千葉銀行(ちばぎん)は、千葉県千葉市中央区に本店を置く千葉県内最大手の地方銀行です。総資産でみても地方銀行のなかで有数の規模を誇り、千葉県を中心に東京都・大阪府・埼玉県・茨城県に店舗を構え、海外事業も行っています。
この記事では、千葉銀行の住宅ローン「選べる住宅ローンベストチョイス21」を中心に、つなぎ融資の要否・保証料・金利割引プラン・団信の要点を、教科書のように基礎から整理して解説します。

目次
ちばぎん「選べる住宅ローンベストチョイス21」の特徴
千葉銀行の主力住宅ローン「選べる住宅ローンベストチョイス21」は、住宅取得・土地取得・増改築やそれらに伴う諸費用に利用できるローンで、借入額は最大1億円、借入期間は最長35年まで利用できます。現在も取り扱われている現行商品です(2026年7月1日現在、千葉銀行公式)。
千葉銀行の住宅ローンは、ちばぎん保証株式会社による保証が前提です。そのため保証人を用意する必要はありませんが、保証料が発生します。
保証料は借入額・借入期間・審査結果によって決まります。一般的な目安としては借入額100万円あたり借入期間20年で15,000円程度、35年で21,000円程度とされ、たとえば4,000万円を35年で借りた場合は80万円超の保証料がかかる計算になります。正確な保証料は審査・借入条件で異なるため、最新の料率は千葉銀行公式サイトでご確認ください。
なお、借入時にまとめて保証料を支払わない方法も選べますが、その場合は店頭表示金利に年0.200%〜0.400%が上乗せされ、総支払額は増える可能性が高い点に注意しましょう(千葉銀行公式の金利割引プラン説明に明記・2026年7月確認)。
千葉銀行の住宅ローンは「つなぎ融資不要」?
注文住宅を建てる場合、工事の着工金・中間金など、住宅ローンが実行(融資)される前にまとまったお金が必要になることがあります。その立替えのために一時的に借りるのが「つなぎ融資」です。千葉銀行では、このつなぎ融資をできるだけ使わずに進められる仕組みが用意されています。
ベストチョイス21(新築・新規購入コース)の分割融資
「選べる住宅ローンベストチョイス21」は、「住宅新築資金」としての融資に対応しています。もちろん、土地付住宅購入資金(中古物件を含む)やマンション等の集合住宅購入資金(中古物件を含む)にも利用できます。
さらに「住宅用土地購入資金」や「増改築資金・改装・補修資金(マンションの共用部分の修繕工事負担金を含む)」にも対応しており、土地の購入から建物の新築までを住宅ローンと同じ利率で進められる分割融資に対応しています。これにより、つなぎ融資を使わずに住宅建築を進めやすくなっています。
ちばぎん住宅ローン「職人技」
千葉銀行には、株式会社ERIソリューションの「建築資金出来高支払管理制度」を活用した住宅ローン「職人技」も用意されています。工事の出来高に応じて着工前から早期に融資を受けられるため、つなぎ融資を受ける必要がなくなる点がメリットです。融資条件はベストチョイス21と同様に最大1億円・最長35年が目安とされています。商品の取扱内容は変更されることがあるため、現在の取扱状況・条件は必ず千葉銀行公式サイトでご確認ください。
住宅関連諸費用の借り入れにも対応
特徴的なのは、住宅取得や増改築に伴うさまざまな費用にも借入対象を広げられる点です。
例えば、「システムキッチン・ユニットバス設置等の住宅関連設備資金」、「外構・植栽・門塀・造園・車庫等のエクステリア資金」、「照明器具・家具・家電製品等のインテリア資金」、「解体工事費・給排水工事費・造成工事費」などです。
ほかにも、「住宅取得に伴う税金(消費税・登録免許税等)」、「住宅取得に伴う諸費用(登記費用・引越費用・不動産仲介手数料等)」、「借入れに伴う諸費用(保証料・事務取扱手数料・火災保険料・担保関係費用等)」などにも利用できます。
選べる住宅ローン金利割引プラン

千葉銀行では、借入期間中ずっと同じ割引を受けられる全期間割引プラン、当初選択期間中の固定金利の割引幅が大きい当初期間割引プラン、最後まで金利が変わらない全期間固定金利型の3つの考え方から選べます。
全期間割引プランは、変動金利を比較的低金利で借りられる商品設計です。一方、当初期間割引プランは借入当初の金利引き下げ幅が大きめに設定されています。地方銀行でこうした複数の割引プランを用意しているのは珍しく、ニーズに合わせて選びやすい内容といえるでしょう。適用金利は申込時点ではなく借入時点の店頭表示金利が基準となるため、実際の金利は最新の公式情報で確認してください。2026年7月1日時点では変動金利が年1.225%程度からとされていますが、審査結果や金利割引の適用状況によって実際の適用金利は異なります(最新の適用金利は千葉銀行公式サイトでご確認ください)。
ミックスタイプ借入れ(変動金利+固定金利)
千葉銀行では、変動金利と固定金利を組み合わせて借りるミックスタイプ借入れも利用できます。借入を2本に分け、金利上昇リスクを抑えたい部分は固定金利、低金利を活かしたい部分は変動金利、というように分散できるのが特徴です。対象条件(借入期間・固定金利の割合・給与振込やアプリ利用などの利用要件)は商品改定により変わることがあるため、最新の適用条件は千葉銀行公式の住宅ローンシミュレーション・商品説明でご確認ください。
千葉銀行は、地方銀行のなかでは変動金利の商品ラインアップが豊富で、疾病保障(団信)も充実しています。ネット銀行よりも金利面で有利とは言いにくい面もありますが、千葉銀行の営業エリア内で住宅購入を考えている方であれば、対面でのサポートを受けながら利用を検討する価値があるでしょう。
千葉銀行とネット銀行の住宅ローンを比較
地方銀行の対面サポートとネット銀行の低金利は、それぞれ得意分野が異なります。千葉銀行を検討するときは、次のような観点でネット銀行と見比べておくと、自分に合う一本を選びやすくなります。
| 比較の観点 | 千葉銀行(対面型・地方銀行) | ネット銀行(例:auじぶん銀行・ドコモの銀行(旧・住信SBIネット銀行)) |
|---|---|---|
| 金利水準 | 店頭表示金利からの割引方式。地方銀行では比較的競争力があるが、最優遇はネット銀行が有利な傾向 | 変動金利は最優遇水準が低めの傾向。適用には所定の条件あり |
| 保証料 | ちばぎん保証による保証が前提で保証料が発生(前払い、または金利に年0.200%〜0.400%上乗せ) | 保証料は原則不要のことが多い |
| 事務手数料 | 保証料方式のため事務取扱手数料は比較的抑えめ(別途諸費用あり) | 借入額×2.20%(税込)などの定率型が中心で初期費用が大きくなりやすい |
| つなぎ融資 | 分割融資や「職人技」で、つなぎ融資を使わずに進めやすい | 対応は銀行により異なる。注文住宅では要確認 |
| 相談・手続き | 店舗で対面相談ができる。地元で口座やサービスをまとめやすい | ネット完結が中心。自分で比較・手続きを進める必要がある |
※上表は一般的な傾向を整理したものです。金利・手数料・保証料は各行の審査結果や時期によって変わるため、実際の数値は必ず各金融機関の公式サイトでご確認ください。総返済額は金利だけでなく保証料・事務手数料・団信の上乗せまで含めた「総コスト」で比較するのが基本です。
金利上昇局面では「比較」がいっそう重要に
2026年は金利のある時代に入りつつあります。日本銀行は2026年6月の金融政策決定会合で政策金利(無担保コール翌日物の誘導目標)を1.0%程度へ引き上げ、多くの銀行が短期プライムレート(変動金利の基準)を引き上げる動きを見せています(反映時期は各行で異なります)。長期金利の上昇を受けて、フラット35など全期間固定金利は3%台となっており、2026年7月の【フラット35】金利は融資率9割以下・返済期間21年以上35年以下で年3.140%です(住宅金融支援機構・2026年7月時点。翌月以降の金利は公式でご確認ください)。
こうした局面では、変動・固定どちらを選ぶか、保証料の支払い方をどうするかで総返済額が大きく変わります。千葉銀行のような地方銀行の対面サポートと、ネット銀行の低金利の双方を比較し、自分の返済計画に合う一本を選ぶことが大切です(金利・政策の最新動向は日本銀行や各行公式でご確認ください)。
千葉銀行の住宅ローンの評判
- 30代/女性・・・担当者の説明がわかりやすかった
- 40代/女性・・・商品内容も良く手続きがスムーズだった
- 40代/男性・・・給与振込口座にもしたので借り入れ後も効率的
- 40代/男性・・・疾病保障をセットしても比較的金利が低かった
- 30代/男性・・・変動と固定のミックスローンがお得に利用できた
- 30代/男性・・・千葉県で住宅ローンを借りるなら一択だと思う。
- 30代/女性・・・カードローンを勧誘されてしぶしぶ加入することになった
- 40代/男性・・・店舗に何度も行く羽目になった。説明も長かった。忙しい人には不向き
- 50代/男性・・・ネットバンキングの画面が使いにくく借り入れ後に困った
- 40代/男性・・・ネット銀行と比較していることを伝えたらすぐに営業員が諦めた
よくある質問(FAQ)
Q. 千葉銀行なら本当につなぎ融資はいらない?
A. 注文住宅でも、ベストチョイス21(新築・新規購入コース)の分割融資や「職人技」を使えば、つなぎ融資を使わずに進められる可能性があります。ただし利用には所定の条件があり、ハウスメーカー・工務店の支払いスケジュールとの調整も必要です。最終的な可否は審査と商品の取扱状況によるため、早めに千葉銀行へ相談しましょう。
Q. 保証料は払う方式と金利上乗せ方式、どちらが得?
A. 一概には言えません。借入時に保証料を一括で支払う方式は総支払額を抑えやすい一方、初期費用が増えます。金利に年0.200%〜0.400%を上乗せする方式は初期費用を抑えられますが、長期で見ると総支払額が増えやすい傾向です。借入額・期間・繰上返済の予定を踏まえてシミュレーションで比較するのがおすすめです。
Q. ネット銀行と千葉銀行、どちらを選ぶべき?
A. 金利や手数料の低さを最優先するならネット銀行(auじぶん銀行・ドコモの銀行など)が有力です。一方、対面で相談しながら進めたい、地元で口座やサービスをまとめたいという方には、千葉銀行のような地域金融機関が向いています。両方を必ず比較し、金利だけでなく団信・諸費用・サポート体制を含めた総合的なコストで判断しましょう。
千葉県にお住いの方におすすめの住宅ローンは?
住宅ローンは、地銀などの店舗で相談しながら契約する方法だけではありません。近年はネット完結型の住宅ローンも普及しており、店舗運営コストを抑えられることから、一般的に店舗型より低い金利が設定されるケースがあります。住宅ローンの総返済額は金利のわずかな差でも大きく変わるため、比較検討は欠かせません。SBI新生銀行もネット完結型ならではの魅力的な金利を提供しているため、住宅ローン選びの選択肢としてぜひチェックしてみてください。
SBI新生銀行の住宅ローンは、都市部だけでなく地方にお住まいの方でも全国から利用できます。店舗のある地域に限られず、多くの方が申し込みできるため、全国各地で地銀や信用金庫とも住宅ローン利用者の獲得競争を行っています。そのため、魅力的な金利や充実したサービスの提供に力を入れており、住宅ローンを検討する際は、地域の金融機関とあわせて比較してみる価値があるでしょう。
その結果、「金利が低いのはもちろん、無料で将来の病気やケガに備えられる保障が付いてきたり、様々な手数料を0円とする」など、地銀・信金の住宅ローンよりも有利な条件を提示しています。
自分は利用できないと決めつけることなく、まずは最新金利やキャンペーン情報を以下のページで確認してみてください。魅力の高さがきっとわかると思います。










