七十七銀行の住宅ローンの金利は?10年固定終了後の金利も解説

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七十七銀行は宮城県仙台市に本店がある地方銀行で東北地方で最大手の地方銀行です。

七十七銀行の住宅ローン

七十七銀行は、主に宮城県と福島県を中心に東北地方で幅広く店舗を展開しています。住宅ローンに限らず、豊富な金融商品が揃っています。

その為、七十七銀行は東北地方にお住まいでマイホームの購入や建築を検討している人の候補として名前があがることが多くあります。

七十七銀行の住宅ローン「77住宅ローン」

七十七銀行の住宅ローン「77住宅ローン」は、給与振込や公共料金の引き落としなどの条件を満たすことで、住宅ローン金利が引き下げになります。なお、仮に金利引き下げの条件を満たしても変動金利タイプは年0.875%(2024年2月時点)なので、ネット銀行の住宅ローンと比べると高い水準と言わざるを得ません。

給与振込指定できない人は、さらに高い金利になるので、七十七銀行を普段から利用していない人にとっては、かなり利用しにくい住宅ローンと言えるでしょう。

2億円まで借り入れ可能です。ネット銀行では常識になりつつありますが、地方銀行としては少し珍しいと言えます。

最後に前述した金利優遇を受けるための条件を紹介しておきますので確認してください。

・給与振込(必須)
・七十七ダイレクトサービスの利用(必須)
・公共料金、学費、固定資産税などの7項目のうち2項目以上の口座振替
・77カードローンまたは77教育カードローンの契約または新規申込
・七十七カードの加入
・ご融資対象物件がエコ住宅(ZEH)の場合
・電子照明による契約サービスの利用

詳しくは七十七銀行の住宅ローンの商品説明書を確認しておくようにしてください。

商品説明書はこちら

七十七銀行の復興支援住宅ローン

七十七銀行には東日本大震災で被害を受けた方に対して特別金利で住宅ローンを組める復興支援住宅ローンも提供していますので該当する方は確認するようにしましょう。

七十七銀行の当初固定10年金利終了後の金利はどうなる?

次に仕組みを理解するのが難しい当初固定10年金利コースの金利について解説します。

七十七銀行の住宅ローンの金利

上記は2024年2月の七十七銀行の住宅ローンのチラシの抜粋です。今回確認したいのは、上記のチラシの右側に紹介されている当初固定10年金利コースです。

「当初固定期間終了後、店頭表示金利からずーっと年▲0.5%」と記載されています。非常にわかりにくい表現なので、特に10年固定金利終了後の金利水準がわかるように解説します。

  1. 2024年2月に借りた場合、10年間は年1.4%~年1.7%の金利が適用される
  2. 年1.4%で借りるには前述の金利優遇条件を満たす必要がある
  3. 10年経過した後は、店頭表示金利から年0.5%優遇される
  4. 2024年2月時点の店頭表示金利(変動金利)は、年2.475%なので、そこから年0.5%優遇されて、年1.975%になる。

店頭表示金利が変わらない前提ですが、変動金利で年1.975%の金利は非常に高いと言わざるを得ません。それでも七十七銀行の住宅ローンの当初固定10年金利コースを利用したい人は、この点を十分に理解して、10年間の間に積極的に繰り上げ返済するなど10年後の残高をできるだけ少なくするように努めることをおすすめします。

商品説明書はこちら

七十七銀行のリバースモーゲージ

七十七銀行にはリバースモーゲージ型ローンも取り扱っています。

リバースモーゲージ型ローンは60歳以上80歳以下の方が本人またはお子様世帯等が居住する住宅の新築に利用することができ、借りたお金は死亡時に住宅を売却することで一括返済する仕組みです。

リバースモーゲージは60歳以上でも住宅ローンを組むことのできる制度ですが、融資金額や融資利率が担保評価によって変わります。
また、不動産を担保に取るとはいえ、公的年金など安定した収入があることが求められます。

リバースモーゲージはいくつか注意しなければならない点もありますが、60歳以上でも住宅ローンを借りられる便利な制度です。
条件にあてはまる方で住宅の購入を考えている方は選択肢の一つとして覚えておくと良いでしょう。


七十七銀行は東北最大手の地方銀行で、通常の住宅ローンに加えて復興支援住宅ローンやリバースモーゲージなど豊富なラインナップとなっています。

宮城県にお住いの人におすすめの住宅ローン

今、首都圏などの都市部や地方問わず、インターネット銀行の住宅ローンを利用する人が非常に増えています。実際、住信SBIネット銀行やauじぶん銀行は、メガバンクと同じぐらい規模で住宅ローン利用者を増やしています。

ネット銀行の住宅ローンは都市部・地方部を問わず全国で利用できます。ネット銀行間でも激しく競争していますが、全国のいたるところでその土地その土地の地銀や信用金庫と住宅ローン利用者の獲得競争を行っています。

その結果、「金利が低いのはもちろん、無料で将来の病気やケガに備えられる保障が付いてきたり、様々な手数料を0円とする」など、地銀・信金の住宅ローンよりも有利な条件を提示しています。

ネット銀行の住宅ローンを警戒したり、自分は利用できないと決めつけることなく、まずは最新金利やキャンペーン情報を以下のページで確認してみてください。魅力の高さがきっとわかると思います。

auじぶん銀行の住宅ローンの詳細

住信SBIネット銀行の住宅ローンの詳細

PayPay銀行の住宅ローンの詳細

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