ソニー銀行の住宅ローンの落とし穴・デメリット、メリットとは?

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今から約20年前の2001年にソニーと三井住友銀行(旧さくら銀行)・JPモルガンなどが出資して誕生したネット銀行の老舗がソニー銀行です。実は、日本のネット銀行で初めて住宅ローンの取り扱いを開始したのもソニー銀行で、今では当たり前の存在になっている住宅ローンのネット申込の先駆けです。

 

約20年の歴史があるソニー銀行の住宅ローンはオリコンの顧客満足度調査で10年連続で1位になるなど、実際に住宅ローンを利用しているユーザーに高く評価されている点が特徴ですが、このページではソニー銀行の住宅ローンの落とし穴やデメリットについてまとめています。

どんなに顧客満足度が高いソニー銀行の住宅ローンで、落とし穴になりそうなポイントが全くが無いわけではありませんのでしっかり商品性を理解しておくようにしましょう。

ソニー銀行の住宅ローン

 

auじぶん銀行の住宅ローンの住宅ローンが更に魅力的に

ソニー銀行の住宅ローンのライバルとも言えるauじぶん銀行が2019年3月にがん保障付き住宅ローンのサービス拡充をしています。それまで、がんと診断されたら住宅ローンの残高が半分になるがん50%保障を無料で提供していましたが、さらに精神障害を除く全ての病気や怪我による入院に備える『全疾病保障』が無料でセットされるようになりました。

さらに、2020年8月に追加されたのが「月次返済保障」です。auじぶん銀行の全疾病保障は継続180日以上の入院が条件ですが、例えば、180日連続で入院している間も、毎月の住宅ローンは返済する必要がありました。この入院期間中の住宅ローンの返済を保障してくれるのが「月次返済保障」で、精神障がいを除くすべてのけが・病気で入院が連続して31日以上になった場合、また、それ以降の入院が継続して30日に達するごとに、毎月の住宅ローン返済額が保険金として支払われるという保障です。auじぶん銀行の住宅ローンにはこの月次返済保障も無料でついてくるようになりました。

auじぶん銀行のがん保障・全疾病保障の詳細はこちら

 

【最初に】ソニー銀行の住宅ローン金利推移と比較

最初にソニー銀行の住宅ローン金利(変動金利)の推移と競合となるネット専業銀行との比較を時系列でご紹介したいと思います。

ソニー銀行

(変動セレクト)

楽天銀行

(金利選択型)

住信SBIネット銀行

(通期引下げプラン)

2021年1月 0.457%~0.507% 0.537% 0.410%~0.540%
2020年12月 0.457%~0.507% 0.537% 0.440%~0.540%
2020年11月 0.457%~0.507% 0.537% 0.440%~0.540%
2020年10月 0.457%~0.507% 0.527% 0.440%~0.540%
2020年9月 0.457%~0.507% 0.527% 0.410%~0.510%
2020年8月 0.457%~0.507% 0.527% 0.410%~0.510%
2020年7月 0.457%~0.507% 0.527% 0.410%~0.510%
2020年6月 0.457%~0.507% 0.527% 0.457%~0.557%
2020年5月 0.457%~0.507% 0.527% 0.457%~0.557%
2020年4月 0.457%~0.507% 0.527% 0.457%~0.557%
2020年3月 0.457%~0.507% 0.527% 0.415%~0.515%
2020年2月 0.457%~0.507% 0.527% 0.415%~0.515%
2020年1月 0.457%~0.507% 0.527% 0.415%~0.515%
2019年12月 0.457%~0.507% 0.527% 0.447%~0.547%
2019年11月 0.457%~0.507% 0.527% 0.447%
2019年10月 0.457%~0.507% 0.527% 0.447%
2019年9月 0.457%~0.507% 0.527% 0.447%
2019年8月 0.457%~0.507% 0.527% 0.447%
2019年7月 0.457%~0.507% 0.527% 0.447%
2019年6月 0.457%~0.507% 0.527% 0.447%
2019年5月 0.457%~0.507% 0.527% 0.447%
2019年4月 0.457%~0.507% 0.527% 0.447%
2019年3月 0.457%~0.507% 0.527% 0.447%
2019年2月 0.457%~0.507% 0.527% 0.447%
2019年1月 0.457%~0.507% 0.527% 0.447%
2018年12月 0.457%~0.507% 0.527% 0.447%
2018年11月 0.457%~0.507% 0.527% 0.447%
2018年10月 0.457%~0.507% 0.527% 0.447%
2018年9月 0.457%~0.507% 0.527% 0.457%
2018年8月 0.457%~0.507% 0.527% 0.457%
2018年7月 0.457%~0.507% 0.527% 0.457%

 

ソニー銀行の住宅ローンの確認はこちら

 

ソニー銀行の住宅ローンのメリット

融資事務手数料が割安

ソニー銀行の「住宅ローン」は融資事務手数料が44,000円(税込み)となっています。見た目の金利は他のネット銀行と比較すると割高に見えますが、融資事務手数料が破格であるため、返済期間が短い住宅ローンの借り換え、今後の住み換えに伴う住宅ローンの一括繰上返済などを想定している場合には使い勝手のよい住宅ローンとなるでしょう。

※変動セレクト住宅ローンの融資事務手数料は融資額×2.2%(税込)

 

仮審査の結果回答が最短60分

ソニー銀行では住宅ローン審査にAIを導入しており、最短60分で結果回答が得られます。しかも、オンラインで仮審査の申込ができるのでとても手軽に申込ができますね。

ソニー銀行の住宅ローンのAI審査

 

幅広い疾病保障を安価で提供!

ソニー銀行ではがん団信100、3大疾病、生活習慣団信、ワイド団信など多くの団信を取り扱っています。

注目したいのは、がんと診断されると住宅ローン全額が保険金で弁済される「がん団信100」です。こうした団信はメガバンクでは取り扱っていませんし、ソニー銀行の競合のネット銀行では取り扱っていても金利上乗せが年0.20%上乗せとなっています。ソニー銀行ではわずか年0.10%で追加付帯させることが可能となっています。

ソニー銀行の住宅ローンの疾病保障ラインナップ

がん団信100を活用しないと損?

ソニー銀行のがん団信100の特徴はわずかな金利上乗せ(年0.1%)で手厚い保障が得られる点です。

がん団信100を付帯するとがんと診断されるだけで住宅ローン残高が0円になる、診断給付金100万円の給付、さらにがん治療で先進医療を利用した場合に通算1000万円までの給付金がもらえる仕組みになっています。

このがん団信100を35年ローンを利用した金利上乗せに関する費用(月々、トータル)は以下のようになります。

月々の負担額は35年トータル金額から、420ヶ月(35年)で割り戻した金額なので実際の返済額とは異なりますので注意してください。

借入額 月々の負担額 35年トータルでの負担額
3,000万円 1,265円 531,075円
4,000万円 1,686円 708,155円
5,000万円 2,107円 885,234円
6,000万円 2,529円 1,062,323円
7,000万円 2,950円 1,239,406円

 

月々、2000円前後で先ほど紹介したような手厚い保障が受けれるのであれば活用しない手はないもしれませんね。

ソニー銀行の住宅ローンのがん団信100

 

電子契約に対応、収入印紙が節約できる

ソニー銀行の住宅ローンは電子契約に対応することで、記名、捺印、郵送などの手間が無く、住宅ローンの契約締結が可能です。電子契約の導入で収入印紙が節約できるのも大きなメリットと言えます。

住宅ローン借入額  印紙税額
 100万円超500万円以下  2,000円
 500万円超1,000万円以下  10,000円
 1,000万円超5,000万円以下  20,000円
 5,000万円超1億円以下  60,000円
 1億円超2億円以下  100,000円

 

ATMや他行振込みの優遇が受けられる「CluB S」でステージアップ

ソニー銀行で提供しているのが優遇プログラム「Club S」。住宅ローンを契約することで1ランクアップされるので、最低でもシルバーのステイタスが得られます。シルバーだと、振込みは月間3回(Sony Bank Walletを持っている場合は4回)、ATMは月間7回の利用が無料になります。メガバンクを中心にコンビニATMの利用条件の改悪などが続いているためソニー銀行のClub Sでのシルバーステイタスが重宝しそうです。

Club S自体がそれほど知名度がないので、落とし穴と言えますが、大きなメリットです。

ソニー銀行のclubS

 

ソニー銀行の住宅ローンの確認はこちら

 

ソニー銀行の住宅ローンのデメリット

年収400万円以上必要

一般的に住宅ローンを利用するには年収が300万円程度必要とされています。しかしソニー銀行では年収が400万円以上必要としており、かなり厳しい基準となっている点を最初の落とし穴として挙げたいと思います。年収390万円の方がソニー銀行の住宅ローンの審査に申し込みをしても、自動的に審査落ちとなります。(住宅ローン審査をしてもらえない)

また、ソニー銀行ではペアローンも扱っていますが、ペアローンを利用する両名ともに年収が400万円以上必要です。世帯で800万円以上の年収が必要ということになります。

【参考】国内主要な住宅ローンの年収基準

金融機関名 年収
ARUHI(アルヒ) 12万円以上
auじぶん銀行の住宅ローン 200万円以上
イオン銀行 100万円以上
新生銀行 300万円以上

 

派遣社員・契約社員は利用できない

非正規雇用の増加で国内の金融機関では契約社員や派遣社員も利用可能な住宅ローンが増えていますが、ソニー銀行の住宅ローンは派遣社員や契約社員は審査対象外となっています。

派遣社員や契約社員は公的な住宅ローンである、ARUHI(アルヒ)の利用を検討してみてください。

年収基準とあわせ、ソニー銀行の住宅ローン審査基準が厳しいことは大きなデメリットと言えます。

 

つなぎ融資には対応していない

ソニー銀行に限らず、ネット専業銀行の住宅ローンは原則的につなぎ融資に対応していないため、注文住宅を購入する際には、落とし穴となります。

ただし、信販大手のアプラスの取り扱うつなぎ融資と組み合わせることで、ソニー銀行の住宅ローンを活用しつつ、注文住宅の購入することが可能となります。

 

フラット35を扱っていない

ソニー銀行では2020年11月現在、フラット35を取り扱っていません。ネット専業銀行でもフラット35を扱う銀行が増えてきていますが、ソニー銀行ではこの動きには追随していません。

 

ソニー銀行の住宅ローンの確認はこちら

 

ソニー銀行の住宅ローンの落とし穴

3種類の住宅ローンを扱っている

ソニー銀行ではプロパー住宅ローンを3種類扱っています。それぞれに特徴がありますので、御自身にあったタイプを選びましょう。

まずは3種類あるということをしっかり把握するところがファーストステップです。ご自身にあった金利タイプをしっかり判断しましょう。

変動セレクトに向いている方

変動セレクトはその名のとおり、変動金利で住宅ローンを組みたい方向けの住宅ローンです。ただし、融資事務手数料が2.2%(税込み)必要な点が要注意です。

固定セレクト住宅ローンが向いている方

予め固定された期間の住宅ローン金利の引き下げ幅を大きくしたい方に向けたプランです。ただし、融資事務手数料が2.2%(税込み)必要な点が要注意です。

住宅ローンが向いている方

融資事務手数料が44,000円(税込み)に設定されており、借入や借り換え時に事務手数料を抑えたい方に向けたプランです。

ソニー銀行の住宅ローンの種類

 

融資実行まで時間が必要

ソニー銀行ではAI審査を実施しており、最短60分で事前審査が判明するとしています。しかし、融資実行までには1ヶ月から1ヵ月半程度必要としており、住宅ローン審査の全体のスピード感という意味では特段早いわけではありません。

ソニー銀行の住宅ローンのAI審査

 

がん保障だけで満足?

ソニー銀行の住宅ローンではがんと診断された際に住宅ローン残高が半分に減免される「がん団信50」を無料で付帯させています。

日本人の2人に1人ががんになるとされている時代にこうした保障はうれしい限りですが、ネット銀行の中にはがん保障だけでない疾病保障を付帯させる銀行がいくつかあります。

ソニー銀行のがん団信50付きの住宅ローン

窓口も存在している

ソニー銀行では銀座に窓口を設けており住宅ローンの相談に対面で個別に応じてくれます。夜間や休日も対応しているため対面でのサポートが無いのは心配という方には安心の拠点となります。

ソニー銀行の住宅ローンに興味はあるけど、まずは相談してみたいという方には落とし穴です。しっかり活用をしましょう。

ソニー銀行の窓口・店舗

 

ソニー銀行の住宅ローンの確認はこちら

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