auじぶん銀行の住宅ローンの落とし穴とその審査基準とは

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インターネット専業銀行として高い人気を集めているauじぶん銀行は、企業背景もしっかりしているネット銀行です。

 

auじぶん銀行は、住宅ローン以外にも新しい銀行サービスの取り扱いを開始し、普段使いの銀行として充実した銀行サービスを提供していますが、この特集では主にauじぶん銀行の住宅ローンの商品性や審査基準・落とし穴(デメリット)などについて紹介します。

 

auじぶん銀行について

最初にauじぶん銀行がどのような金融サービスを提供しているのかを確認しておきましょう。

円預金

円普通預金・円定期預金などの基礎的な円預金はもちろん、通常の利息に加えて中央競馬(JRA)の「馬券」を受け取ることができる特殊な定期預金「JRA馬券付き定期預金」や、通常の利息に加えて、最高6億円のくじ「BIG」を受け取ることができる「BIG付定期預金」などの他の銀行では見かけない独自性の高い円預金を提供しています。また、仕組預金と呼ばれる通常の普通預金や定期預金より高い金利を得られるような商品も取り扱っています。

 

外貨預金

米ドル・ユーロなど多数の外貨預金を割安な為替手数料で取り扱っていることが特徴です。外貨普通預金・外貨定期預金といった基礎的な外貨預金はもちろん、積立型の外貨預金も取り扱っているだけでなく、「毎日、100円を米ドルに積み立てる」というようなこともできます。

 

住宅ローン

住宅ローンについて詳しくは後述しますが、低金利であることと、独自のサービス内容を付帯するなど、住宅ローン選びにとって重要な「金利の低さ」「長い借入期間を通じての安心感」「借り入れ時と借り入れ後の利便性」を充実させ高い人気を集めています。

 

その他

auじぶん銀行ではこちらで紹介した金融商品以外にも、カードローンやFX(外為証拠金取引)、株式・投資信託・NISA、外貨預金、を提供しており、借入から資産運用まで幅広い金融商品を取り扱っています。

auじぶん銀行の住宅ローンについて

auじぶん銀行のがん50%保障団信

auじぶん銀行の住宅ローンには様々な特典や高いサービス性が付帯していますが、注目したいのは無料で付帯する「がん50%保障団信」です。これはがんと診断された場合に住宅ローンの残高が半分になる特約です。

 

保証料は無料・審査金利もなし

auじぶん銀行の住宅ローンは保証会社を利用しないため保証料は無料です。また、審査結果で金利が変わるメガバンク、地銀のような審査金利の仕組みもありません。

 

auじぶん銀行の住宅ローンの審査基準

auじぶん銀行の住宅ローンの審査基準(auじぶん銀行の住宅ローンに申し込める人)は以下のような条件となっています。

 

各金融機関の住宅ローンに対する考え方(積極的に取り組んでいきたいか)は、表面上の住宅ローンの金利やサービス内容だけでなく審査基準にあらわれることがありますのでしっかりと確認しておくと良いでしょう。

 

auじぶん銀行の住宅ローンの場合、特殊な審査基準が設けられているわけではありませんが、勤続年数や雇用形態や収入など比較的幅広い人を受け入れられるようにしたいという思いが伝わってくる基準設定になっていると思います。

年齢 住宅ローンの申込時点の年齢が満20歳以上満65歳未満。かつ、最終ご返済時が満80歳の誕生日まで。例えば、現在45歳の人まで35年返済の住宅ローンを組むことが可能で、60歳の方は最長で20年返済の住宅ローンを組むことが可能になります。
勤続年数 明確な基準(定め)は公表されていません。もちろん、勤続年数が長いほうが住宅ローンの審査上有利になるのは間違いありませんが、勤続年数に明示的な定めがあるわけではありませんので、転職したばかりの方でも住宅ローン審査に申し込みしてみる価値はあると言えるでしょう。
雇用形態 勤続年数と同様に明確な基準は公表されていません。公務員・正社員などの比較的安定収入を得られやすいといわれている雇用形態の方はもちろん、一般的に、契約社員や派遣社員・自営業などの安定収入が得られにくい雇用形態の場合、多少厳しい審査基準が設けられるケースがありますが、auじぶん銀行の場合は雇用形態について明示的な基準を公表していませんので、幅広い方にチャンスがある住宅ローンと言えるでしょう。
健康状態 auじぶん銀行では健康状態に問題があり一般団信に加入できない方に向けたワイド団信を提供しています。保険料として年0.3%の金利上乗せが必要ですが、うつ病、糖尿病、C型肝炎など多くの病気を患う方の団信引き受け実績があります。
収入 前年度の年収(自営業の場合は申告所得)が 200万円以上であること。最低年収200万円は決して高い基準ではありません。自営業の方は、申告所得をある程度コントロールできる(節税の観点で申告所得をできるだけ少なくしているケースなど)と思いますので、そういった方で住宅ローンを検討している方は少し注意が必要ですね。
国籍 日本国籍もしくは永住許可を受けている外国籍の方、となっています。
借入可能金額 500万円以上 2 億円以内。(借入単位は10万円)上記の借入金額には、諸費用を含むことが可能です。(諸費用は、例えば、新規でマイホームを購入する場合は”売買契約書の金額×10%まで”となっています。ここで1つポイントになるのは、住宅ローンの借り換え時に「現在の住宅ローンの残債」が「マイホームの担保評価額」を上回ってしまっている場合です。(住宅ローンの返済スピードよりも物件の価値の値下がりペースがはやかった場合などに発生します。auじぶん銀行の住宅ローンの場合、”借入対象物件の担保評価額を上回る金額でもお申込み可能”となっているのは、住宅ローンの借り換えを考えている人にとって非常に心強い審査基準と言えます。(もちろん、その後の審査で落ちてしまう可能性はありますが)

ここまでauじぶん銀行の住宅ローンの審査基準の概要について確認してきましたが、ここからは、auじぶん銀行の住宅ローンの落とし穴・デメリットについて確認していきましょう。

 

auじぶん銀行の住宅ローンは優れた住宅ローンですが、どんな住宅ローンにもメリット・デメリットは存在します。特にデメリットとしてどのようなポイントがあるのかを押さえておかないと、後々、思わぬ落とし穴にはまってしまう可能性が高まってしまうので、「メリットを把握すること以上にデメリットを把握しておくこと」が重要です。

 

auじぶん銀行の住宅ローンの落とし穴(デメリット)

融資事務手数料が必要

多くのネット銀行の住宅ローンのデメリットに事務手数料が割高になっているという点が挙げられます。auじぶん銀行の住宅ローンも同じく、借り入れ(借り換え)金額の2.20%(税込)の事務手数料がかかります。3000万円の借入であれば66万円(税込)、5000万円の借入であれば110万円(税込)の事務手数料が必要になるわけです。

 

”事務手数料”というぐらいなので、事務にかかった費用を請求して欲しいものですが。

 

auじぶん銀行の住宅ローンの場合、かなり低金利で住宅ローンを提供しているので、事務手数料を考慮しても総返済額を抑えやすいのですが1つの費用として認識しておくようにしましょう。

 

当初期間経過後の金利が割高に

これも住宅ローン業界全般にかかわることですが、多くの銀行は、住宅ローンの金利を最初の〇年間大幅に引き下げるタイプの住宅ローンと、借入期間を通じて平均的に引き下げるタイプの住宅ローンの2つを用意しています。

 

ここで注意しておきたいのは、当初引き下げタイプの住宅ローンで、例えば、10年固定金利(当初期間引き下げタイプ)の住宅ローンを選んだ場合、10年後に大幅な金利引き下げが終了してしまいます。その後は、金利優遇幅が小さくなるというデメリットがあります。(「当初の返済期間の金利を引き下げる」というタイプの住宅ローンは、最初の金利が低いので借り入れ直後の元本の減少が速いというメリットもあります)

 

店舗で相談しにくい

インターネット専業銀行だけに店舗で相談しにくいので、ネットで商品性を理解しなければならない点は頭の片隅においておきましょう。

 

auじぶん銀行の住宅ローンについて詳しくはこちら

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