住宅ローン

マイナス金利解除は住宅ローン金利にどう影響するか?

2016年2月に日銀が実行したマイナス金利政策は大きな衝撃を経済界や住宅業界に与えました。

連日のようにテレビや新聞などニュースで大きく取り上げられましたし、金利が低下したことで預金金利が低下ました。当時は銀行の収益悪化が問題視され、いまでも問題の1つです。

その一方、住宅ローンでお金を借りる場合には過去最低水準まで低下しているため大きなメリットとして喜ばれてきました。このマイナス金利は日銀が行っている金融緩和政策の1つで、現在はマイナス金利から長短金利操作付き量的・質的金融緩和が行われています。

このマイナス金利を含めた金融緩和政策とはどんなものなのか。そしてそれが住宅ローン金利にどのような影響を与えるのかを考えてみましょう。なお、マイナス金利解除は、「マイナス金利政策」の逆の影響が経済界に波及していくことになります。

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フラット35の審査基準を解説。通らない・落ちた理由とその対策

フラット35は国土交通省が所管する住宅金融支援機構が提供する長期固定金利タイプの住宅ローンです。

フラット35について

フラット35は住宅金融支援機構に直接申し込むのではなく、住宅金融支援機構と提携する金融機関を経由して申し込む仕組みになっています。

フラット35を申し込むことができる金融機関は約330社あります。さらにそれらの金融機関と提携している工務店や不動産会社経由で申し込む場合もあります。幅広い金融機関で全国的に利用可能なフラット35はこれまで100万組の人が利用しているので、1件あたり2,500万円だとして25兆円、1件あたり3,000万円だとして30兆円も貸している計算になります。

この記事では100万件≒100万世帯以上のご家庭に住宅ローンを貸しているフラット35の審査基準について解説しています。

まず、フラット35を提供する住宅金融支援機構は、利益を上げることが目的の銀行とは違う行政法人で、国土交通省などが所管しています。

独立行政法人という仕組みを使って国が幅広い国民の住環境の改善を支援することを目的に提供されているフラット35は、まさに公的な役割をになっている住宅ローンです。

「幅広い国民がマイホームを持てるようにすること」「優良・高性能な住宅を日本に普及させること」などの国が定める方向性・戦略に沿って提供されています。

例えば、パート・アルバイトでも利用できたり、団体信用生命保険に加入できない人でも利用できたり、住宅ローンの審査基準も民間金融機関の住宅ローンとはかなり異なっています。ダイレクトに言ってしまえば、フラット35は日本有数の審査に通りやすい住宅ローン、つまり、審査基準が甘い面がある住宅ローンです。

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フラット35審査と年収/借入可能額は?いくら借りれる?

フラット35は国土交通省が所管する住宅金融支援機構が提供する住宅ローンです。消費者が申し込む窓口は住宅金融支援機構と提携する民間金融機関(銀行やモーゲージバンクなど)です。幅広い日本国民が優良な住宅に住めることを目的の1つとして提供されている公的な住宅ローンが「フラット35」です。

そのような側面があるため、一般的な銀行の住宅ローンを利用しにくい、自営業・個人事業主・会社経営者・会社役員・パート・アルバイトなど人でも審査に通るケースが多く、銀行の通常の住宅ローンの審査に落ちた人などからの申込の受け皿となっていると言われています。

フラット35は累計で100万組以上の人に利用されている日本を代表する住宅ローンです。

なお、フラット35の審査基準は住宅金融支援機構が定めているため基本的な審査結果は同じです。基本的には、借入可能額などもどの金融機関を経由しても同じ結果となります。

今回はフラット35の年収ごとの借入限度額についてご紹介してみたいと思います。

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パート・アルバイトの住宅ローン審査について

一般的に、パートやアルバイトで働く人が、自らの収入だけでマイホームを購入したり、住宅ローンを契約するのは難しいと言われています。

たしかにパートやアルバイトの人でも利用できる住宅ローンは少なく、借入先を探すのは簡単ではありませんが、絶対に住宅ローンを利用できないわけではありません。

その代表的な例が住宅金融支援機構が提供するフラット35です。特に、フラット35の取扱件数で圧倒的なシェアを維持しているARUHIでは、パートやアルバイトの人にフラット35を貸し出した実績がたくさんあります。

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住信SBIネット銀行の住宅ローンのキャンペーンコード/2024

住信SBIネット銀行のロゴ

ネット銀行の中でも住宅ローンの歴史があり、すでに国内の全銀行の中でもトップレベルの住宅ローンの融資実績があるのが住信SBIネット銀行です。

住信SBIネット銀行は2023年10月に住宅ローンの融資実行金額が累計10兆円を突破するなど、かなりの勢いで住宅ローン利用者を増やしています。

ネット経由だけでなく、SBIマネープラザや自社のローンプラザなどの店舗、また、不動産業者との提携も強化していて、幅広いチャネルで積極的に住宅ローンを販売することで順調に住宅ローンの利用者を拡大していることも要因と言われています。

その規模はすでに地銀大手を越えていますし、メガバンクをも凌駕しています。

住信SBIネット銀行では定期的に金利引き下げやキャッシュバックを行う住宅ローンのキャンペーンを頻繁に実施しています。キャンペーンコードの入力が必要なキャンペーンを実施する可能性もあります。

2024年4月3日に当サイトの編集部が確認した限りでは、住信SBIネット銀行の公式サイトではキャンペーンコードを入力する必要がある住宅ローンのキャンペーンの実施は確認できませんでした。

ただし、ネット銀行間の競争が激化していることで、いつ住信SBIネット銀行が住宅ローンのキャンペーンを開始してもおかしくない状況なので、申し込み前に最新のキャンペーンの実施状況を確認しておくようにしましょう。

住信SBIネット銀行の住宅ローンのキャンペーンコードの確認はこちら 続きを読む

ソニー銀行の住宅ローンの落とし穴・デメリット、メリットとは?

ソニー銀行は2001年にソニーと三井住友銀行(旧さくら銀行)などが出資して誕生した歴史が長いインターネット銀行です。

インターネット銀行として日本で初めて住宅ローンの取り扱いを開始したのもソニー銀行です。今の時代では、住宅ローンをインターネットで申し込むのは当たり前の時代ですが、インターネットで申し込む住宅ローンはソニー銀行が切り開いてきた分野と言っても言い過ぎではないほどです。

また、ソニー銀行の住宅ローンは、オリコンの顧客満足度調査で2023年に1位を獲得しており、実際にソニー銀行の住宅ローンを利用しているユーザーに高く評価されています。利用者も多く満足度も高いのがソニー銀行の住宅ローンの特徴です。

このページではソニー銀行の住宅ローンの落とし穴やデメリットを中心にまとめています。悪い点を紹介している記事のように感じるかもしれませんが、ソニー銀行の住宅ローンに魅力がないという伝えたいわけではなくて、どんなに優れた住宅ローンでも商品内容をちゃんと理解しておかなければ思わぬ落とし穴に落ちてしまうことがある、という点を伝えたいと思っています。

※この記事ではソニー銀行の住宅ローン最新キャンペーンの情報などにはあまり触れていませんので、事前にこちらから確認しておくようにしてください。

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PayPay銀行 住宅ローンのキャンペーン、キャッシュバック情報

PayPay銀行のロゴ
PayPay銀行の住宅ローン

PayPay銀行はもともとはジャパンネット銀行という銀行でした。また、ジャパンネット銀行は日本初のインターネット専業の銀行で、日本で最も歴史があるネット銀行です。

一方で、住宅ローンの取り扱いを開始したのは2019年7月と遅めです。ただし、住宅ローンをスタートした時点から、他のネット銀行の住宅ローンを意識していて変動金利の低さが目立っていました。

最初は「疾病保障サービス」はオプションサービスの扱いで、純粋に金利の低さで勝負していましたが、2021年に所定のがんと診断された時に住宅ローンの残高が半分になるがん50%保障団信を無料でセットできるように商品を改定しています。

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【2024年最新】ARUHIのキャンペーンコードを手に入れる方法とは?

ARUHI

この記事ではARUHIでフラット35で事前審査に申し込む時の画面にある”キャンペーンコード”を手に入れることができるのか?というテーマについて解説しています。

ARUHIは、フラット35の申込先の金融機関として13年連続で融資実行件数1位を獲得しているフラット35業界内で最大手の金融機関です。近年は、フラット35を利用する人の4人に1人以上がARUHI経由で申し込んでいるぐらいの高いシェアを占めているので、フラット35の利用を考えている人はARUHIの名前を耳にすることは多いでしょう。

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【2024年4月最新】SBI新生銀行の住宅ローンの請求コードをゲットする方法は?連絡欄も

新生銀行

このページでは、SBI新生銀行の住宅ローンを申し込む画面の途中に出てくる「ご請求コード」と「連絡欄」について解説しています。

※「ご請求コード」の入手方法や利用方法について2024年4月1日時点の調査結果で解説しています。

住宅ローンのキャンペーンに関する注意点

SBI新生銀行は、住宅ローンのキャンペーンを頻繁に開催している銀行の1つです。今月も新規借入限定キャンペーンを実施中です。頻繁に開催はしているものの、常に住宅ローンのキャンペーンを行っているわけではありませんし、当サイトでも、毎日キャンペーン実施状況をチェックしているわけではないので新たなキャンペーンを見逃してしまう可能性もあります。

当サイトが調べた時点では確認できませんでしたが、請求コードの入力が必要なキャンペーンが急遽開催されている可能性もありますので、最新のキャンペーン情報をこちらのページか以下の公式サイトから確認しておくようにしてください。

最新キャンペーンの確認はこちら

※これまで当サイトが確認してきた限り、「誰でも参加可能」で「ご請求コードの入力」が必要なキャンペーンはほとんど実施されていません。ただし、過去にご請求コードを入力しないと参加できないキャンペーンを行っていたことがあるのは確認できていますので、同じようなキャンペーンが今後、実施される可能性があります。

請求コードの入力欄はどこ?

SBI新生銀行のご請求コード

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