
新生銀行は全国に支店を展開している銀行で積極的に住宅ローンを展開しています。
新生銀行が登場した当初は「日本のCiti bank」とも言われ富裕層向けの高級感のあるサービスが目立っていました。近年はTポイントと提携したり利用者の拡大を狙うようになっています。
目次
自営業者や契約社員も利用できる新生銀行の住宅ローン
転職直後でも複数の会社で継続的に2年以上の収入あり、自営業・個人事業主でも2年以上の事業経験で利用できる新生銀行の住宅ローンに注目
そんな新生銀行が提供する住宅ローンはネット銀行の住宅ローンと比較すると金利が割高に見えてしまうのですが、事務手数料が54,000円~162,000円、保証料無料と融資金額の2%程度の手数料や保証料がかかる他の銀行の住宅ローンと比較すると初期費用をかなり抑えられるという特徴があります。
また、新生銀行 独自の団信サービスである安心パック・安心パックWも注目です。
話を住宅ローンの審査基準に戻すと自営業や契約社員でも利用できますし、勤続2年(途中に転職していても可)と利用しやすい基準を定めていることが特徴的です。
一方で、マイホーム購入に住宅物件の価格全額(100%融資)を貸し出すことはあまりないようなので、10%~20%程度の頭金は用意しておくと良いでしょう。
新生銀行 住宅ローンのデメリットは?
- 物件評価額全額での融資が受けられない?(口コミでの評価)
- 変動金利がわずか半年後に0.900%の金利(0.600%は最初の半年だけ)になってしまう(2019年2月現在)
がまず挙げられます。
変動金利で0.900%という水準は正直、割高と言えますので、新生銀行を選ぶのであれば7年~15年の当初固定金利タイプで金利上昇リスクを抑えつつ、比較的低金利で借り入れるのが得策かもしれません。
新生銀行 住宅ローンの独自の団信と安心パックの魅力
新生銀行だけの独自のサービスとして、要介護状態3以上になった時に住宅ローンが保険料で全額返済される介護特約の付いた団信と、繰上返済して返済期間を事前に短くしていると、いつでも電話一本で元本の返済をお休みできるサービスがセットになった「安心パック」があります。
3大疾病や8大疾病保障のように病気が特定されておらず、交通事故などにも対応しています。
新生銀行 住宅ローンの付帯サービスについて
新生銀行で住宅ローンを借りると、ATM手数料の無料で利用できるようになりますし、ネットバンキングを使っての他行宛振込み手数料が月間10回まで無料になるサービスがセットされます。
もし毎月ATMを10回以上使うなら年間でみると5万円ぐらいの手数料が節約できることになります。
その他にも、外貨預金の為替手数料が業界最低水準近くまで優遇される特典や月1回の海外送金手数料が無料という特典もあります。
新生銀行の住宅ローンの審査期間は?
新生銀行では仮審査という概念が無く、申し込みと同時に本審査となります。このため仮審査がある銀行と比較して審査期間は短いと言えるでしょう。
審査期間については約7営業日で結果が出ます。結果連絡は電話もしくは郵送となります。
住宅ローンの利用条件
年齢
申込時の年齢が20歳以上65歳未満。かつ完済時の年齢が80歳未満であること
勤続年数
連続した就業2年以上、自営業については業歴2年以上
雇用形態
申込時の年齢が20歳以上65歳未満。かつ完済時の年齢が80歳未満であること
年収・収入
年収300万円以上
国籍
日本国籍もしくは永住許可を有すること。
資金の用途
本人または家族が居住するための
- 戸建・マンション(中古物件を含む)の購入資金
- 戸建住宅の新築資金(融資は建物完成時に一括融資)
- 他の金融機関で現在借入中の住宅ローンの借換え資金(一部分の借り換えはできません)
※ただし、以下に該当する場合は取り扱いできない。
- 建物の敷地が定期借地権、または、普通借地権(旧借地法上の借地権含む)
- 対象物件が、市街化調整区域内にある場合(開発許可を得ている場合を除く)
- 対象物件が、都市計画区域外にある場合
- 対象物件が、別荘の場合
- 対象物件が、建築基準法およびその他の法令の定めに合致していない場合
※また、以下の資金使途には、この住宅ローンは利用できない。
- リフォーム資金のみ
- 土地のみの購入資金(底地の買い取り(建物の所有者が底地を買い取るケース)を除く)