埼玉縣信用金庫は埼玉県熊谷市に本店を置く信用金庫で、2001年には経営破綻した小川信用金庫の事業を譲り受けています。
埼玉県は経済規模が大きいこともあり、信用金庫でありながら店舗数も多く、大手と言える規模の金融機関です。
目次
埼玉縣信用金庫の住宅ローン(さいしん住宅ローン)の特徴
さいしん住宅ローンは、しんきん保証基金、全国保証の保証を付けて融資を受ける住宅ローンで、前者は借入額8,000万円、後者は1億円まで利用可能です。
住宅ローン利用には、事務手数料として33,000円(税込)、全国保証利用の場合にはさらに55,000円(税込)を支払う必要があります。なお、しんきん保証基金と全国保証を利用する住宅ローンで保証料も異なります。
さいしん住宅ローンの金利
さいしん住宅ローンは、例えば、変動金利タイプなら年0.625%~年1.075%で借りることができます。10年固定金利なら年1.42%(当初期間重視プラン固定金利特約付変動金利型住宅ローンの当初固定金利特約期間の金利)で借り入れ可能となっています。
ただし、ホームページで表示されている最優遇金利で住宅ローンを借りるには、以下の5 項目の内2項目以上を満たす必要があります。
- 給与振込
- カードローン
- しんきんカード
- インターネットバンキング
- 5大公共料金口座振替1種目以上
なお、当初期間重視プラン固定金利特約付変動金利型住宅ローン当初固定金利特約期間の金利の当初期間終了後は1%の金利優遇幅に減ってしまうので注意が必要です。
さいしん住宅ローンの団信(がん保障特約と3大疾病保障特約)
埼玉縣信用金庫では、通常の死亡を保障対象とする団体信用生命保険の他、がん保障特約付・リビングニーズ特約付住宅ローンと3大疾病保障付住宅ローンが用意されています。
がん保障特約付リビングニーズ特約付住宅ローンでは、死亡や高度障害の時、初めてがんと診断された時、がん以外でも余命6ヶ月以内と診断された時に住宅ローン全額が返済される住宅ローンで、金利に0.2%上乗せすることで利用できます。
一方、3大疾病保障特約付住宅ローンでは、死亡や高度障害、がんの他急性心筋梗塞と脳卒中で所定の状態となった時に住宅ローン全額が返済される住宅ローンで、金利に0.3%上乗せすることで利用することができます。
埼玉縣信用金庫は変動金利が0.625%、10年固定が0.90%、35年固定金利が1.20%と多彩な金利タイプが用意されており、どの金利も他行と比べて低い金利設定となっています。
埼玉県内で住宅ローンを考えている際には利用を検討してみると良いでしょう。
埼玉縣信用金庫の住宅ローンの評判
昨年についに念願のマイホームを購入しました。
マイホーム購入でお世話になった不動産屋がおすすめしてきた住宅ローンが埼玉縣信用金庫でした。
私は個人事業主として働いているので、住宅ローンの審査は厳しい結果になると思っていました。
案の定、住宅ローンの審査で引っかかりました。指摘されたのは自動車ローンでした。希望する住宅ローンの金額を借りるには、残っていた自動車ローンを清算する必要がある、というものでした。
何とか、自動車ローンを返済して住宅ローンを組めることになりました。
埼玉県にお住いの方におすすめの住宅ローンは?
今、首都圏などの都市部や地方問わず、インターネット銀行の住宅ローンを利用する人が非常に増えています。実際、住信SBIネット銀行やauじぶん銀行は、メガバンクと同じぐらい規模で住宅ローン利用者を増やしています。
ネット銀行の住宅ローンは都市部・地方部を問わず全国で利用できます。ネット銀行間でも激しく競争していますが、全国のいたるところでその土地その土地の地銀や信用金庫と住宅ローン利用者の獲得競争を行っています。
その結果、「金利が低いのはもちろん、無料で将来の病気やケガに備えられる保障が付いてきたり、様々な手数料を0円とする」など、地銀・信金の住宅ローンよりも有利な条件を提示しています。
ネット銀行の住宅ローンを警戒したり、自分は利用できないと決めつけることなく、まずは最新金利やキャンペーン情報を以下のページで確認してみてください。魅力の高さがきっとわかると思います。