが当たり前の時代になりました。すでに住宅ローンはスマホで申し込むのが当たり前の時代と言えます。
さらに時代は進み、AIを利用した住宅ローン審査も定着しています。そうした時代の流れもあって、今、ネット銀行で住宅ローンを借りる人が大きく増えました。

例えばauじぶん銀行は、ネット銀行の中でも住宅ローンの残高を大きく積み上げてきた1行です。

一般的に、店舗を持たないネット銀行は銀行サービスを提供するための店舗費や人件費といった経費がかかりにくいので、その分、預金やローンの金利を良い条件で提示できるとされています。実際、住宅ローンも、ネット銀行は手数料や金利などの諸条件が対面型の銀行よりも有利な傾向があります。

たしかに、ネット銀行の住宅ローンは、金利やサービスなどの融資条件が有利ですが、ネット銀行の住宅ローンはけっして万能というわけではありません。どんな住宅ローンにもメリットやデメリットが存在するように、ネット銀行の住宅ローンにもデメリットがあります。

もちろん、ネット銀行の住宅ローンの中でも人気が高いauじぶん銀行の住宅ローンは、様々な住宅ローンの人気ランキングでも上位で、デメリットよりもメリットが上回っていると言えます。実際、住宅ローンの残高も順調に増えていて、利用している方が非常に多い住宅ローンです。

それでもデメリットや注意点は必ず存在しています。

この記事では、ネット銀行の中でも比較的人気の高いauじぶん銀行について、デメリットや落とし穴になりそうなポイントを中心に解説したいと思います。こちらのサイトでもより詳しくデメリットを解説しているので合わせて参考にしてください。

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auじぶん銀行 住宅ローンの落とし穴と審査基準|上乗せ金利に注意

スマホで住宅ローンの審査条件を確認する夫婦のイメージ

auじぶん銀行の住宅ローンを検討する際、人気ランキングや口コミ評価だけで結論を出すのは早計です。ネット上では「低金利」「団信が充実」といったポジティブな評価が目立ちますが、実際に重要なのは審査の中身と商品設計の細部です。条件を正しく理解していなければ、想定していたメリットが十分に得られない可能性があります。

auじぶん銀行はサービス開始以来、住宅ローンの実行額が5兆円を突破したと公表しており、ネット銀行の中でも確固たる存在感を築いています。特に変動金利の水準と、がん保障や全疾病保障を組み込んだ団信のラインアップは強みです。au経済圏との連動による金利優遇も含め、スペック面では非常に競争力があります。

ただし、その「低金利」は無条件ではありません。住宅ローン金利優遇割を最大限活用するには、au回線(auモバイル優遇割)やじぶんでんきといった所定のau関連サービスの利用が前提です。引き下げ幅はauモバイル優遇割が年0.070%、じぶんでんき優遇割が年0.030%で、あわせて最大年0.100%となります(2026年8月時点・公式サイトにて確認)。対象サービスや引き下げ幅は見直されることがあり、たとえばpovo2.0はauモバイル優遇割の対象外です。申し込み前に必ず最新の適用条件を公式サイトで確認することが不可欠です。

さらに見落とされがちなのが、優遇の適用開始時期です。申し込みと同時に即時反映されるとは限らず、条件充足後に一定期間を経て適用されるケースがあります。また、途中で対象サービスを解約した場合は優遇が終了する取り扱いとなります。つまり、契約時点の金利だけでなく、完済まで条件を維持できるかどうかが実質金利を左右します。

審査面でも注意が必要です。auじぶん銀行はネット完結型で手続きがスムーズな反面、収入の安定性や勤続年数、既存借入状況のチェックは相応に行われます。特に他の無担保ローンやカードローンの利用状況は審査に影響しやすく、事前に整理しておくことが望ましいでしょう。また、団信付きローンである以上、健康状態の告知内容も重要です。疾病保障付き団信を希望する場合は、一般団信より告知項目が増えるため、事前に条件を把握しておくべきです。

商品仕様の面では、事務手数料が借入額の2.20%(税込)である点も見逃せません。加えて、物件価格の80%超で借りる場合は年0.045%、借入期間を35年1ヶ月以上(長期返済)とする場合は年0.100%の上乗せ金利が発生します(2026年8月時点・公式サイトにて確認)。表示金利だけを比較すると魅力的に見えても、総返済額ベースで他行と並べて試算しなければ、本当の有利不利は判断できません。

まとめると、auじぶん銀行の住宅ローンは、au経済圏を継続的に利用する人にとっては非常に合理的な設計です。一方で、通信や電力を柔軟に乗り換えたい人や、優遇条件を長期維持できるか不透明な人にとっては、想定よりメリットが薄れる可能性があります。

住宅ローンは「いま一番安い銀行」を選ぶ商品ではありません。金利、団信、優遇条件、事務手数料、審査の通りやすさまで含めて、自分の家計とライフプランに合致するかを冷静に見極めることが、後悔しない選択につながります。

※審査の結果によっては保証付金利プランとなる場合があり、この場合、上記の金利とは異なる金利となります。 金利プランが保証付金利プランとなる場合は、固定金利特約が3年、5 年、10年に限定されます。


価格.comの住宅ローン人気ランキングやオリコン顧客満足度®︎調査 住宅ローンでは、各種部門で上位にランクインしています。

ただし、どんなに優れた住宅ローンでもご自身が利用できなければ意味がありませんし、住宅ローンを利用するには総合的な融資審査を通過する必要があります。審査に通過できないとその住宅ローンは利用できないため、誰でも希望する住宅ローンを利用できるわけではありません。

この記事では、auじぶん銀行の住宅ローンについて審査基準と、契約後まで含めた落とし穴(デメリット)を、公式の商品概要をもとに順に整理していきます。auじぶん銀行に興味を持ち始めた人、審査に通るか不安に感じている人の参考になれば幸いです。

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auじぶん銀行のペアローン・収入合算|団信と住宅ローン控除の違い

スマホでネット銀行の住宅ローンを申し込む夫婦のイメージ

夫婦や親子など、親族2人の収入を活かして住宅ローンを組む方法には「ペアローン」と「収入合算」の2つがあります。どちらも借入可能額を増やし、希望に近いマイホームを購入しやすくするための仕組みで、審査では2人分の収入をもとに返済能力が判断されます。

ただし、収入を合算できるからといって、家計の負担を超える借入は避けるべきです。日本銀行は2026年7月31日の金融政策決定会合で政策金利(無担保コールレート翌日物)を年1.0%程度で据え置くことを決めましたが、これは「当面上がらない」という意味ではありません。実際に2026年8月は大手行の10年固定金利やフラット35が引き上げられており、変動金利で借りるなら将来の返済額が増える可能性を織り込んでおく必要があります。住宅ローンで重要なのは「いくら借りられるか」ではなく「どのくらい無理なく返せるか」です。

この記事では、ネット銀行のなかでも共働き世帯の利用が多いauじぶん銀行を例に、ペアローンと収入合算の違い、団体信用生命保険(団信)の扱い、住宅ローン控除や遺族年金との関係までを順に整理します。仕組みを理解しておけば、他行と比較するときの基準にもなります。

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