LINEとみずほ銀行が共同でLINE BANKの設立へ!

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LINEとみずほ銀行がLINE BANKを設立

今や日本人に欠かせないコミュニケーションツールとなったLINEがみずほ銀行と共同でインターネット銀行「LINE BANK」を開業することを発表しました。

出資の比率は、LINE Financialが51%でみずほ銀行が34%、みずほ銀行のグループ会社のオリエントコーポレーション(オリコ)が15%としています。みずほ銀行だけでなく信販子会社のオリコも出資する構成になっていることから、最初はローン商品には積極的に力を入れていくことになるように思います。

大手銀行とネット系企業が共同でネット銀行を設立するのは珍しい事ではなく、例えば三菱UFJ銀行は通信大手のauじぶん銀行、三井住友信託銀行はSBIグループと住信SBIネット銀行を開業しています。三井住友銀行もジャパンネット銀行やソニー銀行に出資しています。

 

銀行は金融庁から認可をもらえなければ開業することができませんので銀行業をやったことが無い企業が自分たちの力だけで新しい銀行を開業するのは容易ではありません。銀行は利用者のお金を直接預かることができるので、銀行サービスと密に連携したサービスを提供できると幅が広がっていきます。

大手銀行はネット銀行やネットバンキングの台頭で来店客や利用者がどんどん減っています。すでに、三菱UFJ銀行・みずほ銀行・三井住友銀行のメガバンク3行の口座開設数をインターネット銀行の口座開設数が上回っているとされており、従来からの銀行からの利用者離れは深刻です。

 

そんな事情が絡み合って、最近でもGMOインターネットグループとあおぞら銀行が新しいネット銀行をスタートしています。セブン銀行・イオン銀行に続いてローソン銀行も今年誕生しました。安定企業と言われていた銀行の入れ替わりは今後も進んでいきそうですね。特に地方銀行の生き残り競争は激しくなっていきそうですね。

 

なお、話を戻してLINE BANKは準備会社を設立するところからスタートし、2020年の開業を目指すと発表されていますので、もうしばらく様子をみておくしかありませんが、LINEとLINE Financialは、「LINEスマート投資」、「LINEほけん」、「LINE Pay」などすでに一部の金融サービスには参入していますので、LINE BANKが開業するとそれらのサービスの利便性が早まることは確実そうですね。

 

共同発表での「今の銀行の金融サービスは、10~20年前に考えられた設計を何とかスマホ対応しているような状況だが、5年後の当たり前が何かを考え、新しい金融サービスを作っていきたい」とのLINEの出澤氏のコメントは印象に残りましたが、どこまで面白い銀行が誕生するのか楽しみです。

 

LINEはすでにNTTドコモ・KDDI・ソフトバンクのキャリアの壁を突破してすでに7800万人が利用しているとされていますので業界へのインパクトはかなり大きいですね。

 

地方銀行の淘汰の話題はよく目にしますが、そろそろネット銀行も淘汰されて吸収合併していくような時代に入っているかもしれません。

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