大東銀行は、福島県郡山市に本店を置き、福島県のほか東京・宇都宮・さいたま市などにも店舗を持つ第二地方銀行です。きらやか銀行・仙台銀行・福島銀行とATMを相互無料提携した「東北おむすび隊」にも参加しています。
住宅ローンは融資金額 最大2億円・返済期間 最長50年と枠が大きく、団信の選択肢が多いのが特徴です。この記事では、①ラインナップ、②2026年7月の適用金利、③商品概要、④諸費用、⑤団信の選び方の順に、公式情報にもとづいて整理します。
目次
大東銀行の住宅ローンのラインナップ
公式サイトの住宅ローンラインナップ(2026年7月14日確認)には、次の商品が並んでいます。
- 住宅ローン…新築・増改築、建売・マンション・居住用土地の購入、借換えなどに使う基本商品。
- 住宅ローンLife…住宅資金に加えて、借入中のローンやクレジット、車購入資金もまとめられるタイプ。
- フラット35…全期間固定金利。返済計画を確定させたい人向け。
- 不動産担保ローン…賃貸物件購入資金など幅広い用途に対応。
- だいとうリフォームローン…増改築資金向け。
- 住宅ローン(無担保借換専用)…担保審査なしでスピーディーに借換えできるタイプ。
変動金利・固定金利(3年・5年・10年)の選択型が中心で、全期間固定を望む場合はフラット35で対応するという構成です。
2026年7月の適用金利(公式・新規借入)
大東銀行は店頭表示金利と、そこから引き下げた適用金利の幅を公表しています。適用金利に幅があるのは、割引幅が審査結果によって決まるためです。
| 金利タイプ | 店頭表示金利 | 適用金利(住宅ローン/住宅ローンLife) |
|---|---|---|
| 変動金利 | 3.375% | 年1.100%〜1.950%(▲2.275%〜▲1.425%) Life:年1.300%〜2.150%(▲2.075%〜▲1.225%) |
| 3年固定 | 3.350% | 年1.750%〜2.600%(▲1.600%〜▲0.750%) Life:年1.950%〜2.800% |
| 5年固定 | 3.700% | 年2.100%〜2.950%(▲1.600%〜▲0.750%) Life:年2.300%〜3.150% |
| 10年固定 | 4.200% | 年2.600%〜3.450%(▲1.600%〜▲0.750%) Life:年2.800%〜3.650% |
出典:大東銀行 公式「住宅ローンの金利プラン」(2026年7月1日現在・2026年7月14日確認)。店頭表示金利は毎月見直され、金利情勢によっては月中に変更される場合があると明記されています。実際に検討する際は必ず公式サイトで最新の金利をご確認ください。

全期間割引を受けるための取引条件
次の1〜4のうち1項目以上に該当すれば、借入全期間(最長50年)にわたって店頭表示金利からの割引が適用されます(割引幅は審査結果により決定)。
- クレジットカード(大東VISAまたは大東MUFGカード)を申し込める人
- カードローンを申し込める人
- 給与振込を大東銀行に指定できる人
- 全国健康保険協会から健康事業所宣言書を受領した事業所の従業員である人
条件のハードル自体は高くありませんが、「1項目満たせば最優遇」ではなく、割引幅は審査結果次第である点に注意しましょう。表の下限(変動なら1.100%)はあくまで最も条件がよい場合の金利です。
商品概要:最大2億円・最長50年
| 項目 | 内容 | 読むときのポイント |
|---|---|---|
| 利用できる人 | 申込時 満20歳以上満80歳未満・完済時 満85歳未満/安定継続収入/団信加入可/保証会社の保証を受けられる人 | 完済時年齢の上限が85歳未満と幅広い |
| 保証会社 | MG保証・東北総合信用保証・全国保証・クレディセゾンのいずれか | どの保証会社になるかで選べる団信が変わる |
| 融資金額 | 2億円以内(1万円単位) | 第二地銀としては上限が大きい |
| 融資期間 | 50年以内 | 毎月返済額は下がるが総利息は増える |
| 使いみち | 新築・増改築、建売・マンション・中古住宅・居住用土地の購入、セカンドハウスの購入、他行からの借換え | セカンドハウスにも対応 |
| 返済方法 | 毎月元利均等返済(融資金の50%以内でボーナス増額返済の併用可) | ボーナス依存は上げすぎない |
| 連帯保証人 | 原則不要(収入合算者・担保提供者は連帯保証人) | 審査により条件が付く場合あり |
出典:大東銀行 公式「住宅ローン」商品の概要(2026年7月14日確認)。返済期間50年は「毎月の返済額を抑える」ための選択肢ですが、その分だけ利息の総額は増え、完済年齢も上がります。返済期間は「借りられる最長」ではなく「無理なく返せる長さ」で決めるのが基本です。
諸費用:手数料は「銀行分+保証会社分」で見る
大東銀行の住宅ローンは、取扱手数料と保証会社手数料が別建てです。ここを合算で見ておかないと、諸費用を過小に見積もってしまいます(以下は公式の商品概要・2026年4月1日現在)。
| 費用の種類 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 取扱手数料 | 融資1件につき55,000円〜110,000円(税込) | 別途、保証会社手数料55,000円(税込)がかかる |
| 保証料 | 一括前払い方式:100万円・借入50年で12,114円〜196,172円 金利上乗せ分割方式:年0.050%〜1.500%を借入金利に上乗せ | 金額・期間・申込内容で変わる |
| 繰上返済手数料(税込) | 元金1,000万円以上=55,000円/300万円以上1,000万円未満=33,000円/300万円未満=11,000円 | 全額・一部(期間短縮・返済額減額)共通 |
| 早期の全額繰上返済の加算(税込) | 借入日から5年以内=+55,000円/10年以内=+33,000円 | 短期で完済すると上乗せがある |
| 固定金利選択手数料(税込) | 選択の都度 11,000円(融資実行時に固定を選ぶ初回は不要) | 固定⇔変動の切替コスト |
| 返済条件の変更(税込) | 22,000円〜55,000円 | 期間延長等 |
とくに注意したいのが繰上返済手数料です。ネット銀行では一部繰上返済手数料0円が一般的ですが、大東銀行では金額に応じて11,000円〜55,000円(税込)がかかり、借入から早い時期の全額繰上返済にはさらに加算があります。こまめな繰上返済で利息を圧縮する戦略を取りたい人は、この手数料体系が合うかどうかを必ず確認してください。
団信は「どの保証会社になるか」で選択肢が変わる
大東銀行の団信でいちばん理解しておきたいのは、付けられる特約が保証会社ごとに違うことです。主な選択肢(単独加入の場合の上乗せ金利)は次のとおりです。
| 保証会社 | 団信の種類(単独加入) | 上乗せ金利 |
|---|---|---|
| MG保証・東北総合信用保証 | 一般団信 | 上乗せなし(保険料は銀行負担) |
| 全疾病特約付団信(実行時 満20歳以上満50歳以下) | 上乗せなし(保険料は銀行負担) | |
| がん保障特約(ステージ限定型)Ⅲ・Ⅳ期保障型付団信(全疾病特約付) | 年+0.100% | |
| がん保障特約付団信(全疾病特約付) | 年+0.200% | |
| 全国保証 | がん診断保険金特約付団信 | 年+0.200% |
| 3大疾病特約付団信 | 年+0.300% | |
| クレディセゾン | 一般団信+ガン一時金プラン(満20歳以上満80歳未満) | 上乗せなし(保険料は銀行負担) |
| 3大疾病プラン | 年+0.250% | |
| 全疾病プラン | 年+0.350% |
出典:大東銀行 公式「団体信用生命保険・火災保険」(2026年7月14日確認)。ポイントは、MG保証・東北総合信用保証を利用する場合、融資実行日時点で満20歳以上満50歳以下なら「全疾病特約付団信」を上乗せ金利なしで付けられることです(全疾病特約=就業不能保障特約。精神障害や妊娠・分娩等、保障対象外の病気があります)。
なお、夫婦連生型(連帯債務でどちらかが所定の症状になれば残高0円)を選ぶ場合は、別途上乗せ金利が必要です(例:MG保証・東北総合信用保証の一般団信で年+0.350%、全国保証の一般団信で年+0.300%)。団信は加入時に保険会社の引受審査があり、誰でも加入できるわけではない点にも留意してください。
だいとうリフォームローン/住宅ローン(無担保借換専用)
「だいとうリフォームローン」は、マイホームの増改築資金に使えるローンです。金利・保証条件は改定されるため、最新の内容は必ず大東銀行の公式サイト・窓口でご確認ください(以前掲載していた金利は現在の水準と異なるため削除しました)。
あわせて覚えておきたいのが「住宅ローン(無担保借換専用)」です。担保審査がないため申込から融資までが早く、抵当権設定の費用がかからないのが利点で、借換えと同時にリフォーム資金にも使えます。公式の商品概要(2025年4月1日現在)では、融資金額は100万円以上1,500万円以下(リフォーム資金の上限は500万円)、期間は2年以上20年以内、保証会社は全国保証、事務取扱手数料は110,000円(税込・保証会社手数料を含む)、団信の保険料は銀行負担とされています。
福島県で住宅ローンを比べるときの視点
大東銀行は地元での相談のしやすさ・団信の選択肢の多さ・最長50年という枠の広さが魅力です。一方で、金利だけで見るとネット系の住宅ローンのほうが低いケースもあります。比較するときは、①適用金利(審査後の実際の割引幅)、②取扱手数料+保証会社手数料、③保証料(一括前払いか金利上乗せか)、④繰上返済手数料をまとめた「総コスト」で並べましょう。
比較候補の一例がSBI新生銀行です。保証料0円・一部繰上返済手数料0円と諸費用の体系がシンプルで、融資事務手数料は借入金額×2.20%(税込)の定率型。一般団信は上乗せ0円で、がん診断保障付団信・全疾病保障付団信といった保障の選択肢も用意されています。店舗相談とオンライン手続きの両方に対応しているため、対面で相談したい人にも検討しやすい選択肢です(最新の金利・条件はSBI新生銀行の公式サイトでご確認ください)。
大東銀行の住宅ローンに関するよくある質問
Q. 表示されている「年1.100%〜」で借りられますか?
A. 下限の金利は割引条件を満たし、かつ審査結果が良好な場合の水準です。大東銀行は「全期間割引金利は審査結果により決定します」と明記しており、適用金利には年1.100%〜1.950%(変動・2026年7月)という幅があります。提示される金利は審査後にしか確定しません。
Q. 全疾病特約付団信は本当に上乗せ0円ですか?
A. MG保証または東北総合信用保証を利用し、融資実行日時点で満20歳以上満50歳以下という条件を満たす場合、単独加入なら保険料は銀行負担=上乗せ0円と案内されています。保証会社が全国保証やクレディセゾンになる場合は選べる団信が異なるため、審査でどの保証会社になるかを確認しましょう。
Q. 返済期間50年は使うべきですか?
A. 毎月の返済額を抑えられる一方、利息の総額は増え、完済時の年齢も上がります(完済時年齢は満85歳未満が条件)。教育費・老後資金の計画とあわせて、繰上返済で実質的に期間を短くできるかまで含めて検討してください。ただし大東銀行では繰上返済に手数料がかかる点も踏まえる必要があります。
Q. 全期間固定で借りたい場合はどうすればよいですか?
A. 大東銀行の住宅ローン本体は変動・固定(3年・5年・10年)の選択型なので、全期間固定を希望する場合はフラット35が選択肢になります。参考までに、2026年7月のフラット35の金利は年3.14%(返済期間21年以上35年以下・融資率9割以下・新機構団信付き/住宅金融支援機構)です。金融機関ごとに事務手数料が異なるため、金利と手数料の両方で比べてください。
まとめ
- 2026年7月の適用金利は変動 年1.100%〜1.950%(店頭表示3.375%)、10年固定 年2.600%〜3.450%(同4.200%)。割引幅は審査結果次第。
- 融資は最大2億円・最長50年。完済時年齢は満85歳未満まで。
- 手数料は取扱手数料55,000〜110,000円(税込)+保証会社手数料55,000円(税込)の別建て。保証料は一括前払いか金利上乗せ(年0.050%〜1.500%)。
- 繰上返済には手数料(11,000〜55,000円・税込)がかかり、早期の全額繰上返済には加算がある。
- 団信は保証会社によって選択肢が変わる。MG保証・東北総合信用保証で満50歳以下なら全疾病特約付団信が上乗せ0円。
- 店頭表示金利は毎月見直されます。最新の金利・手数料・条件は大東銀行の公式サイトで必ずご確認ください。
住宅ローンは、地銀などの店舗で相談しながら契約する方法だけではありません。近年はネット完結型の住宅ローンも普及しており、店舗運営コストを抑えられることから、一般的に店舗型より低い金利が設定されるケースがあります。住宅ローンの総返済額は金利のわずかな差でも大きく変わるため、比較検討は欠かせません。SBI新生銀行もネット完結型ならではの魅力的な金利を提供しているため、住宅ローン選びの選択肢としてぜひチェックしてみてください。
SBI新生銀行の住宅ローンは、都市部だけでなく地方にお住まいの方でも全国から利用できます。店舗のある地域に限られず、多くの方が申し込みできるため、全国各地で地銀や信用金庫とも住宅ローン利用者の獲得競争を行っています。そのため、魅力的な金利や充実したサービスの提供に力を入れており、住宅ローンを検討する際は、地域の金融機関とあわせて比較してみる価値があるでしょう。
その結果、「金利が低いのはもちろん、無料で将来の病気やケガに備えられる保障が付いてきたり、様々な手数料を0円とする」など、地銀・信金の住宅ローンよりも有利な条件を提示しています。
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