住信SBIネット銀行の住宅ローンは、ネット銀行のなかでも取扱実績が豊富で、業界最低水準の金利と充実した団信を両立していることで知られています。
メガバンクなど他の金融機関からも注目される、日本を代表する住宅ローンの一つにまで事業を拡大しています。
この特集ページでは住信SBIネット銀行の住宅ローンの審査基準について解説します。審査が甘いのか厳しいのか、そして審査に落ちた場合の対策を知りたい人にも役立つ情報を、教科書のように順を追って整理していきます。
目次
業界最低水準の金利に「スゴ団信」が無料で付帯
住信SBIネット銀行の住宅ローンが多くの人に選ばれている理由は、単純に金利が低いからだけではありません。「スゴ団信」と呼ばれる充実した保障が、金利の上乗せなし(無料)で基本付帯する点が大きな魅力です。すべての年齢の人に「全疾病保障」が付き、さらに住宅ローン実行時の年齢が50歳未満の人には「3大疾病50%保障」も基本付帯します。
また、住宅ローン審査へのAI活用など手続きの効率化にも前向きで、審査スピードの向上に努めています。手続き面・条件面・借入後の利便性など、総合的に改善を続けている住宅ローンといえます。
なお住信SBIネット銀行は、2025年10月にNTTドコモの連結子会社となり、現在はドコモと三井住友信託銀行の共同経営体制です。サービスブランドは「d NEOBANK」で、2026年8月には商号を「ドコモSMTBネット銀行」へ変更する予定とされています(2026年7月時点。住宅ローン商品はそのまま継続の見込みですが、最新の運営体制・名称は公式サイトでご確認ください)。
住信SBIネット銀行の住宅ローンの魅力とは?
住信SBIネット銀行の住宅ローン(WEB申込コース)は、変動金利から長期固定金利まで幅広い金利タイプで業界最低水準の低金利を実現しています。
さらに、「保証料無料」「団体信用生命保険料無料」「スゴ団信(全疾病保障)無料」「一部繰上返済手数料無料」など、金利以外のサービス性・利便性も高く、高い人気を集めています。
第三者機関による満足度調査でも高い評価を得ることが多く、価格.comの調査で何度も上位評価を受けているほか、日本能率協会総合研究所やオリコンのランキングでも上位に入っています。
価格.comやオリコンの調査は一般ユーザーによるものですが、日本能率協会総合研究所の調査は住宅関連業界で働く人たちの評価を集めたものです。つまり、住宅業界のプロからも住信SBIネット銀行の住宅ローンは高く評価されているといえます。
- 利用してみたい住宅ローン
- 友人・知人に奨めたい住宅ローン
- 金利が魅力な住宅ローン
- 付帯サービスが充実している住宅ローン
- いざという時に安心できる住宅ローン
住信SBIネット銀行のスゴ団信・全疾病保障の魅力とは?
「スゴ団信」に無料で含まれる全疾病保障は、病気やケガの種類を問わず就業不能状態が続いた場合に、住宅ローン残高が0円になる疾病保障です。就業不能状態には、入院だけでなく医師の指示による自宅療養も含まれます。
就業不能保障保険に近い保障が無料でついてくるため、すでに就業不能保障保険に加入している人は、その保険を見直して保障のバランスを調整する検討材料にもなるでしょう。
住宅ローン債務残高に対する保障
病気やケガで就業不能状態が一定期間続いた場合、住宅ローン残高相当額が保険金として支払われます。
公式の説明を要約すると、「12か月以上働けない状態が続いたら住宅ローンの残高が0円になる。ただし8疾病以外の病気の場合は、単に働けない状態が続いているだけでは対象外で、入院していることが条件」という疾病保障です。
月々のローン返済に対する保障について
病気やケガで就業不能状態になった場合、住宅ローンの月々の返済が保障されます。
かみ砕いて説明すると、「残高が0円になるのは12か月以上の就業不能が続いたあとですが、その条件を満たすまでの12か月間についても、毎月の住宅ローン返済が保障される(返済しなくてよい)」ということです。就業不能の状態や8疾病の範囲など細かな条件は変更されることがあるため、加入前に必ず最新の保障内容を確認しましょう。
※保障の詳細・最新の適用条件は、住信SBIネット銀行の公式サイトやコールセンターで確認するようにしましょう。
住信SBIネット銀行の住宅ローンの審査基準は公開されている?
住信SBIネット銀行が住宅ローン利用者の獲得に積極的なのは金利水準を見ればわかりますが、商品説明書などで公開されている情報を見ても、審査基準そのものは明確には記載されておらず、ざっくりとしか把握できないのが実情です。これは住信SBIネット銀行に限らず、多くの金融機関に共通する点です。
とはいえ、住信SBIネット銀行の累計の住宅ローン取扱実績はネット銀行のなかでもトップクラスで、非常に多くの人が実際に借り入れているのは紛れもない事実です。公開された明確な合格ラインが無いぶん、下でまとめる「一般的に審査で見られるポイント」を押さえておくことが大切です。
住宅ローン審査で一般的に見られる主なポイント
審査基準は非公開ですが、住宅ローン審査で一般的に重視される観点は次のとおりです。自分がどの点で不安があるかを整理する手がかりにしてください。
| 審査で見られる観点 | 見られるポイント | 対策のヒント |
|---|---|---|
| 年収・収入の安定性 | 安定かつ継続した収入があるか、返済負担率(年収に占める年間返済額の割合)が過大でないか | 借入額を無理のない範囲に抑える/収入合算・ペアローンを検討する |
| 勤続・雇用形態 | 収入の継続見込み。住信SBIは勤続年数・雇用形態に特段の定めなし | 転職直後などは収入の継続性を書面で説明できるようにする |
| 年齢 | 借入時満18歳以上満65歳以下、完済時満80歳未満 | 年齢が上がると返済期間が短くなるため、早めの申込・返済計画を立てる |
| 信用情報 | 他のローンやクレジットの延滞・多重債務の有無 | 申込前に他の借入・カードの延滞を解消し、不要なローンは整理する |
| 物件・担保評価 | 購入する物件の担保価値。投資用物件は資金使途の対象外 | 資金使途の条件(自己または家族の居住用など)を満たしているか確認する |
審査に落ちた・不安な場合の対策
審査に通らなかった場合や、通るか不安な場合は、次のような対策が考えられます。
- 借入額・返済期間を見直す:返済負担率を下げると審査に通りやすくなることがあります。頭金を増やす、借入額を抑えるなどを検討しましょう。
- 他の借入・クレジットを整理する:カードローンやリボ払いの残高、延滞履歴は審査に影響します。申込前に整理・解消しておきます。
- 収入合算・ペアローンを活用する:配偶者などの収入を合算すると、借入可能額が増え、審査面でも有利になることがあります。
- 他の金融機関も検討する:審査基準は銀行ごとに異なります。1行で通らなくても、団信や諸費用の考え方が異なる他行なら選択肢になることがあります。たとえばSBI新生銀行は、事務取扱手数料を借入金額×2.20%(税込)の定率型に一本化した分かりやすい費用体系で、保証料や一部繰上返済手数料が0円、一般団信の上乗せも0円と、諸費用面の見通しが立てやすい住宅ローンです。店舗相談とオンライン手続きの両方に対応しており、比較検討の候補として検討する価値があります。
夫婦や親子での住宅ローン利用も可能(ペアローン・収入合算)
住信SBIネット銀行ではペアローンや収入合算を利用した住宅ローンの申込が可能です。利用することで、一人で組むよりも借入限度額を大きく増やせる可能性があります。

申込の条件(商品説明書記載事項)
最後に、住信SBIネット銀行の住宅ローンの主な利用条件を確認しておきましょう(2026年6月時点の公式・商品概要説明書に基づく。最新の条件は公式サイトでご確認ください)。
年齢
仮審査申込時満18歳以上、借入時満65歳以下で、完済時満80歳未満。
※成年年齢の引下げに伴い、従来の「満20歳以上」から「満18歳以上」へ変更されています。
勤続年数
特に定めなし
雇用形態
特に定めなし
年収・収入
安定かつ継続した収入があること
国籍
特に定めなし。ただし日本国内に住んでいること
資金使途について
住信SBIネット銀行の住宅ローンは、次のような用途で利用できます。
- ご本人またはご家族がお住まいになるための住宅の新築・購入資金およびこれにかかわる諸費用
- ご本人またはご家族がお住まいの現在お借入中の住宅ローンの借換資金およびこれにかかわる諸費用
※既に住信SBIネット銀行でお借入れの住宅ローンを借換えすることはできません。
※投資用物件のご購入資金としては、ご利用いただけません。
よくある質問(FAQ)
住信SBIネット銀行の住宅ローンの審査は厳しいですか?
審査基準は公開されていないため「厳しい/甘い」を断定することはできません。ただし業界最低水準の金利で多くの利用実績があることから、収入の安定性・返済負担率・信用情報・物件の担保評価といった一般的なポイントを満たしていれば、過度に不安になる必要はないと考えられます。
パート・自営業でも申し込めますか?
雇用形態に特段の定めはなく、「安定かつ継続した収入があること」が条件です。ただし収入の安定性は審査で重視されるため、収入合算やペアローンの活用、借入額の調整などで返済負担率を抑える工夫が有効です。
団信の保険料はかかりますか?
一般団信・スゴ団信(全疾病保障・50歳未満は3大疾病50%保障も基本付帯)は金利の上乗せなし(無料)で利用できます。より手厚い保障を選ぶ場合は金利上乗せが生じることがあるため、最新の団信ラインアップと上乗せ幅は公式サイトでご確認ください。










