りそな銀行の住宅ローンの審査基準|本審査・事前審査の日数は?甘い?厳しい?

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りそにゃん

この記事ではりそな銀行の住宅ローンの審査基準について解説しています。

 

りそな銀行はネットで申し込む住宅ローンに比較的早く対応していて、数年前からネット専用住宅ローンを取り扱っています。特にネット申込専用の借り換えローンの低金利は金利の低さで一時期業界を騒然とさせたこともあります。

ただ、業界をびっくりさせる程の金利は一時的で、徐々に金利が引き上げられましたが、無料の疾病保障への対応は行われていないのでネット銀行の住宅ローンとの差は拡大傾向と言わざるを得ません。もっとも、業界内で言えば、りそな銀行の住宅ローンの金利水準は低く大手銀行が提供する住宅ローンの中では魅力的な部類の商品だと思います。

 

この特集ページでは、そんなりそな銀行の住宅ローンの「審査基準」や「審査にかかる日数」などに着目してりそな銀行の住宅ローンを解説したいと思います。

 

ネット銀行に対抗するりそな銀行の住宅ローン

インターネット銀行が住宅ローンを提供し低金利住宅ローンを積極販売していることでネット銀行から急速に利用者を奪われているのがりそな銀行やメガバンクなどの大手銀行です。

りそな銀行の住宅ローンの審査に落ちた人に試して欲しいのはもちろんですが、これからりそな銀行の住宅ローンに申し込む予定の人も、ネット銀行の住宅ローンも候補に加えつつ、最適な住宅ローンを選ぶようにしましょう。

本題に入ります。

りそな銀行は日本を代表する大手銀行の1つで、大手の銀行の住宅ローンで金利が低いということは、審査基準は決して甘くはなさそうですがどうでしょうか。1つ1つりそな銀行の住宅ローンの審査基準を確認していきましょう。

りそな銀行の住宅ローンの審査基準

一般的に、りそな銀行のような大手銀行の住宅ローンは審査が厳しいと言われています。

その認識は必ずしも間違っているわけではありませんが、細かく住宅ローンの審査基準を確認していくと、審査基準の全てが「厳しい」わけではありませんので、インターネットの噂や根拠のないイメージに惑わされないようにしましょう。

審査基準についてしっかり理解するには、りそな銀行が公表している情報をしっかりと読み込むことが重要になりますので、公表されている住宅ローンの商品説明書を確認しながらりそな銀行の住宅ローンの審査基準について理解していきましょう。

商品説明書は、小さい文字で専門用語が並んでいて、読む気にならないと思いますので、当サイトで重要なポイントを把握できるように抜粋してみました。(住宅ローンの商品性が細かく規定されているのが商品説明書です。さらに細かく把握したい場合は公式サイトで確認するようにしてください。)

年収に関する審査基準

最初にりそな銀行の住宅ローンの年収に関する審査基準を確認しておきましょう。りそな銀行の住宅ローンの年収基準は100万円以上です

この審査基準は大手銀行の中でも低く設定されています。もちろん、年収の基準が100万円だからと言って必ずしも住宅ローンの審査が甘いとは言えませんし、借りられる金額は限定的ですが、この審査基準から少なくともりそな銀行の「高所得層だけでなく幅広い人に対して住宅ローンを提供しようとしている姿勢」が読み取れます。

職業・勤続年数に関する審査基準

続いて「勤続年数」について確認してみましょう。

りそな銀行の住宅ローンの商品説明書によると、「給与所得者の場合は、勤続年数が1年以上の方。給与所得者以外の場合は、勤続または営業年数が3年以上の方」と記載されています。ちなみに「給与取得者」と言う幅広い人が該当する言葉を使っていて、雇用形態(「正社員」「派遣社員」「契約社員」など)ついては触れられていません。

つまり、勤続年数の条件を満たしていれば、「派遣社員」や「契約社員」など、住宅ローンの審査上厳しいと言われている雇用形態でもりそな銀行の住宅ローンの審査を通過できる可能性はあるようです。

大手銀行は公務員や大手企業の正社員を優遇するイメージがありますが、りそな銀行の住宅ローンの審査基準にはそのような基準は記載されていませんし、勤続年数1年以上という規定も比較的甘い部類です。

一方で、自営業の場合、営業年数3年を審査基準としていて、りそな銀行と同様に「3年以上の営業年数を自営業者に住宅ローンを融資する基準に定めている金融機関」は多く存在しますので、個人事業主や自営業に対しては一般的な水準の基準と言えます。

借入可能金額に関する審査基準

借り入れ可能金額は50 万円以上1 億円以内と定められています。特にコメントすることはありません。

なお、りそな銀行では年収に対する年間元利金の返済額は税込年収の35%を上限として定めています。

例えば、年収400万円の場合は年間140万円以内の返済額でなければなりません。この年間140万円を毎月の返済額にすると11万6000円程度です。

年収400万円で毎月11万6000円の返済は実質的な負担がかなり大きく、仮にりそな銀行が良いと言っても借り入れすべきではないぐらいの水準なので、借入可能額についてはりそな銀行だからというように意識する必要は無いでしょう。

純粋に現実的に問題なく返済できる金額なのかを考えることを優先するようにしましょう。

事前審査・本審査にかかる期間・日数は?

りそな銀行では事前審査と本審査の2段階の審査が行われます。それぞれの審査日数は明示していませんが、事前審査の結果は申込から2~3営業日に郵送で発送されることが多いようです。

本審査は郵送か店頭申込で申込できますが、利用者の口コミ情報などを参考にすると、事前審査の申込から融資実行まで1か月程度はかかると考えておいた方が良いでしょう。なお、郵送の場合はどうしても時間がかかってしまうので急いでいる人は仮審査が通ったら速やかに書類を準備して店頭に提出しにいくことをおすすめします。

物件を新規で購入する場合は、物件の引き渡し日をもとに余裕をもって申込しておく必要があります。借り換えであれば守らなければならない期日があるわけではありませんが、月をまたいでしまうことで希望していた月の金利で借り入れできなくなってしまう可能性もありますので、審査日数を考慮して早めに申込手続きを進めておくようにしましょう。

健康状態に不安のある方にも対応

住宅ローンの審査の1つに団信への加入審査があります。団信への加入審査は銀行ではなく保険会社により行われ、健康状態によっては団信に加入できないケースがあります。団信に加入できないと住宅ローンそのものの審査に落ちるわけですが、通常の団信の審査に通らない人向けに提供される商品に「ワイド団信」と呼ばれる加入審査を緩和した団信が存在します。

りそな銀行は「高血圧、糖尿病、うつ病、脳卒中、自律神経失調症、適応障害、肝炎などの持病がある方・持病があった方向け」に住宅ローン(正確には団信)の加入条件を緩和できる「ワイド団信」を取り扱っており、健康面に不安を抱える人もりそな銀行の住宅ローンを利用できる可能性があります。

りそな銀行のワイド団信

ワイド団信について

りそな銀行が対応しているワイド団信ですが、申込を検討されている方にぜひ、申込をしていただきたいのが、ソニー銀行のワイド団信です。りそな銀行のワイド団信は年0.3%の金利上乗せが必要ですが、ソニー銀行は年0.2%の金利上乗せと業界最低水準です。(多くの金融機関のワイド団信の金利上乗せが年0.3%ですので、ソニー銀行が特筆して安い状況)

たとえば、りそな銀行とソニー銀行で5000万円の住宅ローンをワイド団信を利用して組んだ場合の月々の返済額と総返済額は下記のようになります。

りそな銀行 ソニー銀行
変動金利(2020年5月現在) 0.470% 0.457%(新規購入・自己資金10%以上時)
ワイド団信の金利上乗せ 0.3% 0.2%
月々の返済額 135,846円 133,291円
総返済額 57,087,256円 56,008,338円
差額 1,078,918円

35年の完済で108万円近く、ソニー銀行の方が安くなります。

 

ソニー銀行の住宅ローンのメリットに関する詳細はこちらで解説しています

 

りそな銀行の住宅ローンの申込条件

最後にその他の申込条件・審査基準についてまとめて確認しておきましょう。

年齢

借り入れ時の年齢が満20歳以上満70歳未満で、最終返済時が満80歳未満であること。

勤続年数

1年以上勤務していること。個人事業主・法人代表の方は事業開始後3年(決算3期)を経過していること。

雇用形態

特に定めなし

年収・収入

給与所得者、会社経営者の場合に前年度の年収が100万円以上、個人事業主の場合には前年度所得が100万円以上。

国籍

日本国籍の方、永住許可を受けている方、または特別永住者の方。

 

資金の用途

ご自身または家族の方が居住するための

・住宅の新築・購入資金(中古含む)
・新築、中古マンションの購入資金
・住宅の増改築やリフォーム資金
・住宅用土地の購入資金

まとめ

りそな銀行の住宅ローンの審査基準はそれほど厳しくはないものの、あまいと考えるわけにはいかないと言えます。公務員や大手企業の正社員などであれば信用情報に問題が無ければ審査に通る可能性は高いと思いますが、自営業・フリーランス・契約社員などの場合、一定のハードルがありそうです。

 

また、りそな銀行の住宅ローンの審査に落ちた場合であれば、審査基準が異なるネット銀行(auじぶん銀行などが疾病保障・金利の観点でおすすめです)やフラット35(ARUHIが金利・手数料の面でおすすめです)などを検討してみると価値はあると言えるでしょう。

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