バセドウ病だと住宅ローンが組めない?住宅ローンの団信対策とは

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一般的な住宅ローンを借りるには団信への加入が必須です。
団信とは、住宅ローンの返済中に契約者に万が一のことがあった場合、保険金により残りの住宅ローンが弁済される保障制度です。銀行は貸し倒れにならないように保険をかけるわけですが、この団信は生命保険の一種なので契約する際には健康告知が必要になります。健康告知とは、生命保険への加入を希望する方が保険会社に自分の健康状態をあらかじめ申告することです。生命保険会社は、その健康告知をもとに加入の可否を判断します。

団信の健康告知は、通常の生命保険よりも告知項目が少なく、比較的に加入しやすいと言われていますが、病気の種類や症状、経過によっては団信に加入できない場合があります。

今回注目するバセドウ病は200~400人に1人と羅患率が比較的高い病気ですが、住宅ローンを利用しようと思った場合はどうすればいよいのでしょうか。

団信の仕組み

バセドウ病とは?

バセドウ病は免疫系の病気で根本的な原因は未だに解明されておらず、現在の医学をもってしても完治は難しいと言われている病気です。甲状腺ホルモンが過剰に作られることによって、自分の身体を攻撃してしまう抗体が作られる(自己免疫疾患と呼ばれています)ことにより、様々な症状が発生します。

芸能人でも歌手の綾香さん、女優の岩崎宏美さんなどの女性の方がバセドウ病であることを公表している通り、女性比率の高い病気です。一方で、元X-JAPANのYOSHIKIさんもバセドウ病であることを公表しており、必ずしも女性特有の病気というわけではありません。

 

バセドウ病になると住宅ローンの審査は通らない?

結論としては、バセドウ病に疾患していたとしても住宅ローンは利用できる可能性が高い思って良いでしょう。一方で、健康状態に問題がない人と比較すると住宅ローンの審査上は不利になるのは確かなので、利用する住宅ローンはしっかりと検討する必要があります。

 

まず、健康状態に関する審査は「銀行」ではなく「団体信用保険(団信)」を提供する保険会社が行っていることを理解しておく必要があります。バセドウ病に疾患している、過去に疾患した経験があることで住宅ローンの審査に落ちた場合は、保険会社の提供する団信に加入できなかった可能性が高いと考えるべきで、別の銀行に申し込んでも引き受け保険会社が同一であれば同じ結果になってしまう可能性があります。

 

バセドウ病はしっかりと治療することで完治することもありますし、症状を緩和し日常生活に支障のないまで治療することは可能な病気ですが、治療を怠ったり放置をすることで高血糖症や心不全を引き起こす可能性がある、とされています。残念ながら通常の住宅ローンの団信の審査に通る可能性は低いのが実情と言われています。
では利用できる住宅ローンはどういったものがあるのでしょうか。

バセドウ病でも利用可能な住宅ローンを探す

団信を審査している保険会社を変えて審査に申し込むという方法が紹介されているケースもありますが、当サイトで過去にバセドウ病の経歴があったり、治療中の方におすすめしたい住宅ローン探しの方法は2つです。

 

フラット35(の中でも低金利・低手数料の)への申込みを検討する

民間銀行の住宅ローンと異なり公共性が高い住宅ローンとしてフラット35があります。このフラット35は団信への加入が任意、つまり、団信に加入しなくても利用できる住宅ローンです。民間の住宅ローンの利用が難しい方へローンを貸し出す事もフラット35の担っている役割でもあり、そのような商品性となっています。

なお、フラット35は全国で300を超える金融機関が提供していますが、提供する金融機関によって金利や事務手数料が異なります。つまり、同じフラット35を利用するのであれば、少しでも良い条件の金融機関で申し込んだ方がよいということですね。

当サイトでよく取り上げているフラット35取扱金融機関として、楽天銀行、ARUHIの3つの金融機関があります。

楽天銀行(フラット35) 毎月、業界最低水準の金利でフラット35を提供。加えて、事務手数料も業界最低水準と言える融資金額×1.10%で提供していることで、2016年のフラット35融資実績が銀行で1位を獲得するほどに人気を集めている。
ARUHI 2018年まで9年連続でフラット35の取扱金額1位を獲得している国内最大級のフラット35を取り扱う住宅ローン専門の金融機関。金利水準は楽天銀行と同等だが、手数料は2倍の2.20%と割高。

 

ワイド団信の利用を検討する

前述したフラット35を利用を検討することが王道と言えますが、団信に加入しないと将来にリスクを抱えることになりますので、別途、手厚い生命保険に加入を検討するなどの対策を検討する必要があります。

 

そういった意味では有力な選択肢にあがってくるのが、加入条件を緩和した団信である「ワイド団信」を扱う auじぶん銀行、ジャパンネット銀行、ソニー銀行などの住宅ローンへの申し込みです。

 

auじぶん銀行は三菱UFJ銀行とKDDIが共同出資して誕生したインターネット専業銀行で、住宅ローンにも積極的に取り組んでいます。驚異的な低金利で人気を集めているauじぶん銀行の住宅ローンが2016年9月から「ワイド団信」の取扱いを開始しています。

 

以下がauじぶん銀行の住宅ローンで提供されているワイド団信への加入実績のある病名の一覧ですが、表内下部にバセドウ病の記載があります。つまり、バセドウ病への疾患経験のある人で、auじぶん銀行の住宅ローンのワイド団信を利用した人がいることになります。

疾病のカテゴリー おもな病名
代謝異常による病気 糖尿病、脂質異常症(高脂血症・高コレステロール血症)、高尿酸血症・痛風など
心臓・血圧の病気 狭心症、心筋梗塞、不整脈、心房細動、期外収縮、心臓弁膜症、高血圧症、血栓性静脈炎(静脈血栓症)など
脳の病気 脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)、脳動脈瘤(脳動脈解離)、てんかん、ギランバレー症候群など
精神・神経の病気 うつ病・うつ状態、自律神経失調症、適応障害、不安障害、強迫性障害、パニック障害、睡眠障害、神経症など
食道・胃・腸の病気 潰瘍性大腸炎、クローン病、逆流性食道炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、大腸ポリープなど
肝臓・胆道・膵臓の病気 肝炎・ウイルス肝炎(B型肝炎・C型肝炎)、肝機能障害、脂肪肝、胆石、胆嚢ポリープなど
腎臓と尿路の病気 腎炎・糸球体腎炎、IgA腎症、腎臓機能障害、腎臓結石、蛋白尿、ネフローゼ症候群など
呼吸器(胸部)の病気 喘息、気管支炎、肺炎、肺血栓塞栓症、結核、睡眠時無呼吸症候群など
目・耳・鼻の病気 緑内障、白内障、網膜剥離、難聴、副鼻腔炎など
ホルモン・免疫異常による病気 バセドウ病(甲状腺機能亢進症)、甲状腺機能低下症、リウマチ性疾患、橋本病、全身性エリテマトーデスなど
血液・造血器の病気・異常 貧血、赤血球・白血球の数値異常など
妊娠・女性特有の病気 妊娠、子宮筋腫、卵巣嚢腫、子宮頸部異形成、子宮内膜炎など

 

ワイド団信はメガバンク等も提供していますが、今回、auじぶん銀行をおすすめしている1番の理由は「住宅ローンの金利の低さ」です。ワイド団信は一般的に金利に0.3%などの上乗せ金利負担がありますので、住宅ローン金利が割高になってしまう・毎月の返済が増えてしまうという欠点があります。

ネット銀行でワイド団信を取り扱い、金利が低いauじぶん銀行とジャパンネット銀行の住宅ローンにワイド団信を付帯した場合の金利を紹介したいと思います。

※スマホの方は下記の表を横および縦にスクロールいただくとシミュレーションを確認いただけます。

変動金利 10年固定 35年固定
auじぶん銀行 0.757%(年0.457%+保険料0.3%)

全期間引下げプラン

0.870%(年0.570%+保険料0.3%)

当初期間引下げプラン

1.627%(年1.327%+保険料0.3%)

当初期間引下げプラン

ジャパンネット銀行 0.699%(年0.399%+保険料0.3%)

全期間引下型

0.920%(年0.620%+保険料0.3%)

当初期間引下型

1.750%(年1.450%+保険料0.3%)

当初期間引下型

 

変動金利はジャパンネット銀行が安く、10年固定金利は僅差、35年固定ではauじぶん銀行の大きくリードしている状況が分かりますね。

 

auじぶん銀行の住宅ローンのワイド団信

 

上記のように、しっかりと住宅ローンの特性やサービス内容を確認することで、バセドウ病などの健康状態に不安を抱える人でも病気の不安を抱えていない人とそん色ないサービス内容の住宅ローンを利用することができるのです。

 

バセドウ病の病歴や治療中の方でも住宅ローン審査を諦めずより良い住宅ローン選びを行いましょう!

 

おすすめ住宅ローンの詳細・公式サイト

楽天銀行のフラット35について詳しくはこちら

 

auじぶん銀行の住宅ローン・ワイド団信などについて詳しくはこちら
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