
このページでは、auじぶん銀行の住宅ローンの最新のキャンペーン情報やキャンペーンコードの入手方法などについて解説しています。
住宅ローンのキャンペーンコードは入手できる?
2025年6月2日にauじぶん銀行の住宅ローン公式サイトを確認した限りでは、キャンペーンコードの入力が必要な住宅ローンのキャンペーンは確認できませんでした(当サイト調べ)。なお、今月は住宅ローンの審査を急いでほしいという意思を伝えるための専用のキャンペーンコードが用意されています。

上の画像は、2025年4月にSNS「X」で話題となったauじぶん銀行の住宅ローン利用者の声を示したものです。auじぶん銀行は以前まで「業界最低水準」の金利で多くの利用者を集めていましたが、最近では周囲の銀行よりも急速に金利を引き上げたため、戸惑いや困惑の声が目立っている様子がわかります。
一方、現在特に注目されているのがSBI新生銀行の住宅ローンです。同銀行は金利の上昇幅を比較的小さく抑えているため、他行と比べて相対的に魅力が増し、関心を集めています。住宅ローンを検討する際は、各銀行の最新動向を常に把握することが大切です。注目度の高い銀行の金利状況や特徴的な商品性は、必ずチェックするようにしましょう。
住宅ローンのキャンペーンに関する注意点
金融機関から見ると住宅ローンを契約し、完済日まで返済が滞ることなく毎月返済を続けてくれる人はは優良な顧客です。優良顧客である住宅ローン利用者を獲得したい銀行が、住宅ローン利用者の獲得競争を続けており、競争原理が働いています。
目次
キャンペーンコードで”急ぎの審査”を伝える方法
auじぶん銀行の住宅ローンには、キャンペーンコード欄を活用して住宅ローンの審査を急いでほしいという意思を伝えることができます。
2025年4月4日時点では「2025年5月(翌月)に契約したいと考えている人」が、審査を急ぎたいという気持ちを伝えるために入力するためのキャンペーンコードが案内されています。

このキャンペーンコードを入力することで、auじぶん銀行が住宅ローンの融資実行希望日を意識して審査を急いでくれることになります。
ただし、提出書類が不足していたり、書類の記載内容に不備があると、契約までに時間がかかります。
キャンペーンコードが必要なのはなぜ?
一般的に、キャンペーンコードの登録が必要なキャンペーンというのは、一般的には「特定の人にキャンペーンコードを配って、キャンペーン対象を限定したい時」に実施されます。
キャンペーンに参加する人の数を限定することで、「キャンペーンにかかるお金を節約できる」ことが多いためです。
「特定の人にだけキャンペーンコードを配って、利用できる人を限定したいと考えているキャンペーン」の為に用意されているコード情報を無理やり入手して入力しても、キャンペーンを適用してもらえない可能性があります。(例えば、〇〇社にお勤めの人専用のキャンペーンコードを入手して、その会社で働いていないのに無理やり入力しても、勤め先が異なればキャンペーンを適用してもらえない可能性が高いでしょう。)
注意したいのは「キャンペーンの存在を知らないで申し込んだ人にまで特典をあげたくないというシンプルな理由で、キャンペーンコードを入れないと対象にならないキャンペーンにしておこう」と企画されたキャンペーンが行われているケースです。
前述しましたが、今月はキャンペーンコードの入力が必要な期間限定のキャンペーンは実施されていませんでした。
ただし、月の途中でキャンペーンを開始する可能性もありますので、念のため、申し込みを完了する前に公式サイトなどで最新情報を確認しておくようにしましょう。
auじぶん銀行の優遇サービス「じぶんプラス」
「じぶんプラス」は、auじぶん銀行が提供するステージ制の優遇プログラムです。預金残高や各種サービスの利用状況に応じてステージが決まり、そのステージに応じてさまざまな特典が受けられます。
特典内容には、Pontaポイントの獲得倍率アップや、ATM利用手数料の無料回数、他行宛て振込手数料の無料回数の増加などがあり、日常的にauじぶん銀行を利用するほどメリットが広がる設計になっています。
特に、ステージが上がることで毎月もらえるPontaポイントが増えるため、普段からネットバンキングやau PAY連携などを活用している人には非常にお得なプログラムです。最新のステージ判定条件や特典内容については、必ず公式サイトで確認しておくと安心です。
住宅ローンの借り入れでゴールドステージに
このじぶんプラスのステージ判定条件の1つに「特別条件(スペシャルオファー)」というものがあり住宅ローン利用者は特別扱いしてもらえます。
具体的には住宅ローンの利用実績があると、自動的に上位ステージの「ゴールドステージ」にランクアップされます。
「ゴールド」ステージの特典について
- Pontaポイントの貯まりやすさ:レギュラーステージの10倍
- ATM手数料:入金は何回でも無料、出金は月10回まで無料
- 振込手数料:auじぶん銀行宛は何回でも無料
振込手数料やATM利用手数料を有料化する動きもある中で、じぶんプラスの「ゴールドステージ」の特典は非常に魅力的です。この特典があれば、住宅ローンの借り入れ後の返済資金などの資金移動などの手数料に悩まされることはほとんどないでしょう。
auじぶん銀行のその他のキャンペーン
auじぶん銀行では普通預金・定期預金・外貨預金・仕組預金・カードローンなど幅広い金融商品・サービスを提供しています。totoや競馬などの公営ギャンブルにも積極的です。
住宅ローン以外にもおとくなキャンペーンを頻繁に行っていますので、auじぶん銀行の公式サイトのキャンペーンページで最新のキャンペーン実施状況を確認しておくようにしましょう。
また、auじぶん銀行は口座開設でもキャンペーンコードの入力が必要なキャンペーンを過去に実施していたことがあります。口座開設する場合も、最新のキャンペーン情報はチェックしておくようにしましょう。
(auじぶん銀行の住宅ローンを利用する人はauじぶん銀行の口座を開設することになるので、最新のキャンペーン情報をチェックしておいて損はありません!)
auじぶん銀行の住宅ローンの特徴
最後にauじぶん銀行の住宅ローンの主な特徴を箇条書きでまとめておきましたので参考にしてください。(それぞれの特徴の詳細は公式サイトなどで確認してください)
- 変動金利・10年固定金利を中心にネット銀行ならではの魅力的な金利
- トリプル保障を中心とする充実した疾病保障。無料で精神障害を除くすべてのケガ・病気に備えられる(+がん診断保障も無料)(満50歳まで)
- 申込から契約まで自宅(パソコンまたはスマホ)で完結
- 保証料(※1)・一般団信の保険料はもちろん、がん50%保障団信の保険料、全疾病保障の保険料※2、一部繰上返済手数料、収入印紙(印紙代)が無料
- ただし、事務手数料は融資額×2.20%(税込)かかる
- 諸費用(印紙税、登記にかかる登録免許税・司法書士・土地家屋調査士の手数料、住宅ローン借入時の事務手数料、火災保険料、地震保険料、不動産仲介手数料、引っ越し費用など)を住宅ローン残高として組み入れ可能
- 500万円以上2億円まで借り入れ可能
- 「元利均等返済」と「元金均等返済」に対応。また、「半年毎増額返済(ボーナス返済)」にも対応
- 返済日は「2日、7日、12日、17日、22日、27日」から選べる。
- 返済口座(auじぶん銀行)へ他の銀行などからの資金移動が無料でできる
- ペアローン・収入合算での借り入れも可能(LGBTの同性カップルでも利用可能)
- ワイド団信にも対応
- auの通信サービスなどとの連携あり
- 保証会社の保証付の住宅ローンも提供している
- 2023年7月1日よりライフネット生命の団信へ切り替え
※1 審査の結果、保証会社を利用する場合は、保証料相当額を上乗せした金利が設定されますが、別途発生する保証料はありません。
2025年のauじぶん銀行の動きは?
uじぶん銀行では、2021年3月から本格的にスタートしたauとの連携による住宅ローンの金利優遇制度を皮切りに、商品性のアップデートを継続的に行っています。スマホ、電気、通信といった日常生活に密接に関わるサービスと金融を組み合わせることで、他のネット銀行にはない独自の住宅ローン戦略を展開しています。
2023年7月には、ライフネット生命を引受保険会社とした新しい団体信用生命保険(団信)商品が導入され、死亡・高度障害だけでなく、疾病保障のオプションも充実。選べる保障内容が拡大し、より柔軟な設計が可能となりました。
さらに戸建て住宅向けにはJ:COMとの連携も強化されており、J:COMのインターネット回線やテレビサービスを利用することで、住宅ローン金利の優遇が受けられるプランも提供されています。これにより、家計のトータルコストを下げながら住宅ローンを組むことができる点は大きな魅力です。
注文住宅を検討する方にとって朗報だったのが、2024年8月に実施された「つなぎ融資」サービスの強化です。従来よりも手続きが簡便化され、自己資金が十分でない場合でもスムーズに注文住宅を建てられるようになりました。
また、2024年12月には、自己資金の有無によって金利が優遇される仕組みや、50歳以下を対象とした変動金利の特別プランもスタート。属性ごとのニーズに細かく対応した商品構成が整えられつつあります。
このように、auじぶん銀行の住宅ローンは単なる“借りる”金融商品ではなく、スマホ(au)、電気(じぶんでんき)、通信(J:COM)といった日常サービスとのシナジーを活かした金利優遇を通じて、家計全体に恩恵をもたらす「連携型住宅ローン」として進化しています。
一方、住信SBIネット銀行は「スゴ団信」などの充実した疾病保障が強みで、PayPay銀行もがん保障を軸とした「超サポ団信」で差別化を図っています。SBI新生銀行は低金利キャンペーンを積極展開していますが、いずれも金融商品単体でのアプローチが中心で、auじぶん銀行のような生活全体との統合戦略はあまり見られません。
今後のネット銀行業界では、金利や保障内容だけでなく、「いかに生活の利便性と一体化できるか」が住宅ローン選びの重要な視点となっていきそうです。auじぶん銀行は、その先進的な取り組みにより、2025年以降も住宅ローン市場における注目プレイヤーであり続けるでしょう。
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